ブルースハープを始めると気になってくるのがハーモニカ用マイク。
とくにエレキブルースで、アンプを通して鳴らすブルースハープのカッコ良さは言葉に出来ないものがあります。
マイナーゆえにそんなに選択肢も多く無いのですが、定番どころのマイクをこの記事では見て行きたいと思います。
ぜひ気に入ったマイクを手に入れ、リトル・ウォルターやポール・バターフィールドに近づいちゃいましょう。
ハーモニカ用マイクの選び方
形・大きさ
ハーモニカの演奏でマイクを使うという事は、よくプロのライブで見るように握りこむような格好になります。
そのためマイクの大きさや形状によって握りやすさが変わりますし、個々人の手の大きさにも大いに左右されます。
とくにハーモニカ用マイクのメーカーは海外製がほとんどなので、西洋人を基準に作られていることも多く、日本人には握りにくいものも。
できれば実店舗で触ってみた方が良いですが、難しければ人のレビューなどを参考にするしかないですね。
サウンド
言わずもがな、マイクによってサウンドが異なります。
それぞれ好みがありますし、一様に正解が無いのが難しいところ。
ましてアンプを通すと、当然アンプも音を左右するのでマイクだけでは判断できかねるところではありますが、デモ動画などを参考に判断する他無いでしょう。
おすすめのハーモニカ用マイク
SHURE ( シュアー ) / 520DX
58などの定番マイクでお馴染みのシュアーのハーモニカ用マイク。
名器グリーンバレット520の流れを汲むマイクであり、絶妙にハーモニカにマッチしたサウンドを鳴らしてくれます。
映画『ブルース・ブラザーズ』で、ダン・エレクロイドが吹いてるのを見た人も多いのでは。
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / Harp Blaster HB52
SE ELECTRONICS社が、ブルースハープで知られるホーナー社と共同開発したハーモニカ専用マイク。
徹底的にビンテージマイクのサウンドに近づける事をコンセプトに制作されたという事であり、その音の良さはお墨付き。
オールドなグリーンカラーも心躍るポイント。
それなりにお値段がしますが、それだけの価値がある代物と言えるでしょう。
AUDIX ( オーディックス ) / FIREBALL-V
こちらもマイクの定番メーカーであるAUDIXのハーモニカ用マイク。
名前通りの赤をあしらえた見た目もカッコよくテンションが上がります。
大きさがちょうど良いということもあり、日本人の手にも収まりやすいと評判。
使いやすい音ということで、評価も良いですね。
SHURE ( シュアー ) / 545SD
57と似たフォルムの、シュアーのハーモニカ専用マイク。
広いレンジでブルースハープからクロマチックまで使えます。
音が歪ませやすく、57よりも粘り気がある音と評されることも。
握りにくい形状が唯一難点ですが、そこに慣れれば愛機となってくれるでしょう。
「おすすめのハーモニカ用マイク」まとめ
ということでおすすめのハーモニカ用マイクを見てきました。
握り心地や音など、マイクごとに色々と違うポイントがあります。
自分の手の大きさや、吹くハーモニカの種類や好みなどを考慮しつつ、ぜひ気に入ったマイクを見つけてみてはどうでしょうか。