ハイロウズのサウンドの骨格を支えていたリズム隊の調先人と大島賢治。
そしてブルーハーツ・クロマニヨンズには決してない圧倒的な彩と、音色の豊かさを与えていた白井さん。
今改めて聴き直してみても、ハイロウズは5人揃ってのバンドであったと強く感じます。
さらにキーボードが入った日本のバンドは数多くあれど、根幹にあるロックンロールさにおいて、ハイロウズを超えるバンドは後にも先にも存在しないでしょう。
ヒロトマーシーのバンドというと、2人の機材にばかり目が行きがちですが、今回はリズム隊の2人と白井さんの機材について詳しく紹介していきたいと思います。
限られた情報にはなりますが、ぜひ参考にしていただき、少しでも理想のサウンドに近づけて貰えると嬉しいですね。
調先人&大島賢治&白井幹夫の機材
調先人の機材
ベース
・ミュージックマン Sterling
「ロブスター」のツアー時までメイン・ベースとして使用。
型番など不明だが、この類の種類だと思われる。
・フェンダー ジャズ・ベース ブラック 詳細不明
アンプ
・アンペグ SVT-Ⅱpro
後継品のSVT-7proがこちら。
・アンペグ SVT-810E
上記アンプと組み合わせて使用していたキャビネット。
エフェクター
・POD 詳細不明
大島賢治の機材
ドラムセット
・タマ スタークラシック・シリーズ
・ファイブス(バスドラ22,タム13,フロアタム16,18)
・カノウプス(バスドラ22)
スネア
・タマ PB355
・DW
・ラディック
・カノウプス
シンバル
・イスタンブールのアルケミー
白井幹夫の機材
キーボード
・ヤマハCP-80M 改造型 (エレクトリック・ピアノ)
参考 CP80MYAMAHA廃盤品。類似品となると、鍵盤数は違えどこのあたりだろうか。
・コルグ BXⅢ(オルガン)
・ホーナー D-6(クラビネット)
スピーカーその他機材
・グヤトーン ハーピスト
ヒロトも使用していたため、転用して使っていたかもしれない。
・VOX ワウ
・EV スピーカー 型番不明
・レズリー・スピーカー 改造型
「調先人&大島賢治&白井幹夫の機材」まとめ
簡単ですが、3人の機材について紹介してきました。
まだまだ情報が不足している部分はあるので、今後も新しく分かったものは追記していきますので。
そして、憧れの人と同じ音を出したいと思った際に、試行錯誤するべきポイントは多々ありますが、一番手っ取り早く近づける方法としては、やはり同じ機材を使うこと。
手にしてから使ってみても全然音が違う、なんてこともありますが、それは別のところに音作りの要因があったりするワケで、そうした部分を探していくのが楽しみ方のひとつになると感じます。
一朝一夕でいかないのが面白さですし、ぜひ追及して行ってみてくださいね。
〇参考書籍
ロッキンf 1999年7月号
バンドやろうぜ 2003年1月号
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