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対位法・和声法の独学で参考になった本

音楽理論を学んでいると、自然と耳に入ってくる単語が「対位法」と「和声法」。

 

自分自身21歳でギターを始め、都度都度必要だと感じた時に音楽理論を独学し、ほとんど最低限と言える知識しかありませんでした。

 

そして対位法・和声法については、クラシックをやるワケじゃないからいらないでしょと、長い間勉強する気は更々無かったのです。

 

しかしながら、DTMを初めてからオーケストラな曲も作りたいと思うようになり、色々と本を手に取り勉強をしました。

 

ということで、実際に読んで分かりやすいかつ、勉強になった本を紹介してみようと思います。

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対位法・和声法の独学で参考になった本

やさしく学べるポピュラー対位法

ぶっちぎりで分かりやすかったのがこの本。

 

音楽理論系の書籍は敢えて理解させないようにしてるかのような論文のような本もあったりしますが、このシリーズは総じて平易で分かりやすい。

 

動揺を課題に、読みながら実際に追旋律を付ける課題にも取り組めるので、アウトプットしながら吸収できました。

 

対位法の知識が0の自分でも楽しみながら読み進めることができました。

 

対位法の知識をここまで平易に説明している本は唯一と言っても過言で無いほどの良書。

作曲・アレンジに活かす為のポピュラー和声学

先ほどの対位法の本と同じ著者が、和声学について解説した本。

 

どのシリーズもホントに分かりやすいので、同じく和声法を学びたい人は間違いなく参考になります。

 

同じく課題を挟みながら内容が進んでいくので、知識の定着も図れますね。

 

和声についての基礎から、最後は無調性音楽まで触れてるので、和声の世界の入り口を学べる素晴らしい本。

やさしく学べるオーケストラアレンジ

またも同じ著者の方の本で、タイトル通りオーケストラアレンジに特化した内容です。

 

大袈裟では無く彦坂さんのこのシリーズの本は全部読んでおくと間違いはありません。

 

楽器毎の役割などが丁寧に解説されてるので、アレンジにおいてどう楽器を使えば良いかが学べます。

 

音の重ね方の考え方は、バンドサウンドを作る上でも応用できますね。

本を読んでどんな曲を作れるようになったのか?

 

自信を持ってオーケストラアレンジやストリングスアレンジができるようになりました、とは言えないものの、なんちゃってな感じではとりあえず作れるようになりました(汗)

 

色んな曲を作ったのですが、自分でも気に入っているのはこの辺。



 

和風音楽素材の配布サイトを運営してるので、どれも和風曲なんですが、学んだことを落とし込んで作ってます。

 

対位法・和声法を学ぶ以前はギターで弾き語って作る以外に曲作りが出来なかったので、自分的にはかなり曲作りの幅が広がりました。

 

あと自分のメインの創作である「スズキサトシ」としての音楽にも、学んだ事が反映できるようになりました。


一応現在発表している自身の楽曲で一番人気(記事執筆当初2021年4月時点)のある「桜」ですが、とくに前奏部のアレンジは対位法が活かされてます。

 

ざっくりな説明ですが、歌のメロディか上がっていってるのに対し、カウンターメロディのピアノは下がってるというもの。

 

元々キーボード類は入っていない曲でしたが、入ってからの方が反応も良くなったと実感してます。

 

とまあこんな感じで、バンドサウンドにも大いに活かせるので、クラシック畑以外の方も学ぶ価値は大いにあるように感じます。

「対位法・和声法の独学で参考になった本」まとめ

ということでざっくりと対位法・和声法の独学の参考になった本を紹介してきました。

 

結局全部同じ著者の方の本になったのですが、圧倒的に分かりやすかった上でのチョイスだったので、変な意図はありません(笑)

 

勿論、より本格的な知識を習得するには、これだけでは不十分かもですが、自分のようにサラッとでいいから学びたいという人にはこれでも十分だと感じます。

 

ぜひ書籍を手に取り、作曲の幅を広げる喜びを感じで貰えますと幸いです。