ブルース好きのギタリストならば誰しも憧れる奏法がスライドギター。
唯一無二の煌びやかなサステインはスライドならではのものであり、数々の名曲の中で聴くことができます。
しかしいざスライドを初めて見ようとすると、いかんせん特殊な奏法ゆえに情報が少なく、スライドの種類も大量にあるわで何が良いのか分からない状況に陥りがち。
ということでこの記事では、おすすめのスライドバーについて紹介していきたいと思います。
実際、バーによって弾きやすい弾きにくいも大いにあるので、そうした部分も含めて紹介していきますね。
おすすめのスライドバー
ジムダンロップ /CHROMED STEEL SLIDE MEDIUM
自分も持っててよく使うスライドバーなんですが、小指にはめる方ならかなりオススメ。
人の手のサイズによりけりの部分ではありますが、成人男性なら薬指はちょっと厳しいのかなと。
その分薬指にジャストフィットくらいのサイズ感なので、個人的には一番弾きやすいですね。
安価ですし、はじめてのスライドバーという人にもイチオシ。
適度な重みがあるのもなお良しです。
ジムダンロップ /271 BLUES BOTTLE SLIDE REGULAR/SMAL
ミシシッピのブルースマスター達が愛用した薬瓶を再現したモデル。
ガラス製による美しい響きが魅力的です。
ただレビューなどでもあるように、ちょっと細身の日本人の手だと小さいサイズでも緩めなんですよね。
自分も響きは好きなんですがダボダボ気味で弾きにくく、実際使う際はもっぱらリゾネーターを膝に置いてスティールギターなどのように、手に持って弾く時に使ってます。
ジムダンロップ /284 ERIC SARDINAS’ PREACHIN’ PIPE Medium
ブラス製ならこちらがおすすめ。
くすんだ金色が特徴で、テレキャスのサドルなんかにも利用されてたり。
同じ金属と言えども、スチールとは異なるキャラクターで、独特の渋みある音を聞かせてくれます。
ガラス並みの滑りがありつつも、タッチは硬めなので、それを踏まえた上で手に取ってみてはどうでしょうか。
ロッキーマウンテンスライド /Shavano Standard Bayou Blue
ガラス並みに軽くて扱いやすく、音も良いと評判の陶器製スライドバー。
薄いものよりも厚めの方が陶器っぽい音あいがあり、優しく丸い、甘めの高級感がある音と言われます。
スライドバーの中では一番使用者が少ないタイプなので、人と被りたくない人にも良いですね。
「おすすめのスライドバー『ブルースギターを弾く』」まとめ
ということで、おすすめのスライドバーをざざっと紹介してきました。
販売されているスライドバーだけでも膨大な数がありますし、自分好みのスライドバーを探すのは中々に時間がかかること。
まずは手頃なスライドバーを手に入れ、ひとまずスライドギターを楽しみながら始めてみると良いんじゃないでしょうか。
僕は折を見て自作のバーを作ってみようかとも思ってるので、そちらも完成したらまた記事にしたいと思っています。
では、この記事が少しでもスライドバー選びの参考になれば幸いです。
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