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【初心者向け】宅録におすすめのオーディオインターフェース

DTM環境の構築の際に必須になってくるのが『オーディオインターフェース』。

 

詳しい説明は別記事に譲るとして、簡単に説明するとマイクやラインで録音した音声を、パソコンに取り込むために必要な器機です。

 

しかしこのオーディオインターフェースは、初心者泣かせと言えるほど非常にややこしく、知識が無いと「何を買えばいいのかさっぱり分からない」という状況に陥りがち。

 

実際僕も始めて買った際には必死に調べ回り、四苦八苦した記憶が鮮明に残っています。

 

そこでこの記事では、過去の僕の様に機材選びで困っている方に向けて、自宅録音に最適なおすすめのオーディオインターフェースを紹介します。

 

選ぶポイントや注意点も踏まえながら解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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オーディオインターフェースを選ぶポイント

まず初めにオーディオインターフェースを選ぶポイントについて見て行きましょう。

 

注意するべき点は、大きく分けて6つありますので、項目ごとに解説していきます。

入力端子

端子の種類は次の3つがあり、用途は以下のとおり。

  1. 標準ジャック・・・ギター、ベースなどのシールド
  2. キャノン・・・マイク接続
  3. コンボジャック・・・①と②どちらにも使用できる

機種ごとにどの入力端子が付いているのか違うので、くれぐれも気を付けたいところですね。

 

見ての通り、コンボジャックが一番オールマイティに使えるタイプですので、特段の理由が無ければ、コンボジャックが装備されている物を選べば無難です。

ファンタム電源

ファンタム電源とは、「+48Vの電源供給ができるスイッチ」のことであり、コンデンサーマイクと呼ばれる高感度のマイクを使用する場合に必要になってきます。

 

「コンデンサーマイクって何?」という初心者の方でも、上達していくにつれ、必ず使うマイクと言っても過言では無いので、必ずファンタム電源が装備されてるものを選びましょう。

 

僕は無知の頃に幸いにしてファンタム電源装備の機種を選んでおり、過去の自分に感謝しました(笑)

HI-z(ハイインピーダンス)

オーディオインターフェースにはHi-Zというモードが搭載されているのですが、簡単に言うと「ギターやベースを接続するためのモード」と思ってもらってOK。

 

すごくざっくり説明すると、ギターやベースは電流の特性の問題で、同モードを適用しないとノイズまみれの録音になってしまうということ。

 

DTMを使う人は楽器を演奏する人が多いので、基本的にどの機種もHi-Zは装備されていますが、一応頭に入れておきたいですね。

オーディオ性能

よくCDの裏面などで、「16bit/44.1kHz」といった表記を見たことがあるでしょうけども、これはビット数とサンプリングレートと言われるもの。

 

オーディオインターフェースの性能を現わす指標としても用いられるのですが、細かい説明はさておき、最低でも「24bit/44.1kHz」に対応している機種を選べばまず間違いはありません。

 

とはいえ大半の機種は上記性能を満たしているので、さほど気にする必要もありませんが、参考までに覚えておきましょう。

 

ちなみに高価な物でなくとも、最近は「24bit/192kHz」が主流なので安心ですね。

付属DAW

DAWは実際にパソコン上で動かすソフトのことですが、実は大半のオーディオインターフェースには付属しているんです。

 

単体で買えば下位機種でも1万円ほどしたりするので、それがオマケで付いてくるのだから圧倒的にお得。

 

とはいえ、オーディオインターフェースの機種ごとに付属ソフトが異なっていたり、基本的にソフトの説明書も無かったりと、初心者がいきなり使い始めるにはハードルが高いです。

 

しかし今ではネット上に様々な解説があり、それらを見ながら使い方を覚えていけばいいので、解説が多いメジャーなソフトが付属しているものを選ぶのが無難。

 

代表的なところでは、「Logic」「CUBASE」「studio one」といったところですね。

 

また、付属ソフトを使わずとも、「studio one」は無料版が使えますので、個人的にもオススメ。

対応PC

オーディオインターフェースの中には、mac、windowsいずれかにしか対応していない機種もあるので、注意が必要。

 

買った挙句に対応してなかったとなれば元も子も無いので、自分の使用PCに対応しているかはきちんと確認しましょう。

初心者用おすすめオーディオインターフェース

ようやく本題に入っていきますが、機能的にも満足できる、1万円台の手ごろな機種を中心にチョイスしました。

 

長く使える定番の人気品ばかりですので、一通り目を通してみてくださいね。

FOCUSRITE / Scarlett 2i2 (gen. 3)

入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/192kHz
付属DAW Ableton Live
対応PC mac/win

僕も愛用しているベストセラー品である「Scarlett 2i2 G2」の後継機で最新機種。

 

赤いスタイリッシュなデザインがとにかくカッコイイですし、頑丈なアルミ素材なので、1年ほど頻繁に持ち運びして利用してますが、不具合など一切起きず安心して使えてます。

 

必要な性能も一通り備えており、初心者が最初の1台で買っても、その後も長く使えるのは間違いありません。

 

唯一難点としては付属のDAWが、主流ではない「Ableton Live」なので、「studio one」の無料版を使った方が安心。

STEINBERG / UR22mkII

入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/192kHz
付属DAW Cubase AI
対応PC mac/win

日本の一大楽器メーカーであるヤマハの子会社である、スタインバーグの大人気機種。

 

付属DAWがユーザーの多い「cubase」ということで情報も多く、初心者にとってはこれ一台でDTMを始められる手軽さがあります。

 

iPadにも接続できるというのが非常に珍しく、多様な用途での使い方ができるのも魅力。

 

シンプルな良品と言えるでしょう。

ROLAND/ Rubix22

入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/192kHz
付属DAW Ableton Live
対応PC mac/win

キーボードやアンプなど楽器類で馴染みの深い、ローランド製のインターフェイス。

 

シンプルなデザインがカッコ良く、メーターランプが上部にかかっているのがスタイリッシュです。

 

モニタリングを細かく設定出来たりと、痒い所に手が届くような配慮が特徴であり、先の2機種より値段は多少上がりますが、「あって良かった」と思える機能が付いていますよ。

TASCAM / US-2X2-CU

入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/96kHz
付属DAW Cubase LE
対応PC mac/win

リニアPCMレコーダーやミキサーなど、録音再生機器に定評のあるタスカム製。

 

サイドの網目のようなデザインが唯一無二であり、堅牢な機材を好む男性に似合いそうです。

 

初心者にターゲットを絞っていると銘打っているだけあり、とにかく視認性が良く、一見でも非常に分かりやすい操作感が魅力。

 

機能も必要十二分に備わっており、長く使える一台になること間違いありません。

PRESONUS/ Studio 24c

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PreSonus
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入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/192kHz
付属DAW studio one
対応PC mac/win

DAWソフト「studio one」の制作会社である、PRESONUS製のインターフェース。

 

特筆すべきは12,800円相当のDAWソフト「Studio One Artist」が付属していることであり、相当なお得品と言う事ができます。

 

音質が良いと評判のDAWソフトの会社ですので、インターフェースの性能の良さもお墨付き。

 

唯一の「studio one」付属のインターフェースなので、個人的にも非常にイチオシですね。

Native Instruments / KOMPLETE AUDIO 2

入力端子 コンボジャック
ファンタム電源
HI-z
オーディオ性能 24bit/192kHz
付属DAW Ableton Live
対応PC mac/win

黒で統一されたひと際クールなデザインが目に映える、ネイティブインストゥルメンツ製のインターフェース。

 

上部に大きなボリュームノブとメーターがあるのが非常に個性的であり、他社製品には無い大きな利便性があるでしょう。

 

ディレイ・コンプレッサー・フェイザーなど多様なエフェクトが付属しているのも嬉しく、楽曲制作に大いに活用できそうですね。

「【初心者向け】宅録におすすめのオーディオインターフェース」まとめ

以上、初心者にオススメのオーディオインターフェースを紹介してきました。

 

オーディオインターフェースは世界中の会社から、数多くの機種が発売されており、より高価で機能の優れたものも存在します。

 

しかし楽曲の最終的な仕上がりに一番大きな影響を及ぼすのは、ミックス・マスタリングであり、よほどの高度なレベルを目指さない限りは、今回紹介した機種でも十分商用レベルの音源は制作できます。

 

最初のうちから高い機材に手を出すよりも、まずは手ごろな機種でまずDTMを始めることが、高みに登っていく近道なのは間違いありません。

 

今回いくつか機種を紹介しましたが、機能的にはどれも大きな差はありませんので、選ぶ基準としては、見た目でもいいのかなと感じます。

 

楽器もそうですが、そもそも見た目が気に入ってないと触らなくなり、結果的に上達が遅くなる原因に。

 

最低限押さえるべきポイントを踏まえながら、自分がカッコイイと思える一品を選んで見てはどうでしょうか。

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