音楽をやる人が一度は困るであろう、楽器・機材の運搬。
ギター・ベースなど背負えるものもありますが、四六時中それで移動するのも中々体にしんどいです。
またアンプヘッドやその他大型の機材など、そもそも背負うのが無理な機材も多く、手軽に運搬できないものも多いです。
そんな際におすすめしたいのが、楽器用のキャリーカート。
おそらくスタジオ等で誰しも一度は目にしたことがあるであろう器具であり、音楽家にとっての定番グッズと言えます。
今回はそんなキャリーカートの中からおすすめを絞って紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本題の前に、選ぶポイントについて見て行きましょう。
楽器用キャリーカートの選び方
耐重量
キャリーカートは種類によって耐えられる重量が決まっています。
当然ながら値段が上がるほど耐重量も上がりますので、自分が運搬する機材の重さを考えて選びましょう。
しかしながら、音楽を長くやっていると少しずつ機材が増え、当初は予定してなかった機材を運ぶことになることもしばしば。
大は小を兼ねるということで、なるべくなら耐重量の大きいものを選んでおいた方が安心ではありますね。
プレートサイズ
荷物を乗っけるプレートサイズも確認しましょう。
機材によっては小さいプレートサイズでは収まらず、バランスが悪くて危険になることも。
もちろん多少はみ出る分には大丈夫なので、念のため注意しておきたいところ。
押さえるべきところが分かったところで、実際の商品を見て行きましょう。
おすすめの楽器用キャリーカート
MAGNA CART/ MCK
プレート材質 | アルミ |
---|---|
フレーム材質 | アルミ |
プレートサイズ | 28 x 39cm |
高さ | 63-99cm |
ホイ―ル径 | 12cm |
耐荷重 | 68kg |
本体重量 | 3.3kg |
高さ2段階調節 | ○ |
特徴 | アルミ製・軽量タイプ |
楽器用キャリーカートの王様と言っても過言では無いのがマグナカート。
機能別に多数の種類を取り揃えており、一番人気なのが軽量モデルの『MCK』。
アルミを用いて耐久性を保持しつつも圧倒的な軽さを実現しており、かつ耐重量は「68Kg」と十分すぎるもの。
ちなみに、ギター用4発キャビが1台およそ35~40Kgですので、それを踏まえると耐重性のイメージがしやすいはず。
自分も愛用しており、野外のイベントなんかの時に、デジタルアンプを運ぶ際に重宝しています。
MAGNA CART / MC2
プレート材質 | アルミ |
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フレーム材質 | スチール |
プレートサイズ | 28 x 49cm |
高さ | 72-99cm |
ホイ―ル径 | 18cm |
耐荷重 | 90kg |
本体重量 | 5.0kg |
高さ2段階調節 | × |
特徴 | 重いものにも対応 |
かなり重い機材や量を運ぶ人におすすめなのが、耐重量「90kg」とマグナカートシリーズの中で一番の耐久性を誇る『MC2』。
そこまで重いものを載せない人でも、大事な機材を運ぶため安心感を得るために、こちらのモデルを選ぶという人も多いです。
実際フレームもスチール製だったりと、一段上の堅牢な作りになってますので、安定感も優れているのは間違いありません。
シンバルスタンドまで載せる場合は、このプレートサイズでなければ難しく、ドラマーの人にはかなりオススメ。
MAGNA CART / MCI
プレート材質 | スチール |
---|---|
フレーム材質 | スチール |
プレートサイズ | 29 x 38cm |
高さ | 71-98cm |
ホイ―ル径 | 12cm |
耐荷重 | 68kg |
本体重量 | 4.0kg |
高さ2段階調節 | × |
特徴 | スチール製・標準タイプ |
最後はマグナカートの標準モデルと言える『MCI』。
耐重量やサイズ感などほぼほぼ最初の『MCK』と一緒なんですが、こちらは材質がスチールとなっており、それに伴い重量もやや重くなってるのが相違点。
同じようなスペックながら、こちらの方が素材的に頑丈になっていると考えれば良いでしょう。
ちなみに値段はこれが最安ですので、なるべく安くマグナカートが欲しい方は、これがピッタリです。
「おすすめの楽器用キャリーカート『持ち運び快適』」まとめ
ということで、おすすめの楽器用キャリーカートを紹介して来ました。
自分自身長らくキャリーカートは持っていなかったんですが、実際に使ってみると「こんなに便利ならもっと早く買っておけば」と強く思いました。
背負う・手に持つなど、人力に頼って機材を運ぶこともできなくはないですが、実際相当にしんどいものですし、そんなことをしていてはライブの前に疲労困憊です(笑)
実際僕は中型のデジタルアンプを鞄に入れて肩に下げてライブに運んだことがあるのですが、その際にあまりにきつすぎて、キャリーカートの必要性を実感したところでした・・・。
無駄に体力を消耗せず、ライブや練習でベストなパフォーマンスを出せるよう、移動を楽にするためにキャリーカートは必須アイテムですよ。
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