何から何までセルフでやって音楽活動しているスズキサトシです。
MVも自作してるんですが、クオリティがあまりに素人っぽくてなんとかしなきゃと思い、色々と本を読み漁ってみました。
調べて見て初めて分かったんですが、「MV・PV」に特化したマニアックな本って無いんですよね・・。
そこで「この本なら参考になりそうかも」と思い手に取った本の中で、実際に勉強になったものを紹介して行きたいと思います。
MVの作り方の参考になった本
映像編集の教科書
名前の通り映像編集の基本を解説してる本であり、普段ドキュメンタリー作品の編集などをしている方が書かれた本です。
数ページでしたが、MVについての解説もあり非常に勉強になりました。
というかこの本くらいしかMVの話は出てこなかったので、これは読んでおいた方が良いと感じます(笑)
アップテンポ・スローテンポそれぞれに合う編集方法が解説されているので、即使えること間違いなし。
それ以外の点でも基本的な点が網羅されてるので、大いにPV制作に落とし込める技術が学べるでしょう。
Filmmaker’s Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方-
ちょっとお高いカラー本なのですか、めちゃくちゃ構図の勉強になりました。
実際の名画のシーンを取り上げ、意図や手法について細かく解説されています。
冒頭には構図の基本的な知識も紹介されており、レンズについても細かく説明してくれてるので、MVを作りたい人は勉強になるはず。
絶対一度は見た事があるであろうショットの撮り方が分かるので、これを参考にして映像を撮るだけで一気に素人感は消えるように感じました。
マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術
こちらも構図系ですが、先の「Filmmaker’s Eye」とはまた違った趣。
多種多様なショットが紹介されますが、基本的に手持ちカメラで撮る前提で解説されているので、自分のように特殊機材が無い個人でも真似しやすいです。
ただ基礎的な説明が省かれている感はあるので、上に挙げた2冊を読んでからがおすすめ。
本で勉強してMVのクオリティがどのくらい変わったか(2021.04 追記)
実際に勉強でどのくらい効果があったのか、勉強前と後に作ったMVをそれぞれ貼っておきます。
色々と学んだら以前に作ったMVを作り直したくなってしょうがないのですが、再生回数・コメント・高評価がリセットされるのが嫌なので、このままにしておくことにしました(汗)
あと以前までは10年以上前のビデオカメラである「HDR-CX170」を使ってましたが、カメラを「LUMIX-G8」に新調し、単純に画質も良くなりました。
そこを加味しても、多少は改善が見られたように感じますが、まだまだ映像表現に乏しさを感じるので、試行錯誤していきたいと思います。
勉強前に作ったPV
勉強後に作ったPV
「MVの作り方の参考になった本」まとめ
ということでざっくりとMV制作の参考になった本を紹介して来ました。
個人的にはこの三冊を読んで、実際に参考にしながら撮ってみれば如何にもな素人感溢れる映像からは脱皮できるかなと。
自分自身、これらの本を読んでからPVはまだ制作しておらず、これから知識を活かして映像を撮るのが楽しみです(笑)
制作後は比較の意味でも、本を読む前と後の映像を追記しますので。
ではそんな感じで多少なりとも参考になれば幸いです。