スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
「愛聴してるレコードを車でも聞けるように、CDにしておきたい」
「レコードしか存在しないアルバムだから、CDにも変換したい」
レコードが好きな人ほど、このような問題に直面することが多いと思いでしょう。
僕も過去に同じ壁にあたりましたが、今ではその術を身に付けて好きなレコードをスラスラとCDにして楽しんでいます。
今回はいくつかある方法の中から、3つに絞っておすすめの方法を紹介。
基本的に自分で行う場合は、PCは必須ですので、その点はくれぐれもご注意くださいね。
それでは早速本題に入っていきます。
レコードをCDに変換・録音する方法
①デジタル変換機能付きのレコードプレーヤーを使う
一番無難で簡単なのがこの方法。
昨今は安価なプレーヤーを中心に、デジタル変換機能が付いているものが多いです。
値段も1万円を切るほどですし、気軽に手に入れられるのが嬉しいところ。
すごく手軽に変換できるので、あまり面倒に自分で作業したくない方はぜひ。
具体的にCDにするまでの流れを図で見て行きましょう。
おおまかな流れはこのようになっており、拘らなければ特に編集はしなくても問題は無いです。
初心者におすすめのレコードプレーヤー5選!『買えばすぐ聴けるものを紹介』こちらの記事でデジタル変換機能が付いているプレーヤーを紹介してますので、好みのものを選んでみてくださいね。
個人的にはデザインもカッコイイ『ION Audio Vinyl Motion』がオススメ。
②スピーカーから出る音を、ヘッドフォン端子から録音する
自分でできる限り音質に拘って録音したい人にオススメしたい方法。
こちらも先に表を見た方が分かりやすいです。
図中ではフォノイコ・アンプを省略してるので、ご了承を。
先ほどと比べるとちょっと複雑に見えますが、実際はそこまで難しいものではありません。
見ての通り『レコーダー』が別途必要になりますが、これは『リニアPCMレコーダー』のこと。
詳しい説明は省きますが、ようは「ボイスレコーダーとは比べ物にならないほど綺麗に撮れるレコーダー」と考えてもらえばOKです。
『DR-05VER2-JJ/TASCAM』が安価で品質も良く、amazonでベストセラーになっているほどなので、最初の一台に選んでも間違いはありませんよ。
【音楽録音】おすすめのリニアPCMレコーダー(ICレコーダー)を紹介!レコードだけに高いレコーダーを買うのはちょっとと思うかもしれませんが、「楽器や歌を録音」「知人のライブ・コンサートを録音」「電車や公園など、外の音を録音」など、色々な場面で役立ちますので、持っておいて損はしませんね。
細かくやり方を説明して行きましょう。
①スピーカーには必ずAUXなどと書かれたヘッドフォンの接続端子があるので、AUXケーブルで、スピーカーとレコーダーをつなぐ。
②レコードを再生し、レコーダーに音声が入力されているのを確認したら、録音。
③録音出来たらPCに取り込み、適時編集し、CDに焼く。
以上が簡単な作業の流れ。
AUXケーブルはこんな感じの商品です。
文章だけでは非常に分かりにくいので、近々画像or動画を追加しますのでお待ちくださいね(^^;)
僕は毎回この方法でレコードからCDにしており、音質的にも満足して楽しんでます。
③業者に頼む
「自分でやるのは面倒くさいから、多少お金はかかっても誰かにやってもらいたい」という人にオススメの方法。
とはいえ、安くてもLP1枚で2,500円~といったところなので、お金に余裕が無いとちょっと厳しいなと思うところ。
その分当然高価な機材を揃えて良い音質で作ってくれるでしょうし、価格は致し方無いところなので、「自分でやる時間と手間」と「お金と音質クオリティ」を天秤にかけて選んでもらえばいいんじゃないかと。
「レコード CD 変換 サービス」といった具合で調べると、色々な会社が出てきますので、依頼したい方は調べてみてくださいね。
個人的には自分でやった方が、同じCDにしても愛着が湧きますし、機材いじりを詳しくなった方がレコードは楽しめると思うところですが、各々自分の好きなやり方でやってみるのがいいのではないでしょうか。
「レコードをCDに変換・録音する簡単な3つの方法」まとめ
以上、レコードをCDに変換・録音する方法を紹介してきました。
まとめると『自分でやる方法が2パターン』と『人に頼む方法』といった内容でしたが、先にも書いたように、各々重視する点が違うでしょうし、好きな方法を選べばいいかなと思うところです。
間違いなくレコードにはそれでしか出せない音があると感じるところであり、一度魅力に気づいてしまうとデジタルの世界には戻れないもの。
しかし、持ち運びの利便性や手軽さはどうしても劣りますので、代替手段としてのCD化は致し方無いですね。
また、世の中にはまだまだレコードしか存在しない音源というのも多くあり、最終的に擦り切れて聴けなくなるというレコードの性質上、デジタルで保管しておくことは大事なことだと思います。
一言でCD化と言っても、理由は様々でしょうから、「音質」を重視するか、「手軽さ」を重視するか考えた上で、自分に合った方法を選んでもらえると嬉しいです。
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