スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
「ブルーハーツのバラード曲を知りたい」
「ブルーハーツのバラードをもっと聞きたい」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
今回はブルーハーツ愛聴歴10年以上の僕の観点から、バラード(ミドル~スローテンポ)の曲を厳選して紹介していきたいと思います!
リンダリンダやトレイントレインなど、>一般の方には8ビートのロックバンドな印象が強いブルーハーツですが、彼らの魅力はバラードを聴いてこそ分かるもの。
3分程度で読めますので、あなたの人生を変えるブルーハーツの一曲にぜひ出会ってください。
ブルーハーツのバラード曲ランキング
1位 青空
作詞・作曲:真島昌利
スローテンポな曲で一番の記憶に残る曲と言えば、「青空」であることに異論は無いでしょう。
サードアルバム「TRAIN-TRAIN」に収録されており、詩人マーシーを世に知らしめた歴史的大作です。
「こんなはずじゃなかっただろ 歴史が僕を問い詰める 眩しいほど 青い空の真下で」
歴史が僕を問い詰める、という表現はまさにマーシーしかできない神がかった表現だと感じます。たまりませんね。
2位 TOO MUCH PAIN
作詞・作曲:真島昌利
5枚目のアルバム「HIGH KICKS」収録の、ブルーハーツ屈指のバラード曲。
メジャーデビュー以前はよくライブで演奏されていましたが、それ以降は封印されており、数年後ようやく日の目を浴びました。
これだけの曲を放っておける、ヒロトとマーシーの楽曲の量産率は異常ですね・・・。
イントロのハーモニカが美しく印象的で、ブルーハーツ好きの大半はこの曲がきっかけでハーモニカを始めます。
3位 ラブレター
作詞・作曲:甲本ヒロト
サードアルバム「TRAIN-TRAIN」収録。ヒロト作のブルーハーツを代表するラブソングです。
「ラブレター 100分の1でも ラブレター 信じて欲しい」
こんなに真っすぐな言葉が出てくるヒロトの感性はすざまじいですね。
ベース河ちゃんの高音ファルセットが、綺麗な旋律を奏でているのも魅力的です。
4位 君のため
作詞・作曲:真島昌利
こちらはマーシー作のラブソング。
ラブレターも良いですが、君のためも涙無しには聞けない名曲です。
曲間のヒロトのセリフがたまりません。
「好きです 誰よりも 何よりも 大好きです ごめんなさい 神様よりも 好きです」
5位 パンクロック
作詞・作曲:甲本ヒロト
ヒロトがパンクロックへの愛を歌った一曲。
これほどまでにパンクロックへの思いを分かりやすく歌った曲はありませんね。
パンクロックが「優しい」と言い切るところが、ヒロトらしいと思える素晴らしい曲ですね。
6位 手紙
作詞・作曲:真島昌利
ブルーハーツ後期の名盤「DUG OUT」収録。
「DUG OUT」はスロー・ミドルテンポの曲を集めたコンセプトアルバムで、アルバムの1曲目に収録されている、まさにアルバムを代表する一曲です。
珍しくヒロトのボーカルが音声加工されており、その声の感じもまた絶妙にマッチして、曲の雰囲気を出しています。
7位 チェインギャング
作詞・作曲:真島昌利
セカンドアルバム「YOUNG AND PRITY」収録の、マーシーボーカルの一曲。
「仮面を付けて生きるのは 息苦しくてしょうがない どこでもいつも誰とでも 笑顔でなんていられない」
としゃがれ声で歌うマーシーの魂の叫びに、心揺さぶられる人が後を絶ちません。
8位 夕暮れ
作詞・作曲:甲本ヒロト
アルバム「DUG OUT」収録のヒロト作の楽曲。
シングルカットもされており、ファンの間でも人気の高い一曲です。
ライブバージョンはギターのアレンジが全く違っており、それがまた良い味を出しています。
「はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕たちはなんとなく 幸せになるんだ」
9位 夜の盗賊団
作詞・作曲:真島昌利
思いっきり主観的なバラードランキングを作るならば、1位にするくらい好きな曲なのですが、世間的知名度を考えて控えめの順位にしました(笑)
「DUG OUT」に収録されている、夏の思い出を歌った1曲。
「夜の盗賊団」という表現がもうたまらなく大好きなんですよねえ。
ラストにはマーシーの強烈なシャウトが入り、そこが胸に刺さり涙が止まらないのです・・・。
ほかにも唸るようなアドリブのギターソロは何度も聴き込んでしまいますね。
10位 ナビゲーター
作詞・作曲:甲本ヒロト
ベース河ちゃんが幸福の科学にハマり、メンバーとの関係性が悪くなりヒロトの曲を「宗教的に無知」とまで言い放っていた時期がありました。
そんな時でも、ナビゲーターについて河ちゃんは「こんな曲こそ後世に語り継がれていく曲だ」と言っており、どんな状況でも認められる一曲と言うことができるでしょう。
「ナビゲーターは 魂だ」
自分の人生のナビゲーターは、自分の魂だというメッセージの詰まった熱い曲です。
11位 トーチソング
作詞・作曲:真島昌利
マーシーの詩的な世界がどっぷり出ている、美しい曲。
「踊ろうマチルダ」もこの曲が好きで、カバーをしてたりしています。
作り雨にはブーゲンビリア、という表現がマーシー独自の感性が出ていて最高です。
12位 真夜中のテレフォン
作詞・作曲:河口純之介
ブルーハーツで発表された河ちゃんの数少ない楽曲の中では、一番の良曲と言えるでしょう。ボーカルも河ちゃんです。
4thアルバム「BUST WEST HIP」に収録されており、河ちゃんの優しい歌声が心に残ります。
13位 雨上がり
作詞・作曲:真島昌利
「DUG OUT」収録のマーシー曲。
「それだけじゃないよ空には 一枚切りの水彩画が 風の筆さばき滲んでる」
風の筆をさばく、という表現が常人では決して出てこないですね。
恐るべし天才マーシー。
14位 チャンス
作詞・作曲:真島昌利
「DUG OUT」のB面ラストの締めくくりの一曲。
チャンスはどこから降ってくるか分からないという、メッセージがこもっています。
15位 夜の中を
作詞・作曲:真島昌利
原曲はマーシーがブルーハーツ以前に組んでいたビートバンド「THE BREAKERS」で演奏されていた「夜の中で」。
ハモリが綺麗にマッチした聴きごたえのある美しい曲。
16位 年をとろう
作詞・作曲:真島昌利
年を取ることにも前向きなマーシーの言葉が感じられる一曲。
「年をとろう 風のように軽やかに そして楽しいことをしよう」
僕も前向きに年を取っていきたいですね。
「【玄人ファンが選ぶ】ブルーハーツのバラード曲ランキング!」まとめ
ブルーハーツの楽曲から、バラード曲に絞って紹介してきました。
最後まで読んでいただいた方は気づいたと思うのですが、スローテンポな良い曲は圧倒的にマーシーが多いんですよね。
マーシーの詩的な世界と、スローなテンポが絶妙にマッチするのがたまりません。
これからブルーハーツを聴いていくという方は早い曲だけでなく、ぜひここで紹介したような曲も聴いてみてくださいね!
バラード好きであれば、曲紹介で何度も出てきた「DUG OUT」というアルバムが、ミドル~スローテンポな曲を集めたコンセプトアルバムなのでおすすめですよ。
【アルバムレビュー】DUG OUT/THE BLUE HEARTSこのランキングはバラードに絞って紹介しましたが、曲調を縛ってない、普通のランキングもありますので、あわせてどうぞ。