DTMにおける最も深い沼がプラグイン及びソフト音源。
欲しかった音源を手に入れても、少し時間が経つと移り気になり、そうして人は無限に新しいプラグインや音源に手を出してしまうのです・・・。
自分も無駄だったと思う買い物をしてきたので、おすすめのプラグイン・ソフト音源を探している初心者の方向けに、自分が毎回使っているものを紹介したいと思います。
人それぞれ作るジャンルや目的も違うので一概に言えませんが、とりあえず参考にして貰えば大ハズレは無いのかなと(汗)
ではさっそく見ていきましょう。
毎回使ってるDTMのおすすめプラグイン・ソフト音源
izotope Music Production Suite
izotopeのプラグインバンドル。
以下のプラグインが一式セットになっています。
- Ozone 9 Advanced
- Neutron 3 Advanced
- Nectar 3 Plus
- RX 8 Standard
- Neoverb
- Stutter Edit 2
- Tonal Balance Control 2
- VocalSynth 2
- Insight 2
- Relay
- Exponential Audio R4
- Exponential Audio NIMBUS
とくに個人的に使用頻度が高いのが、ノイズ除去ソフトのRX、ミックス関連のneutron、マスタリング関連のozone。
RXは諸々のノイズ処理で使いますし、neutronはとくにEQが使いやすくて自分の中のデフォルトに。
ozoneは勿論マスタリングで毎回使ってます。
とくにBGM系を作る際は、自分のメインの創作で無いということもあり、いつもozoneのアシスタントかけて微調整程度で済ませてます(笑)
この辺のBGMも全部ozone一発です。
あとリバーブはこちらに付属しているR4をいつも使っており、軽くて音質も良く重宝してますね。
Addictive drums2/xln audio
ドラム音源はいつもAddictive drums2を使用。
後から生ドラムに差し替える場合もあるのですが、とにかく軽いのでデモでドラム作る際も重宝します。
因みに1stアルバムのドラムは全てAddictiveです。
「良くも悪くもAddictive drumsの音」と言われたりもしますが、ADpackの種類によってはそうでも無いのかなと。
ただやっぱりstudio〜系は癖があります・・。
Addictive keys/xln audio
ピアノ音源の定番の一つのAddictive keys。
軽くて音も良いのでピアノ音源はこれしか使ってません。
「keyscape」も良いなあと思いつつも、高いのでAddictiveにはAddictiveの良さがあると自分に納得させ使い続けてます(汗)
実際Addictive特有の良さもありますし、この音が気にいる人ならハマるはず。
この曲のピアノもAddictive。
BIAS AMP
アンプシュミレーターは基本これをメインに使用。
理由は何と言ってもダントツで音がリアルだから。
正直ギタリストでない限り、シュミレーターである事に気付かないレベルと言っても過言ではないクオリティ。
作り込めばギタリストすら判別できないかもです。
質の良いアンプシュミレーターをお探しの方なら、使ってみて後悔はしないはず。
komplete/Native Instruments
総合音源のど定番のNIのkomplete。
Addictive drums2を入手する前は、ドラム音源もこちらに収録されているので済ませていました。
最近は基本的に「session strings」と「vintage orgn」を多用してます。
ロックンロールな曲を作っている事もあり、使用頻度はオルガンがダントツな感じ(笑)
人によって必要なものが分かれるとは思いますが、とりあえずkompleteは持っておいて損はありません。
オルガンを使ってる曲。
Oxford Inflator/SONNOX OXFORD
絶対に使っていると言っても過言では無いプラグイン。
プラグイン界隈で良くある「魔法のプラグイン」と評される、一見怪しい感じなのですが、これは本当に魔法と言えるクオリティ(笑)
挿すだけで簡単に音が前に来てくれるので、ボーカルやリード楽器に挿すだけで万事解決という優れ物。
コンプやEQであれこれしなくても、簡単に前に来るので、逆に最初からこれを使うと勉強が疎かになる可能性も(汗)
プロの人の評判も良いです。
SonnoxのInflator、ボーカルとかリード系の楽器に必ず挿すプラグインとして長年愛用しているのだが、未だに何がどうなっているのかよく分かっていない
— TAKU INOUE (@ino_tac) November 5, 2019
tape/softube
60〜70年代の音楽が好きなので、自分の曲もそうゆう雰囲気にしたくて、「tape」は基本デフォルトで使ってます。
とくにstudio one では簡単にサミングできるので素晴らしい。
hi-fiな音が好きな人でも、ボーカルやリード楽器だけに使うみたいなやり方もありですし、使い勝手は広いです。
softube製だけあって音も良いと定評がありますし、テンションの上がるUIなのもポイント(笑)
「毎回使ってるDTMのおすすめプラグイン・ソフト音源」まとめ
ということでいつも使っているプラグイン・ソフト音源を見てきました。
自分の反省も踏まえ、初心者の時ほどあれこれ欲しくなるのですが、グッと堪えてひとまずcompleteあたりの総合音源で済ませておくのが無難でしょう。
それで曲を作っているうちに、自分に必要なものが見えてくるので、最初からあれこれ散財しないように気をつけた方が。
ではそんな感じで、良いDTMライフをお送りください。
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