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アメリカン・ニューシネマおすすめの名作

1960年代後半から70年代半ばにかけて隆盛した、アメリカン・ニューシネマ。

 

大意を捉えるならば、商業主義から脱し、ひたすらに現実主義に重きを置いてるのが特徴であり、「反体制的な人間の心情を綴った作品群」と称されます。

 

どの作品も人を強烈に惹き付ける魔力のようなものがあり、今もなお、創作に携わる人物は影響を公言することが多いほど。

 

音楽界でも影響を受けた人が多く存在し、その流れで僕も辿り着き、徐々に徐々にのめり込んで行きました。

 

もちろん映画好きなら、なおのこと避けては通れない映画史における重要な作品群であり、代表作は最低限見ておいた方が、様々な意味で理解が深まります。

 

そこでこの記事では、主に代表作を中心に、アメリカン・ニューシネマおすすめの名作を紹介していきます。

 

ニューシネマに興味がある方は、ぜひ今回紹介した作品から、掘り下げてみてくださいね。

アメリカン・ニューシネマおすすめの名作

俺たちに明日は無い

おすすめ度
(5.0)

1930年代にアメリカで殺人や強盗を繰り返した、実在のカップル『ボニーとクライド』を描いた伝記映画。

 

ニューシネマの代表作として筆頭に挙がってくる作品であり、基盤を作ったとも言える先駆性も持ち得ています。

 

2人の出会いから死までを詳細に描いており、世界恐慌・禁酒法という経済低迷期において、自由の象徴として扱われた彼らのことがよく分かるはず。

 

貧乏人からは金を巻き上げない姿勢などから、単なる殺人・強盗犯ではなく、今もなお英雄として語られることが多いです。

 

彼らが民衆に圧倒的に受け入れられた事実を理解すると、当時のアメリカがどのような空気感を持っていたか察することができますね。

 

同作を機に、音楽において2人がモチーフにされることも多くなったなど、映画のみならず後続の芸術作品に与えた影響は図り知れません。

 

衝撃的なラストも含めて、圧倒的に完成度が高く、食い入るように最後まで見入ってしまうことは間違いありませんね。

 

最初に見るべきニューシネマとしては、同作以外に選択肢は無いでしょう。

タクシードライバー

おすすめ度
(5.0)

心が荒んだ男の虚無な日常・焦燥を描いた、ニューシネマの傑作の一つ。

 

映画好きなら誰しも見ているほど支持されている作品であり、得も言えぬ空気感に虜にされてしまうのでしょう。

 

しかし、わりと好き嫌いが分かれる側面もあったりして、強烈な癖や個性が滲み出ている故のもののように感じます。

 

ちなみに僕はドツボにハマりましたね・・・。

 

社会に馴染めないという思いは、大なり小なり多くの人間が感じていたりするものですが、安易な商業主義のハッピーな映画には無い、リアルが感じれるはず。

 

ネタバレになるのではっきりは言いませんが、最後の方を見ていると結局人間は愚かであるということを、改めて思わされますね。

イージーライダー

おすすめ度
(5.0)

「これこそニューシネマ」と太鼓判を押す人も多い、名作の中の名作。

 

60年代後半のヒッピームーブメントを体現するかのように、2人の男たちがバイクでアメリカを旅するというのがざっくりのあらすじ。

 

同作の特異性のひとつに、いわゆる説明描写的なものが一切無く、さながら旅に付いて回り撮影しているかのような、徹底的なリアリティを追求した姿勢が見られます。

 

総じてニューシネマ作品は衝撃なラストが多いですが、同作のラストシーンは後世に語り継がれるほどの名シーンと言えますね。

 

僕自身、昨年ごろからアメリカ黒人の歴史を学び、アメリカ北部・南部の違いを少しずつ理解して来ましたが、南部の閉塞主義的な側面は、新しい時代の若者にも牙を向いていたんだなと、考えさせられるところ。

 

映画音楽の面では、当時活動していたバンドの楽曲を、複数劇中歌に用いており、とくに主題歌的な立ち位置を得ている『ステッペンウルフ・ワイルドでいこう!』は収録曲として著名。


カッコーの巣の上で

おすすめ度
(5.0)

「イージー・ライダー」「俺たちに明日は無い」「タクシードライバー」など、ニューシネマの名作と言われるものを、わりかし見終わってから手に取った作品。

 

正直他の作品で散々衝撃を受けまくってたので、ニューシネマの刺激性というところに、慣れていたはずなんですが、それらを遥かに超える内容で本気で空いた口が塞がらない状態でした。

 

物語の舞台は精神病院で、刑務所から逃れる為に仮病で入院して来た男が主人公。

 

規律にことごとく反するなど、奔放な入院生活を過ごし、様々な騒ぎを起こしながら、最後には衝撃の結末が待っているというもの。

 

アメリカ映画ベスト100ランクイン、公開当時にアカデミー賞主要5部門を獲得(41年ぶりの快挙)など、その面白さはお墨付き。

 

もちろんのこと、俳優の演技もすざまじく、全員が真に迫った狂気を感じさせてくれますね。

 

もしニューシネマ好きで本作を見てなかったら、今すぐに見るべき作品です。

ハロルドとモード

おすすめ度
(5.0)

アメリカでカルト的な人気を誇っているニューシネマの傑作のひとつ。

 

あらすじからしてぶっ飛んでますが、自殺を演じることが趣味の19歳の少年と、79歳の天真爛漫な老女の恋物語。

 

現代なら一歩間違えば炎上案件かと言うような内容ですが、とにかくもう純粋に面白い。

 

良くある男女の青春恋愛映画では決して訴えることのできない、根源的な意味での愛に深く考えさせられること間違いないでしょう。

 

とくに老女モードの言葉はとにかく真意を突いた、奥底に腰を下ろした深い言葉が多く、様々な気づきを与えてくれます。

 

例に漏れずニューシネマお決まりの衝撃のラストシーンが待ってますので、この映画が訴えたかったことを、心ゆくまで感じとってみてください。

卒業

おすすめ度
(5.0)

サイモン&ガーファンクルの楽曲が使われている事でも有名な、ニューシネマの異色作。

 

エリート大学生が卒業を機に実家に帰って来た際に、父の友人の婦人から誘惑を受け、不倫関係になってしまうという背中が凍るあらすじ。

 

さらに幼なじみである婦人の娘も話に絡んで来て、まさに混沌とした愛憎劇が展開されると言っても過言では無いでしょう。

 

本作のラストシーンは映画史に残る名シーンとして記憶され、様々な映画で引用されており、知らず知らずのうちに似たようなシーンを見た事があるはず。

 

後述の『小さな巨人』でも主演を務めた「ダスティ・ホフマン」が主人公を演じており、その圧倒的な演技力は流石の一言。

ダーティーハリー

おすすめ度
(5.0)

言わずと知れたクリント・イーストウッド主演の刑事映画。

 

「ダーティーハリー症候群」という言葉を産み出してしまうほど、アメリカにおいては超のつく有名作であり、単発作品が主のニューシネマの中では例外で、本作のみ幾多もの続編が作られています。

 

その後に撮影されたアクション映画にも多大な影響を及ぼしており、まさに金字塔という表現がしっくり来ます。

 

悪役も単なる狂人では無く、ベトナム帰還兵という設定であるところが、社会の闇を反映させた巧妙な脚本を感じさせますね。

 

分かりやすい「正義」と「悪」の対比という点にも注目ですし、ぜひ続編も続けて見て欲しいですね。

いちご白書

おすすめ度
(3.5)

ノンフィクションの同名小説を原作に作られた、アメリカン・ニューシネマの代表作のひとつ。

 

混乱吹き荒れる1960年代の学生闘争を描いた内容であり、学生運動に巻き込まれていく主人公の心の動きと、恋愛模様を描いた作品です。

 

ジョニ・ミッチェルの「サークル・ゲーム」やジョン・レノンの「平和を我等に」が挿入歌として使われているなど、音楽との関わりも深いのも特徴。

 

これは僕個人の好みの問題だとは思いますが、「カッコーの巣の下で」「俺たちに明日は無い」とかの方が抜群に面白く感じました。

 

松任谷由美が本作をモチーフに曲を作ってたりと、日本との関わりも深い本作ですので、映画好きは見ておいて損は無いはず。

時計じかけのオレンジ

おすすめ度
(5.0)

ニューシネマの中では特に、カルト的な人気を誇る作品で、強烈な社会風刺の効いたその内容で、未だに多くの人を惹き付けています。

 

「強烈な映画」みたいな表現はありふれたモノですが、本作ほど、その呼び名がしっくりくる映画は無いでしょう。

 

とはいえ、いきなり見始めるとストーリーの背景がよく理解できない状態に陥りかねない、というか僕がそうなったので、ざっとwikiであらすじを押さえてから見た方がすんなり入れます。

 

ニューシネマ自体、アクの濃い作品ばかりですが、本作は特に鮮烈に頭に残るはず。

明日に向かって撃て

おすすめ度
(4.5)

実在した銀行強盗「ブッチ・キャシディ」と「ザ・サンダンス・キッド」の人生をモチーフにした伝記的映画。

 

実在した悪名高い人物が主人公という点では、『俺たちに明日は無い』との類似性も見られますが、こちらも屈指の名作。

 

とくにラストシーンは映画史に残る名シーンとして知られ、そのカッコ良さと言ったら、他に類を見ないでしょう。

 

新時代の流れが訪れながらも、西部開拓時代的なアウトローとして生きる男達の生き様が克明に描かれ、胸を熱くさせるものが。

 

時代背景を掴むためにも、西部劇もざっと見ておいた方が、より深い目線で見れますよ。

デリンジャー

おすすめ度
(4.5)

ボニーとクライドと人気を二分し、FBIから「社会の敵ナンバーワン」と呼ばれたギャング『ジョン・デリンジャー』の半生を描いた伝記映画。

 

俺たちに明日は無いと甲乙つけ難いほど面白く、同時代を舞台にした作品ということもあり、セットで見ておきたいですね。

 

自由奔放で豪快かつ、鮮やかな彼の生き様が映し出され、冒険心をそそられる素晴らしい映画だと感じました。

 

今もなおファンクラブが存在し、毎年命日には行事が行われるほどで、それだけ人を惹きつけるデリンジャーの魅力は映画を見ればきっと分かるはず。

北国の帝王

おすすめ度
(5.0)

19世紀終わりから20世紀初頭に、アメリカで実在した渡り鳥労働者、通称「ホーボー」を題材にした映画。

 

鉄道に無賃乗車で乗り込み、自由にアメリカを放浪する様は、その精神性も相まって音楽・文学に強い影響を及ぼしました。

 

本作の舞台は1930年代の世界恐慌後の大不況が吹き荒れる時代。

 

北国の帝王と呼ばれる、伝説のホーボー「A・ナンバーワン」と、無賃乗車には殺害さえいとわない鬼車掌「シャック」との戦いを描いた内容です。

 

ボーボーのことを知りたくて見始めたのですが、純粋に映画の面白さに圧倒されてしまいましたね。

 

「男の為の映画」と評されることも多く、まさにラストの決闘シーンは圧巻。

M★A★S★H

おすすめ度
(3.0)

朝鮮戦争を舞台に3人の軍医を描くブラックコメディ映画。

 

ベトナム戦争を暗喩している作品とも言われ、社会批判をテーマにした作品は好きなので心躍らせ見たのですが、個人的にはゴチャゴチャしすぎてちょっとイマイチでした・・・。

 

ただし当時のアメリカの反響としては、アカデミー脚本賞を受賞したり、続編のテレビシリーズが作られるなど大人気。

 

どちらかと言うとアメリカ人的な感覚に合致する作品なのかも知れません。

 

設定上、日本が近いこともあり、日本のラジオ放送が流れて「私の青空」等々、昭和の名曲が流れます。

 

下ネタもやたらと多かったりと、そうした部分が楽しめる人は見てみてもいいかもしれませんね。

ソルジャーブルー、小さな巨人

おすすめ度
(5.0)

アメリカの映画において、差別的に一方的な悪として描かれて来たインディアンですが、その転換点となったのがこの2作。

 

詳しくは別記事で紹介してますので、そちらからどうぞ。

インディアンを題材にしたおすすめ映画を紹介

ゴダール関連

アメリカン・ニューシネマの土壌となった映画界の大きなうねりが存在し、その一つがフランスにおけるヌーヴェルヴァーグ。

 

その代表的な監督こそゴダールであり、唯一無二と言える作品の数々で後続に大きな影響を与えました。

 

アメリカン・ニューシネマの分かりやすさとは対照的に、ゴダール作品は難解なものばかりですが、関連するものとして是非見ておきたいところ。

ジャン=リュック・ゴダールのおすすめ映画『フランスの鬼才』

「アメリカン・ニューシネマおすすめの名作」まとめ

兎にも角にも、映画好きなら見ておかなければならないと言えるアメリカン・ニューシネマ。

 

なんとも言えない荒涼とした空気感は、近年の映画は決して持ちえないものですし、この時代だからこそ産み出された、と捉えることもできます。

 

映画のみならず、音楽・文学・絵画など、芸術分野は相互に影響しあって発展的な境地に辿り着く部分が大いにありますが、そうした意味ではニューシネマの影響は計算が及ばない範疇に広がります。

 

創作事に関心がある人なら、必ずや胸をうたれる珠玉の作品群ばかりですので、ぜひこの機会に、魔力が漂う世界に踏み込んでみてはどうでしょうか。

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