マーシーに憧れてギターを始めようと志す人は、数多くいますよね。
そして大半の人は、「同じものが欲しい」と思い機材を調べるわけですが、数十万という値段を見て、「こんな高価な物を買うのは無理だ」と壁にぶち当たります。
過去の僕もまさにその状況になりましたが、結果として類似している安価な製品に落ち着きました。
実際、挫折率が高いギターを0から始めるのに、いきなり高価なクラスを買うのはあまりにもリスキーですし、結果として良い選択だったと個人的に思っています。
そこでこの記事では、マーシーの所有ギターに類似している、初心者向けの安価なギターを紹介していこうかなと。
真島昌利(マーシー)の使用機材は?ギターやエフェクターまとめギターを続けるうえでは、モチベーションの維持がとにかく重要なので、見た目が気に入っているというのは、とても大切。
ぜひお気に入りの一本を見つけて、楽しいギターライフをスタートさせてみてください。
なお、できれば店頭で買った方が良いのですが、「田舎に住んでいて楽器屋が無い」という人も多いので(僕もそうでした)、ネットで買う前提で進めていきます。
初心者おすすめの一本
まず大前提として、ギターにはアコギとエレキの2種類があります。
エレキ?アコギ?ギターはどっちから始めるべき?5年たった今だから言えること詳しい説明は上記記事を参考にしてもらうとして、2種類それぞれに分けて紹介していきますので。
因みにマーシーが初めて買ったのはモーリスのフォークギターで、その後グレコのEG-480という流れなので、「アコギ→エレキ」という順番。
マーシーと同じ順番で始めたいという人は、アコギから手に取れば良いでしょうし、バンドサウンドが大好きという人は、エレキの方が良いでしょう。
どっちから始めた方が上達するなんてことは無いので、本当に好きな方を選ぶべきですよ。
アコースティックギター編
マーシーが使用するアコギと言えば、「マーチン」「ギブソン」あたりが定番ですが、ギブソンには廉価版は無いし、マーチンで安いのはせいぜいミニギター。
そのため同じメーカーの廉価品というのは存在せず、他メーカーから選ぶ他ありません。
さらに、マーシーが愛用しているアコギは総じて「ドレッドノート」と呼ばれる大きめのタイプであり、安価で扱っているメーカーはごく僅か。
ということで、「ドレッドノートかつ安価」という観点で3つほど選んでみました。
フェンダー/ CC-60S Concert Natural
ストラトキャスターなどで知られるフェンダーですが、安価なアコギが多数存在していてオススメなんです。
実際マーシーはフェンダーのアコギは使用していませんが、エレキではフェンダー製は多数所有してますし、同じロゴというだけでもカッコイイですよ。
僕も最初は同器を買いましたが、7年近く経った今でも普通に使えてるので、品質の心配も不要。
ナチュラルとサンバーストがあるので、好きな色を選びましょう。
レコーディングキング / RDS7 Tobacco Sunburst
安価ながら「ギブソンっぽい」と評判のアコギ。
見た目も結構ダークな感じのサンバーストで、目を惹く部分もありますね。
ギブソンの「J-160E」を愛用しているマーシーなので、メーカーは違えど、近い雰囲気は手に入るのではないでしょうか。
プレイテック/ ZD18
「メーカーも何も拘りは無いから、とにかく安いギターでいい」という人にはこちら。
日本最大手の楽器通販サイト「サウンドハウス」のプライベートブランド製なのですが、6000円台と逆に心配になる安さ。
ネット上では色々と賛否が分かれるものの、初心者しか評価してない気がしますが、サウンドハウス上では高評価のみ付いています。
安易に信用するのも怖いですが・・・。
エレキギター編
「マーシーと言えばレスポール」というのが、ほぼイメージとして定着しており、現在のメイン器もやはりレスポール。
しかしハイロウズのバームクーヘン期などは、通称・ブラッキーと呼ばれるストラトを使用していたり、多様なギターを保有しています。
レスポール系を中心に、いくつかピックアップしてみましたので、参考にどうぞ。
エピフォン/Les Paul Standard
レスポール系が良いならば、ギブソンの廉価メーカーであるエピフォンを選んでおけば間違いありません。
とくにサンバーストカラーは、ハイロウズ期に使用していたレスポールっぽい雰囲気もありますし、見た目も気に入るはず。
安価ながらoasisのノエル・ギャラガーがデビュー時に使っていたりと、プロの現場でも使われるクオリティの高さですよ。
BURNY / RLG-95
アメリカの老舗ギターメーカーである、バーニー製のレスポールタイプ。
同社ではギブソン系をバーニーというブランド名で展開しているだけあって、エピフォン同様のしっかりとした作りが魅力的。
日本製造品というのも、安心感がありますね。
BLITZ BY ARIAPROII / BLP-SPL Yellow
色々な点で異なるものの、パッと見のデザインでは現在のメインギターである「レスポールジュニア」に近いと言えます。
日本の老舗楽器メーカーであるアリア製なので、かなり安価ながらしっかりした作りであると評判。
次に紹介するプレイテックよりは高いですが、1万円台と十分破格の値段なので、安さ重視の人には持ってこいですね。
プレイテック/ LP400
アコギ編でも登場した、プレイテックの激安ギターのエレキ版。
いわゆる標準的なレスポールタイプではありますが、木目が見られずツルっとした仕上がりが少し気になるところ。
とにかく安けりゃいい人は、検討の余地はあるかもしれません。
FENDER/ MIJ Traditional ’60s Stratocaster
ブラッキーは高いので、安価な部類のフェンダージャパンの黒のストラトをチョイス。
本家フェンダーに引けを取らず、愛用する人も多い同社ですので、末永く使えることは間違いありません。
クロマニヨンズばかり見ていると、あまりストラトのイメージはありませんが、ハイロウズの頃に憧れがあるならぜひ。
まとめ
人それぞれ選ぶポイントがあるのは勿論ですが、やはり初心者は見た目が気に入るかはとても大事。
不満点があると弾かなくなる原因にもなりますし、上達を妨げる要因にも。
なので同じモデルではないにせよ、「マーシーっぽいギター」を最初に選ぶことは、間違いなくやる気の持続に繋がりますし、モチベーションは上がるはず。
正直あまりに安いものは当たりはずれも多く、そもそも初心者ではチェックするポイントも分からないので、ネットなら尚更、超絶安価は避けた方がいいのかなと。
アコギなら「フェンダー」、エレキなら「エピフォン」がイチオシなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
では気に入ったギターを手にして、楽しくギターにチャレンジして貰えると嬉しいです。