日本を代表するロックミュージシャンである、マーシーこと真島昌利。
彼の詩人性は言わずもがなですが、その根底にはフォークもひとつ重要な源流として存在します。
1stソロアルバム『夏のぬけがら』を聴いてもらうと、かなりフォーキーな仕上がりになってますし、日本を代表するフォークミュージシャン『友部正人』さんからの提供曲も歌っています。
そこでこの記事では友部さん含め、マーシーが実際にカバーしたり発言してたりで、直接影響が見えるフォークミュージシャンを紹介していきます。
簡単な経歴と代表曲も紹介していきますので、少しでも興味を持って貰えれば実際に聴いてみて貰えると嬉しいです。
なお文中では敬称略とさせていただきますので、ご了承を。
マーシーが影響を受けたフォークミュージシャン
友部正人/一本道
まず最初は冒頭にも挙げた『友部正人』。
ボブ・ディランに影響を受け音楽を始め、難解でメッセージ性の強い歌詞から「日本のボブ・ディラン」と言われることもある人物です。
マーシーとの繋がりとしては、先に紹介した『夏のぬけがら』での曲提供「地球の一番はげた場所」から始まり、ブルーハーツ~ハイロウズ時代にかけて、いくつかライブでの共演やCD参加をしてたりします。
最初に聴いてみて貰いたい曲としては、数多くの人の心をうったデビュー曲『一本道』。
すごくシンプルなギター&ハーモニカの演奏ですが、心に訴えかけてくる強烈な力を感じますね。
余裕があれば名曲揃いの1stアルバム『にんじん』もぜひ聴いてみてください。
他にも個人的に好きな曲で『朝は詩人』『おしゃべりなカラス』あたりも、おすすめとして挙げときます。
泉谷しげる/春夏秋冬
※公式動画がyoutubeに無く貼れませんでした・・・。
続いて言わずと知れたフォークミュージシャンである『泉谷しげる』。
自分も音楽に興味を持つまでは勘違いしてましたが、TV出演も多く一般的には俳優やタレントのイメージが強かったりするものの、元々シンガーソングライターとして活動を開始し、今でも本業はあくまで音楽。
数多くの名曲を残していますが、最初に聴いてみて貰いたいのは代表曲かつ最大のヒット曲である『春夏秋冬』。
マーシーもブルーハーツ時代に弾き語りでカバーしていますし、その他にも福山雅治、和田アキ子はじめ、著名な人物がこぞってカバーしていることでも知られています。
「夢の無い家を出て 愛の無い人に会う」のくだりは、いつ聴いても震えるものが。
加川良/教訓
吉田拓郎と並んで「どちらがBIGになるのか」とまで言われていたフォークミュージシャンである『加川良』。
ポップな商業的な方向には決して傾かず、ストイックに自らの歌を歌い続けた、確固たる信念を持った人物として知られています。
代表曲は『教訓』であり、「無謀に戦うことが正しい事なのか?」というメッセージを含んだ、戦争への提言と取れる珠玉の一曲。
マーシーはブルーハーツ時代のソロライブで「大好きである」と公言しており、逆に加川さんも『青空』をカバーしていたり。
「マーシーが影響を受けたフォークミュージシャン」まとめ
ということで簡単ですが、3名の方について紹介して来ました。
もっとも直接発言が見えたり、カバーしてたり、というところで絞ったのですが、実際は他のフォークミュージシャンからも影響はあるのかも、と思うところ。
ざっと同じ年代のフォークミュージシャンを挙げると、「岡林信康」「高田渡」「吉田拓郎」などなど。
「時は経っても色褪せない美しい日本語」が詰まってますので、この機会にぜひ日本のフォークを色々と聴いてみてはどうでしょうか。
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