スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
ブルーハーツ・ハイロウズ・クロマニヨンズと形を変えながら、常に日本のロックシーンの最前線に立ってきた甲本ヒロト。
今回は「甲本ヒロト」を徹底解剖と題し、経歴や音楽との出会いなど、詳しくまとめていきたいと思います!
ヒロトにはいくら語り尽くしても終わらないだけの魅力がありますよね。
ぜひこの記事を読んで、さらにヒロトのことを好きになってもらえると嬉しいです(^^)
長い記事になりますので、じっくり読んでみてくださいね。
甲本ヒロトの経歴
本名:甲本浩人(こうもと ひろと)
生年月日:1963年3月17日
出身:岡山県岡山市
身長:174cm
血液型:O
最初にヒロトの経歴を簡単に紹介していきます。
後に日本を代表するボーカリスト「甲本ヒロト」は、1963年3月17日、岡山県岡山市に誕生。
実家はクリーニング業「ドライ甲本」を営んでいました。(既に閉店)
弟は俳優の「甲本雅裕」。
兄はロックミュージシャンで、弟は俳優とは一体どんな兄弟だ、って感じですよね(^_^;)
学歴
岡山大学教育学部附属小学校
岡山大学教育学部附属中学校
岡山県立岡山操山高等学校
法政大学経済学部経済学科 中退
これを見ると分かるように、ヒロトってめちゃくちゃ頭が良いんですよ。
特にブルーハーツ時代は暴れ回るわ、舌を出して体を揺らして歌うわで、知らない人が見たらちょっとおかしい人に見られがちですが、本当は頭脳明晰。
ちなみに出身小学校の「岡山大学教育学部附属小学校」は、なんと小学校で既に受験がある学校。
当時も受験があったか定かではないですが、大半の子供は学区域の小学校に行くところを、国立大学付属の小学校に行ってる時点で普通の子供ではないですね(笑)
そして高校の「岡山操山高等学校」は偏差値「65」。普通の人はとても入れないような、いわば進学校です。
最後は法政大学中退ですが、そもそも大学進学が東京でバンドをやるための口実だったでしょうから、そもそもあまり勉強をする気もなかったのでしょう(^_^;)
ちなみに大学時代の様子は、当時同じアパートに住まれていた船木さんという方が公開している「甲本ヒロトとのエトセトラ」という記事が、ものすごくリアル感があるのでオススメです。(船木さんは僕と同じ秋田出身という情報も一応付け加えておきます(笑))
音楽経歴
ヒロトはもともと全く音楽に関心を示さないどころか、むしろ軽蔑しているほど。
そんなヒロトが音楽にのめり込むきっかけになったのがイギリスのビートバンド、「マン・フレッドマン」の「Do Wah Diddy Diddy(ドゥ・ワー・ディディ・ディディ)」を聴いたのが始まり。
ラジオから流れて来たこの曲に心を打たれたヒロトは、涙を流し、畳をかきむしりました。
以来ヒロトはロックンロールにドップリと浸かっていくのです。
ちなみに後年、ブルーハーツ解散後に一時期結成していた「THE HOUSTONS」ではヒロト訳詞で「Do Wah Diddy Diddy」の日本語カバーを歌っています。このへんの音楽出会い話については、最後の方にある本のコーナーでも紹介しますが、「ロックンロールが降ってきた日」で詳しく書かれていますよ。
そんなヒロトが初めてバンドを組むのが高校3年生のとき。
のちに「THE COATS」を共に結成する盟友・亀山哲彦さん(通称キャプテン)に誘われ「ラウンド・アバウト」へボーカルとして加入します。
高校卒業後、ラウンドアバウトのメンバーで揃って上京するも、1982年に解散。
その後、モッズバンド「THE COATS」を結成します。
当時東京ではモッズシーンというバンドムーブメントが盛り上がっており、多数のモッズバンドがしのぎを削っていました。
モッズについてはまた詳しく別記事で解説しますが、このモッズシーンでひときわ存在感を放っていたバンドこそが、マーシーが在籍していた「THE BREAKERS」なのです。
「THE COATS」もモッズシーンで活動していたものの、活動期間が短くすぐ解散してしまったため、当時のシーンではあまり目立った存在ではなかったようでした。
ちなみに現・コレクターズの加藤ひさしさんは「THE BIKE」としてモッズシーンで活動しており、モッズの潮流を汲んだまま「ザ・コレクターズ」を結成してます。(ちなみに加藤さんはブルーハーツのベースに誘われたことで有名)
この後の話は有名なところで、ヒロトもマーシーも各々のバンドが解散し、これからどうしようかという状態に。
そしてヒロトが住んでいた笹塚の工場跡(たしかバトミントン用具を作る工場だったはず)にバンドマンが集まり勝手に住み始め、マーシーと出会いブルーハーツを結成することになるのです。
この後の流れはこちらの記事で書いてますので、さらに詳しく知りたいかたはどうぞ。
『ブルーハーツ』デビューまでのメンバー変遷と、脱退メンバーのその後甲本ヒロトの現在
1985-1995 ザ・ブルーハーツ
1995-2005 ザ・ハイロウズ
2006- ザ・クロマニヨンズ
といったバンド遍歴があり、現在は『ザ・クロマニヨンズ』のボーカリストとして活動中。
偉大なロックミュージシャンたちの例に漏れず、生涯バンド活動を続けるんだろうなと思いますね。
クロマニヨンズの伝説はこれからも続いていくでしょう。
甲本ヒロトの趣味
「ヒロトの趣味なんて音楽に決まってるでしょ」という声が聞こえてきそうですが、実は他にもあるんです。
主なところはこんな感じ。
・バイク
・アニメ
・昆虫採集
・スポーツ(プロレス、バスケットボール)
詳しくはこちらの記事で解説しています。
甲本ヒロトの趣味を徹底解説!バイク・アニメ・昆虫採集・スポーツetcについて甲本ヒロトは天才か?
「甲本ヒロトは天才か?」ファンに聞けば全員「イエス」と答えるでしょう。
断言します。ヒロトは紛れもない天才です。
ヒロトを天才と語れるポイントはいくつもありますが、一番はやはり「言葉」でしょうね。
よく言われることですが、リンダリンダの出だしなんて神がかってますよ。
「ドブネズミみたいに 美しくなりたい 写真には映らない 美しさがあるから」
ですからね(^_^;)
普通の感性じゃこんな言葉は出てきません。
天才論については詳しくは以下の記事で解説しています。
甲本ヒロトは天才であるという話【ロック界の伝説】甲本ヒロトの歌い方
ヒロトの声と言えば、どんなサウンドにも埋もれない圧倒的な存在感のある声が魅力ですよね。
そしてシンプルに万人に受け入れられるような聴きやすい声でもあります。
ヒロト・マーシーがそれぞれ作曲し、基本的にヒロトが歌うというのが彼らのバンドスタイル。
個人的にマーシーの世間的知名度が低いのが悲しいですし、マーシーの圧倒的な作曲・文学的センスがたまらなく大好きです。
しかしながらブルーハーツがロックシーンの頂点まで行ったのは、ヒロトの声があったからというのは否定できないところですね。
ヒロトの声はそれだけ唯一無二の素晴らしい声ということができます。
甲本ヒロトのファッション
ヒロトの服装はいつ見てもカッコイイですよね。
基本的には「革ジャン・ブーツ・ロックTシャツ」など、いかにもロックミュージシャンらしいロックアイコン的な物を好んで使用しています。
同じものが欲しいと思うのがファンの常ですが、いかんせんヒロトは日本を代表するロックミュージシャン。
当然にお財布に余裕があるようで、なかなか気軽に買えない金額のものばかり愛用しています(^_^;)
詳しくはこちらの記事で解説しています。
甲本ヒロトのファッションを完全網羅!革ジャンからブーツまで全身を解説甲本ヒロトの機材
ボーカリストなので、マーシーみたいにたくさん機材は持っていないです。
しかしブルーハーツ・ハイロウズ時代は曲によってアコギを弾いてましたし、なにより日本随一のブルースハープ奏者なので、ブルースハープは豊富。
ヒロトは「加えた時の味がいい(笑)」ということで、ドイツの老舗メーカー、ホーナーのスペシャル20というブルースハープを愛用しています。
ブルースハープについては詳しくはこちらの記事で解説してますので、参考にどうぞ。
ギターなどのその他機材についても、別の記事でまとめています。
甲本ヒロトの使用機材は?ハーモニカやギターまとめ甲本ヒロトに関係する本
この記事をここまで読んでいただいてる方は、ヒロトが大好きでしょうから、本も読みたいはず(笑)
しかしながらヒロト自身が書いた本って無いんですよね。
テレビにも出たがらなかったり、商業的なことが嫌いなので、たぶん今後も本を出すことはないだろうというのが個人的な見解。
ハイロウズ時代までの歌詞を抜粋してまとめた「日曜日よりの使者の詩」、甲本ヒロト論研究会なる団体(詳細不明)が書いた「甲本ヒロト論」(内容は名言集+解説といった感じ)など、色々な本が出版されています。
個人的にオススメするとなれば、やはり本人による雑誌インタビューですね。
ただ遡っていくと膨大な数の雑誌があり、全て収集するのはまず困難(^_^;)
現在でも販売されていて手に入るオススメのインタビュー雑誌や本を別記事でまとめてますので、ぜひご覧ください。
甲本ヒロトに関係する本・雑誌まとめ【おすすめを紹介!】他にもウェブ上のインタビュー記事を一覧でまとめてますので、参考にどうぞ。
甲本ヒロト・真島昌利『WEBインタビュー記事』まとめ甲本ヒロトの言葉
さきほどの本の章でもお話したように、名言集的な本が発売されるほど、ヒロトの言葉は力強く魅力がありますよね。
僕はかなりの量の雑誌をコレクションしており、あまり聞いたことのない発言もピックアップした記事を制作しました。
内容は随時更新していきますのでお楽しみに!
【珠玉の言葉】心揺さぶる甲本ヒロトの名言を紹介「甲本ヒロトを徹底解剖!過去から現在まで全てまとめます」まとめ
甲本ヒロトについて徹底的にまとめてきました。
今もなお『ザ・クロマニヨンズ』として日本のロックシーンの最前線で活動しており、その魅力は色褪せませんよね。
やはりヒロト・マーシーの魅力と言えばライブに尽きます。
元々ファンの方はもちろん、今まさに興味を持っている人は、ぜひ一度ライブに足を運んでみて欲しいですね(^^)
どうも、スズキサトシ(@sasa_rhythm)でした。