スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
「自分のライブを綺麗に録音したい」
「スタジオ練習の際に録音できる、便利なレコーダーが欲しい」
そんな方がぜひ一台持っておきたいのが、『リニアPCMレコーダー』。
聞きなれない人も多いかと思いますが、高音質での録音専用に作られているレコーダーであり、いわゆるICレコーダーとは音質は雲泥の差があります。
大音量でも決して音割れせず、綺麗な音で録音できるため、一度使えばその性能に驚愕すること間違いありません。
現代においてはスマホ録音もある程度使えるものの、『リニアPCMレコーダー』ではステレオ録音・ライン録音などもでき、使用できる幅が非常に大きいです。
今回の記事では、長年同機器を使ってきた経験を元に、誰でも使いやすいおすすめのレコーダーを紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
音楽用のリニアPCMレコーダーを選ぶポイント
1.ICレコーダーと間違えない
2.利便性
3.価格
拘っていくといくらでもありますが、重要な選ぶポイントはこの3つ。
もう少し掘り下げて説明していきましょう。
①ICレコーダーと間違えない
選ぶポイントというよりも、注意点ですがとにかく間違えやすいので真っ先に取り上げました。
冒頭にも書いたように、『リニアPCMレコーダー』の特徴は、なんと言っても圧倒的な高音質。
万が一、間違えてICレコーダーなんて買ってしまったら大変です。
見た目もかなり似通っているため、くれぐれも商品名をよく見て注文しましょう。
もちろん記事後半で紹介するのは、間違いなくリニアPCMなのでご安心を。
②利便性
高性能な器機ゆえ、使い方がちょっとわかりにくい物も中には存在。
いざ録音する時に「設定を間違えて録音に失敗していた」なんてことにならないように、なるべく使いやすいのを選びたいところ。
基本的に説明書を読めば使えるでしょうけども、念頭においておきたいですね。
③価格
特殊な器機ゆえ、安い物でも1万円を切るくらい、高いと5万円程度という、かなりのピンキリ。
録音して練習用に確認したりするなど、とくに外部に録音物を作品として出したりするわけでなければ、最上位の物は正直オーバースペック。
ゆえにベストなところとしては、高くても2万円前後が妥当だと感じるところで、おすすめ商品もその基準で選んでいきたいと思います。
では早速おすすめを見て行きましょう。
おすすめのリニアPCMレコーダーランキング
TASCAM/DR-05VER2-JJ
もっとも安価な部類のリニアPCMレコーダー。
唯一、一万円を切る機種であり、価格で選ぶならばこちらで間違いありません。
しかし安さの代償ゆえか「作りの甘さ」を指摘するレビューも散見されるので、高音質録音の機能を果たすならば、他はさほど気にしない方であれば問題無いでしょう。
シンプルイズベストを体現するかのように、余計な機能も無く、初めて使う人でもすんなり使いこなせますね。
SONY/ PCM-A10 2018年モデル
老舗オーディオメーカーとして名高い、ソニーの最新リニアPCMレコーダー。
先の『TASCAM/DR-05VER2-JJ』と倍近くの価格ですが、相応の機能が備わっています。
ハイレゾ録音・再生&bluetoothという、最新鋭の技術が搭載されているうえ、ノイズカット・イコライザーまで付いている優れもの。
スマホでリモート操作もできますし、最新鋭のリニアPCMレコーダーと言っても過言では無いでしょう。
自分は2010年頃に買った古い機種を未だ現役で使ってますが、個人的に今買いなおすのであれば、こちらを選びますね。
ZOOM/H4nPro
音楽プレイヤーにとっては、エフェクターでお馴染みのZOOM製のレコーダー。
特筆すべきは、2in2outのオーディオインターフェースとして使用できること。
DTMも行う人にとっては、とにかく便利であり、レコーダーの枠を超えて様々な用途で使い道があり、まさに規格外と言えるでしょう。
単純なレコーダー用途のみならば、他にも高性能な物もありますが、音楽プレイヤーの利便性という点については群を抜いていると言えますね。
楽曲制作者ならば、手に取って後悔はしない一品。
OLYMPUS/LS-P4
価格と性能のバランス感という意味で、非常に手堅いと言える一品。
先のソニーと似たようなシンプルなデザインであり、機械が苦手な人でも使いやすいのが特徴です。
安価な部類ながら、bluetoothも搭載しており、かなりコンパクトで持ち運びが非常に便利なのもGOOD。
痒い所に手が届く機能性も魅力で、リピート機能の細分化、再生停止が別ボタンといったところも流石ですね。
microSDカード
リニアPCMレコーダーを買う際に、一緒に揃えておきたいのがmicroSDカード。
というのも内蔵HDDでは容量が十分ではなく、長時間の録音では、途中で容量オーバーになる危険性が。
容量を心配せず、どんどん録音出来た方が捗りますし、余計なストレスもかからないので併せて用意しておきましょう。
どうせなら大容量の32Gにしておくと安心ですよ。
「【音楽録音】おすすめのリニアPCMレコーダー(ICレコーダー)を紹介!」まとめ
以上、おすすめのリニアPCMレコーダーを紹介してきました。
今回は音楽の録音に使うという観点からレコーダーを選びましたが、電車の音や動物の声など、環境音の録音にも勿論使えます。
先にも書いてきたように、高音質な録音に重点を置いているのがリニアPCMレコーダーですから、音楽を含め、何を録音しても完璧。
今まで使ったことがなければ、音質の良さに驚愕すること間違いありませんので、ぜひこの機会に1台手にしてみて欲しいですね。
音楽鑑賞者はもとより、音楽制作者はメロディの録音、スタジオ練習を録音してメンバーと共有など、多様な用途で使えますので、恐るべき利便性を体感できるはず。
僕も数年前に使用して以来、スマホと同じレベルの必携アイテムになっています。
ぜひぜひ、リニアPCMレコーダーのある楽しい生活を堪能しましょう。