スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
音楽映画では一つの鉄板とも言える形のバンドを扱った映画を紹介していきます。
別記事で『おすすめのパンク・ロックンロール映画を紹介!』がありますが、ジャンル的に当てはまらないと思ったものを、一括りに集めました。
バンドを描いた映画というのは、売れてない時代から成功までを描くことが多く、サクセスストーリーとして見ていて非常に気持ち良いんですよね。
やはり人は逆境や弱者の立場からの成功という物語に惹かれるので、この類の映画は何度見てもたまらない面白さが。
ぜひバンドの成功体験を目の当たりにし、涙を流しましょう。
バンドドキュメンタリー&ミュージシャン伝記映画
オアシス:スーパーソニック
誰も越えられないと言われていた、ビートルズの英国アルバム売上枚数超えた伝説のバンドoasis。
Oasis史において最も重要で、華々しく駆け上がっていった時期とされるデビュー前~1996年8月のネブワース公演までの軌跡を描いたドキュメンタリー映画。
震えあがるほどの名曲の数々と、胸をゾクゾクさせるようなサクセスストーリーに、胸を踊羅せずにはいられません。
ファンでなくとも、一度見れば間違いなく好きになる珠玉の映画ですね。
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ボヘミアン・ラプソディ
2018年に大ヒットした、イギリスのロックバンド『クイーン』の伝記映画。
デビュー前から成功に至るまでの道のりが詳細に描かれ、ファンでなくともクイーンを好きになること間違いなしの内容です。
楽曲の良さは当然のこと、ボーカリストであった『フレディ・マーキュリー』が非常に人間味あふれており、ゲイであったことや、晩年エイズに悩まされていたことなど、全てがさらけ出されています。
僕自身もあまり詳しくないバンドでしたが、映画を見て偉大さを強く感じた次第。
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間
世界一有名な野外フェスと言っても過言では無い、1969年にアメリカで開催された『ウッドストックフェスティバル』。
本作は3日間にわたって開催されたコンサートを克明に捉えたドキュメンタリー映画。
もちろんライブの映像も収められているものの、主軸であるフェスをきちんと描くため、準備段階や観客の様子など、リアルな光景がはっきりと写しだされます。
今もなお伝説として語り継がれる祭典ですので、仮に出演バンドに興味がない人でも、音楽好きならば一度は見ておくべき作品。
熱気あふれた1960年代が凝縮された内容と言えるでしょう。
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グレン・ミラー物語
今もなお演奏され続ける偉大な名曲を産み出した、伝説のジャズミュージシャン『グレン・ミラー』の半生を描いた伝記映画。
僕もよく知らず何気なしに見たものの、物語として抜群に面白く、知っていた曲が彼の曲ということを知り、新たな発見ができました。
往々にして偉大なミュージシャンは、既存には無い独自のものを創作してますが、ミラーも例に漏れず、当時のジャズバンド編成から離れた形を作ったそう。
ジャズに興味が無くても楽しめるのは間違いありませんので、ぜひ見てもらいたい名作です。
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アイム・ノット・ゼア
よほどマニアのディランファンでもない限り、途中で飽きると言っても過言でない映画。
僕もベスト盤やアルバム数枚持っている程度だったので、半分くらい見たところでもう限界が来ました・・・
というのも、ディランを投影した6人の人物が、ディランの過去を演じるといった内容であり、かつ物語の伝え方もいやに遠回し。
コアなファンからすればこれがディランらしい映画と言えるのかも知れませんが、知識が浅い人は意味不明の連続。
伝記映画は通常その人自身を伝える特性をもつ作品ですが、同作に至っては前提知識が無いとさっぱり理解できないという、ある種斜め上を行ってるもの。
ディランについて知りたい人は、別の映画か書籍を見た方が間違いないですよ。
この映画は完全に玄人向けです。
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ノー・ディレクション・ホーム
2005年に公開されたディランのドキュメンタリー映画。
本人のインタビューや当時の映像を交えながら、活動初期から66年からの隠遁生活に入るまでが丁寧に描かれており、伝記的に史実を知ることができる作品なのは間違いありません。
プロテストソングの旗手といったイメージを押し付けられ、過度に神格化されていく後半の展開を見ると、虚像を崇拝する聴衆の恐ろしさというのを、まざまざと感じさせられますね。
非常に分かりやすい構成ですし、ディランの分かりやすい入口としてもオススメ。
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ラストデイズ
90年代初頭に世界的なグランジムーブメントを引き起こしたニルヴァーナ。
同バンドのボーカルである、『カート・コバーン』は27歳で自殺したとして有名ですが、彼の死の直前の2日間をモチーフに作られた映画です。
とはいえ、内容はよっぽどカートの熱狂的なファンでなければ100%飽きる内容であり、一般向けに作られている映画とはとても言えません。
かくいう僕もそこまでニルヴァーナに詳しくないため、よほど途中で見るのを辞めようかと思うくらい退屈してしまいました・・・
ニルヴァーナの全曲に精通し、カート自身のことも深く掘り下げている人でなければ、基本的にオススメしませんね。
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ラストワルツ
ロック史に名を刻む偉大なバンドである「ザ・バンド」。
1976年に開催されたラストコンサートの模様を収めた映画であり、ボブ・ディラン、クラプトン、ニールヤングなどなど、豪華なゲストが招かれています。
『タクシードライバー』等で有名なマーティン・スコセッシが監督を務めており、なんと言っても映像の美しさが群を抜いています。
いわゆるライブを収めた映画というと、記録映画的な側面が多く、尚更にどれも似たような感じになってしまいますが、本作は明らかに一線を画した出来。
僕はザ・バンドに現在進行形でハマってるため、勿論のこと楽しめましたが、ロック好きなら誰でも楽しめる普遍性も兼ね備えているように思えます。
ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド
レゲエの顔と言える、第三世界のロックスター・ボブマーリーの生涯を分かりやすく纏めた映画。
僕はベスト盤しか聴いて無いニワカでしたが、それでも十二分に楽しめ、さらにレゲエへの関心が強くなりましたね。
むしろレゲエの入り口としてもオススメで、「レゲエを聴いてみたいけど、そもそもボブマーリーってどんな人なんだろう?」的な、とっかかりでも良いのでは。
関係者へのインタビューも多く、未発表音源・未公開映像も含めたファン垂涎ものの内容的な側面も。
ロックの歴史とも切っても切り離せないレゲエなので、全音楽好き必見と言えます。
「おすすめのバンドドキュメンタリー&ミュージシャン伝記映画を紹介!」まとめ
僕も紹介するにあたり、改めて内容を見返したら胸が熱くなりましたね。
やはりバンドの成功を描いた映画は珠玉だなあと、強く感じた次第。
人間生きて行く上で勇気が必要な場面は多々あり、そういった意味で勇気を貰いたい時に見たい映画ですね。
また好きなバンドやアーティストでなくとも、映画を見ると好きになってしまうのが物語の魔力。
知らないバンドでも思い切って見て見ると、新たな世界が見えてくるはずですよ。
また、これらの作品は『amazonプライムビデオ』・『DMM月額レンタル』のいずれかで見れます。
それぞれどっちで見れるかは、作品ごとの「おすすめの視聴方法」を参考にどうぞ。
→『 おすすめ音楽映画『ロック好き必見』』に戻る。
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