2018年12月に見た映画を紹介していきます。
今月見た映画は11本。
先月が4本しか見れなかったので、意識してたくさん見ました。
映画を見ると知見が増えますし、映画も音楽も「人に何かを伝えるもの」という点では一緒。
そういった意味で音楽的にも活かせるところが多々あるので、映画を見ることは非常に重要だと思っています。
ということで紹介していきましょう~。
amazonプライム会員がお得すぎる!圧倒的メリットを紹介ブルースブラザーズ
満足度 10/10
音楽好きとしてはもっと早く見るべきであったと、心から思う作品でした。
たまたまプライムで「ブルース」の文字に惹かれて見たのですが、本当にブルース要素がたんまり詰まった歴史に残る音楽映画。
しかもエンターテイメント性が強く、ブルースを知らずとも純粋に楽しめる作りになっているのが凄かったですね。
出演ミュージシャンがとにかく豪華なのも魅力で、ざっと挙げても「ジョン・リー・フッカー」、「レイ・チャールズ」、「ジェームス・ブラウン」、「アレサ・フランクリン」など名だたる面々が揃い踏み。
個人的にマディ・ウォーターズバックバンドの演奏で「ジョン・リー・フッカー」が路上で歌うシーンはゾクゾクしましたね。(本来はマディが歌うはずが、風邪をひいたため急きょ彼のバックバンドでフッカーが歌ったという経緯があります)
ブルースブラザーズ2000
満足度10/10
先のブルース・ブラザーズの続編。
前作が1980年に公開され、今作が1998年に公開されています。
「BBキング」、「ボ・ディドリー」、「エリック・クラプトン」、「ビリー・プレストン」など新しい豪華な顔ぶれも登場。
これほどまでの音楽界の豪華な面々が揃う映画は、後にも先にもブルースブラザーズだけでしょう。
ぜひ2作続けて見て欲しい作品ですね。
ブルースの女王
満足度9/10
ブルースの女帝と呼ばれ、1920年代-1930年代に活躍した女性ブルースシンガー「ベッシー・スミス」の実話をもとにした映画。
当時の状況がリアルに伝わってきますので、ブルース好きにはたまらない映画ですね。
僕はまだブルースについてはさほど詳しくは無いので、女性ブルース歌手で大成功を収めた人物がいると知れたことも楽しめたポイント。
アンコール
満足度:8/10
タイトルから察することができるように、音楽映画の部類。
ただ音楽という要素がありつつも、「ヒューマンドラマ」といった方が適切かもしれません。
老夫婦の人生に音楽が与えた影響を目の当たりにすると、感動すること間違いなし。
Ray
満足度:10/10
先のブルースブラザーズの項でも登場した、伝説のピアニストでシンガー「レイ・チャールズ」の自伝的映画。
これは個人的にこれまで見た音楽映画ではトップクラスの面白さでしたね。
僕は「レイ・チャールズ」は名前を知っている程度で、さほど詳しくはなかったのですが、本作で聴いたことがある曲が彼の作品だったことを知り、新しい知見が得られました。
時計じかけのオレンジ
満足度:7/10
一部で絶大なカルト的人気を誇っている映画。原作は1962年の同名小説です。
「人間の暴力・狂気」と「人体実験の恐ろしさ」をテーマに作られており、人間の善悪について考えさせられる一作となってます。
ちなみにストーンズの「ミック・ジャガー」が主演を務める可能性もあったという逸話もあり、音楽界とは切り離せない一面も。
ブルーに生まれついて
満足度:7/10
Rayと同じタイプの自伝的映画。
こちらは1950年代に一世を風靡したジャズ・トランペット奏者「チェット・ベイカー」の半生を描いてます。
やや映画の作りが冗長な印象を受けたため、評価は抑え気味。
純粋に音楽映画として面白いのでオススメですよ。
スノーデン
満足度:10/10
アメリカ国防機関「NSA」の盗聴監視システムを暴露し、世界中を騒がせた「エドワード・スノーデン」の半生と暴露までを描いた作品。
これはもう無茶苦茶に面白かったですね。
「正義」とは何か?「正しさ」とは何か?改めて考えさせられます。
アイヒマンを追え~ナチスがもっとも畏れた男~
満足度:9/10
ナチス関係の映画はこれまで何度も見ましたが、僕個人としては一番面白かったのが本作。
某国に潜伏中のナチスの重要人物「アイヒマン」を、主人公の「フリッツ・バウアー検事長」が追いつめていくのを描いています。
こういった歴史史実映画は、創作にはないリアルさがたまりませんね。
イコライザー
満足度:8/10
まさにアメリカ映画と言えるような内容。
主人公の謎・圧倒的な力・強大な敵、全ての要素が絡み合って物語を彩ります。
続編も公開されているようなので、ぜひ見たいと思うところ。
サイドマン:スターを輝かせた男たち
満足度:10/10
唯一映画館で見た作品。
ブルースの2大巨頭「ハウリン・ウルフ」と「マディ・ウォーターズ」を陰で支えたサイドマンたちを描いたドキュメンタリーです。
改めてブルースという音楽の偉大さが身に染みて、本当の音楽を後世に残していく必要があると感じました。
詳しいレビューを後日別記事で追加します。