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【金字塔】おすすめの西部劇映画を紹介!

スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!

 

19世紀後半のアメリカ西部開拓時代を描いたジャンルであり、未だに根強い人気を誇る西部劇。

 

ジャンルの垣根も飛び越え、映画史に残る名作がこれまでいくつも発表されてきました。

 

今回はそんな西部劇映画のおすすめ作品を、どんどんと紹介していきたいと思います。

 

今まで西部劇を見たことが無かった人も、焦燥感の感じられる独特のノスタルジックな空気感に、グイグイと惹き込まれること間違いありませんよ。

 

ちなみに当サイトは音楽のサイトですが、西部劇は楽曲の題材にされることも多いので、西部劇の雰囲気を知っていた方が、間違いなく深く音楽に入り込めると思い紹介するところ。

 

ぜひ珠玉の名作映画に舌鼓をうってみてくださいね。

【記事内に広告を含みます。】

おすすめの西部劇映画

シェーン


おすすめ度
(5.0)

史上最高の西部劇映画と名高い『シェーン』。

 

南北戦争後の西部開拓時代を描いた内容であり、とにかく主人公シェーンがカッコイイのなんの。

 

単なる銃撃戦を描いたようなヒーロー映画とは異なり、確固たる人間たちの魅力が感じられるのが珠玉です。

 

物語の発端は、牧場主と開拓民の抗争ですが、いつの時代も既得権益を守ろうとする人間はいるもので、時代の光と影を丁寧に描いているのも着目したいところ。

おすすめの視聴方法

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯


おすすめ度
(4.0)

シェーンとは異なり、実在した西部開拓時代の人物である『ビリー・ザ・キッド』。

 

数々の創作物で伝説的に描かれたこともあり、今もなお非常に人気が高いです。

 

同作はビリーの最後を題材にした映画であり、彼がどのように生きて、そして死にゆくのかが描かれています。

 

1860年代から90年代が『西部開拓時代』と呼ばれるものですが、掘り下げていくとかなり濃い時代。

 

ゆえに一朝一夕で理解できるものでは無いため、映画を入り口として、とりあえずの空気感を掴んでもらえれば。

おすすめの視聴方法

真昼の決闘


おすすめ度
(5.0)

西部劇の大きな転換点となったと言われ、今もなお歴史に名を残す西部劇映画の名作。

 

これ以前の西部劇は、主人公は無敵のヒーローであるのが当たり前であったのが、本作では恐れて逃げようか考えるなど、まさに普通の人間として描かれています。

 

町人が皆協力しようとせず、最終的に主人公1人で悪漢4人に立ち向かうことになるというのが簡単なストーリー。

 

ある種の空想的な世界であった西部劇の世界が、人間模様が現実となんら変わりないところに本作の一番の凄さがあると言っても過言ではありません。

 

そして映画の上映時間と作中の時間が同時に進むリアルタイム劇であることも、映画の緊張感を増長させています。

 

近年ではドラマ『24』で知られるリアルタイム劇の手法が、古くから使われていることにも歴史を感じるところ。

おすすめの視聴方法

駅馬車

おすすめ度
(5.0)

ジョン・ウエインの出世作として知られ、今もなお西部劇史に燦然と輝く不朽の名作。

 

最初から最後まで西部劇らしい激しい戦いというわけではなく、物語の大半は駅馬車に乗り合わせた人間模様を描いている点が特筆すべきところ。

 

人間味溢れるキャラクターの数々に、この作品の魅力が詰まっていると言っても過言ではありません。

 

ちなみに駅馬車というのは、長距離を移動する馬車のことで、鉄道や自動車が発達していない時代に主流であったもの。

 

ラストのインディアン襲撃の迫力あるシーンは息を飲む間もありませんよ。

 

なお主人公リンゴ・キッドのモデルになったのは、同名の実在人物。

おすすめの視聴方法

荒野の決闘

おすすめ度
(5.0)

ジョン・フォード監督作品では、先の駅馬車と並んで最高傑作と評される『荒野の決闘』。

 

アクションは主軸ではなく、深い人間ドラマが特徴の一つで、風情溢れる空気感が今もなお多くの人を魅了し続けています。

 

25万ドルかけて街のセットを作ったり、BGMを極力使わず自然音を優先している点など、とにかくリアルな光景を作り出すことに注力してることが素晴らしい点。

 

なお、『OK牧場の決闘』として知られる、西部歴史上の出来事を題材としていますが、史実とは異なりかなり脚色が入っているのは覚えておきたいところ。

 

西部劇を知る上では欠かせない、2つのジョン・フォード作品を、ぜひセットで見て欲しいですね。

おすすめの視聴方法

荒野のガンマン

おすすめ度
(4.5)

いわゆる王道の西部劇映画からは一線を画した内容の西部劇映画。

 

というのも、主人公は南北戦争で北軍兵として戦い、南軍兵に頭の皮を剥がれそうになり傷が残ったため、復讐のため南部を彷徨っているというもの。

 

さらに手も古傷があり、銃もまともに撃てない体という、主人公らしかぬ主人公。

 

完全無敵のヒーローでは無いという点では、尺度は違えど『真昼の決闘』と似た部類ですね。

 

ちょっと話の展開に疑問符が付く部分はあるにせよ、全体を通してスッキリとまとまっており見やすい内容でしょう。

おすすめの視聴方法

明日に向かって撃て

おすすめ度
(5.0)

実在した銀行強盗、「ブッチ・キャシディ」と「ザ・サンダンス・キッド」の2人を主人公にした物語。

 

アメリカン・ニューシネマの代表作の一つだけあり、「俺たちに明日はない」と同じような爽快な見心地がありますね。

 

通常西部劇というと、主人公が真正面から敵に立ち向かうヒーローとしての姿が典型ですが、本作は真逆で、逃げ惑う姿が描かれるのです。

 

「なんて情けない」と思うかもしれませんが、命の危険を感じれば逃げるのが当たり前の行動。

 

生への執着という、ありのままの人間らしさを映し出した、唯一無二の名作と言えるでしょう。

 

映画史に残る屈指のラストシーンに、心打たれること間違いありませんよ。

おすすめの視聴方法

「【金字塔】おすすめの西部劇映画を紹介!」まとめ

以上、おすすめの西部劇映画を紹介してきました。

 

現代においては主流では無いのもあり、古い作品が多いですが、とにかく色あせない面白さがある西部劇。

 

いわゆる『男のロマン』が詰まっていると感じるところであり、カッコイイ主人公に憧れるのは間違いありません。

 

そして白黒だからこその、独特な空気感のある作品も多く、チカチカしたカラーが当たり前の現代においては、より新鮮に見える部分も。

 

ぜひ今回紹介したような名作に目を通し、改めて西部劇の素晴らしさを知ってもらえると大変嬉しく思います。

 

ちなみに西部劇映画では『南北戦争』や『インディアン』など、アメリカの歴史が内容に深く関わっており、それらについて知識があった方がより楽しめますよ。

 

別記事でアメリカの歴史を題材にした映画をまとめてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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