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『モッズな映画』イギリスユースカルチャーを題材にしたおすすめ映画

スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!

 

ビートルズもストーンズも生みだした、音楽大国イギリス。
その系譜は脈々と受け継がれ、今もなお音楽産業の重要な地として栄えています。

 

そんなイギリスでは過去に何度か若者を中心としたムーブメントが巻き起こっており、音楽と密接に関わっているのです。

 

今回はそんなイギリスユースカルチャーを扱った映画を紹介しましょう。

 

中には音楽と直接関係ない作品もあったりしますが、イギリスの分化・風土を知ることが、音楽が生まれて来た背景を理解することに繋がります。

 

どれも傑作と言えるほど面白いものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

レコ山田

イギリスカルチャーの面白さに触れるべし!
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『モッズな映画』イギリスユースカルチャー伝記映画

さらば青春の光


おすすめ度
(5.0)

1950-60年代にイギリスで実在したムーブメント『モッズ』を描いた映画。

 

ザ・フーのロックオペラ『四重人格』を原作とし、当時のモッズムーブメントを如実に現した内容で、音楽解説で有名なピーター・バラカン氏も、同作を見れば当時がよく分かると太鼓判を押すほど。

 

モッズに少しでも関心があるならば、ネット上の文章を読むよりも本作を見た方が、一発でモッズというものを理解できるはず。

 

1979年に公開され日本でも大きな反響が起き、1980年代には日本でも東京モッズシーンなるものが、ごく一部ではありますが盛り上がりました。

レコガエル

唯一無二のモッズのバイブル映画!

THIS IS ENGLAND

おすすめ度
(5.0)

1980年代のイギリスのカルチャー・ムーブメント『スキンヘッズ』の若者たちを描きながら、当時のイギリスの空気感をリアリティに映し出す珠玉の名作。

 

軽い気持ちで見始めたのですが、良い意味で期待を大きく裏切られましたね。

 

題材は違えど、『さらば青春の光』と甲乙つけ難い素晴らしい内容。

 

単なるファッション映画ではなく、映画の根幹に「確たる伝えたいもの」があり、気持ちがひしひしと伝わってきます。

 

挿入歌として、スキンヘッズが好んでいたスカやロックステディが使われており、多様な音楽に触れるきっかけにもなるはず。

 

あっと言う間にたどり着くラストシーンで、きっと何かを感じますよ。

レコガエル

主人公の少年に圧倒的に感情移入します

トレイン・スポッティング


おすすめ度
(4.5)

スコットランドを舞台にした、ヘロイン中毒の主人公とその仲間たちの日々を描いた映画。

 

単純なドラッグ狂いのヤンキー映画とはまるで違い、『自分の人生をどう生きるか?』という普遍的なテーマに迫った名作と言えます。

 

内容は音楽とさほど関係無いものの、イギー・ポップの曲が冒頭に使われており、映画の代名詞とも言える一曲に。

 

スターウォーズのオビワン・ケノービで有名な『ユアン・マクレガー』の出世作となったこの映画は、映画史に残る青春映画として語り継がれています。

 

2017年には続編『T2 トレイン・スポッティング』が公開されており、できれば続けて見たいですね。


レコードリ

人生の目的について考えさせられる名作
おすすめの視聴方法

24アワー・パーティー・ピープル


おすすめ度
(3.0)

イギリス・マンチェスターのインディーズ・レーベル『ファクトリー・レコード』の社長であった、『トニー・ウィルソン』の回顧録を元に、1980年代後半から1990年代初頭にかけて起きたマッドチェスター・ムーブメントを描いた内容。

 

あくまでも視点がトニーであるため、彼個人の大きな出来事といった部分も物語に入っています。

 

レーベルを通して若者が成功していった様や、自転車操業であった大型クラブ『ハシエンダ』など、事象が細やかに映し出され、当時の状況がよく分かりますね。

 

同レーベルに所属していた有名アーティストは『ハッピー・マンデーズ』ですが、所属外の同ムーブメントを代表するバンドとして、『インスパイラル・カーペッツ』『ザ・ストーン・ローゼス』などが挙げられます。

 

ムーブメントが後世に与えた影響は大きく、oasis・ブラー・レディオヘッドなど、これらの世界規模になっていったバンドは、漏れなく影響を受けているほど。

 

しかし、つまらなかった訳ではないのですが、個人的にはやや冗長に感じたところで、評価を控えめに。
物語を楽しむというよりか、マッドチェスター・ムーブメントに元々関心があれば、より楽しめるのかもしれません。


レコ山田

登場するバンドを既に知っていないとイマイチかも

ノーザンソウル

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おすすめ度
(4.0)

1960年代にイギリス北部で巻き起こったソウルムーブメントを描いた映画。

 

当時の状況をリアルに描いた創作映画で、ソウルに熱狂し踊り狂った若者たちの様子が手に取るように見て取れます。

 

ソウル音楽の入口としても、非常に分かりやすい部分はあると感じるところ。


レコガエル

ソウルに踊り狂うぜ!
おすすめの視聴方法

マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!

おすすめ度
(3.0)

映画公開時に観に行かず、配信されてから満を辞して見たブリティッシュ・インヴェイジョンをテーマにした映画。

 

かなり期待して見たのですが、思った以上に内容が薄く、かなり落胆してしまいましたね。

 

特別目新しいものがあるワケでもなく、さーっと出来事の表面をさらった内容と言ったところ。

 

僕だけがそう思ってるわけではなく、amazonレビューなどを見ても、総じてそこまで評価が高くは無かったです。

 

ブリティッシュ・インヴェイジョンについての知識が全く無く、軽く抑えておきたいという人ならいいかもですが、ある程度知ってる人からすれば物足りないはず。

 

何度もビートルズのリマスターが発売されるのと同様に、この時代の熱烈なファンに向けて商業的な側面から作られたのかな、と思わずにはいられなかったところ。


「『モッズな映画』イギリスユースカルチャーを題材にしたおすすめ映画」まとめ

色々と紹介をしてきましたが、断トツでオススメなのは『さらば青春の光』。

 

モッズムーブメントが音楽と密接に結びついてるのは言わずもがなで、フーやスモール・フェイセスなどのいわゆるモッズバンドを理解するには、モッズ文化を知ることは必須。

 

その他の映画も映画史に残る傑作と言えるものばかりなので、どれも楽しんでみれるはずですよ。

 

元々ブルースもロックンロールもアメリカ発祥のものであり、それがイギリスの若者に影響を及ぼし、ブリティッシュビートといった大きなうねりが巻き起こりました。

 

そういった流れを把握する意味でも、イギリスの若者文化に深く着目した映画をぜひ楽しんでみてください。

 

また、これらの作品は『amazonプライムビデオ』・『DMM月額レンタル』のいずれかで見れます。
それぞれどっちで見れるかは、作品ごとの「おすすめの視聴方法」を参考にどうぞ。

 

→『 おすすめ音楽映画『ロック好き必見』』に戻る。

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