「ブルーハーツの動画を見たら、甲本ヒロトの動きが異常だった」
「甲本ヒロトは病気なのではないか?」
そう思っている方が、この記事をご覧になっているかと思います。
どうも、スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
結論から言うと、病気ではありませんし、むしろすごく頭の良い人間です。
「薬物使っているのではないか?」といった話もありますが、それもあり得ません。
この記事では、ヒロトマーシーファン歴10年以上の管理人が、「そもそもなぜヒロトが病気と思われるのか?」「病気ではないと断言できる理由」について、書いていきたいと思います。
甲本ヒロトが病気と思われる理由
①ステージでの動き
第一にライブ時のステージでの動きが挙げられます。
というか大半の人はこれが理由で、「病気なの?」と思いますね。
特にブルーハーツ初期の頃はとくに動きが激しく、奇怪に体を揺らすわ、飛び跳ねるわ、白目むいて歌うわで、知らない人が見たらそりゃあ危ない人に見えただろうな、というのは感じざるを得ないところ。
しかしこれはパフォーマンスであると、はっきり断言できます。
ブルーハーツが初めて出たTV番組として有名な、『夜のヒットスタジオ』というテレビ番組の話を。
番組内でライブ演奏をするのですが、ヒロトを見て爆笑するジャニーズの田原俊彦の姿が映ります。
ではテレビの視聴者も笑って終わったかと思いきや、真逆。
このTV出演により、元々火が付き始めていたブルーハーツは、さらに劇的にファンを増やし、知名度は一躍全国区となったのです。
つまりこの映像を見て、2つの反応をする人がいたんですよ。
「笑う人」と「感動する人」が。
僕は世代では無いため、後追いで映像を見ましたが、もちろん反応は後者。
あの歌い方を見て、他のミュージシャンには決して無い、猛烈な魅力を感じたのです。
狙ってやっていることでは無いと思いますが、事実として、あのパフォーマンスで多くの人を惹きつけたのです。
もちろん、曲の良さもあってこそですが。
そのため、「あの動きは病気だからなの?」という質問には、NOと言えます。
天才性を持っているという意味では、ある種普通と違う人と言えるかもしれませんが、ヒロトがステージで行うのは全てパフォーマンス。
今まで日本でこのような歌い方をする人がいなかっただけで、むしろヒロトが影響を受けたパンクというジャンルのバンドは、同じように過激な歌い方をするボーカルばかりです。
分かりやすいところを挙げると、『セックス・ピストルズ』。
ボーカル、「ジョニー・ロットン」のマイクを掴み寄りかかるように歌う様を見ると、影響を受けているのがよく分かります。
このようにヒロトは自分が影響を受け、カッコイイと思ったパフォーマンスを真似し、さらに自由に動いて歌ってるだけで、決して病気などでは無いのです。
②しゃべり方
クロマニヨンズになったあたりから顕著ですが、TVに出た際、妙にたどたどしい話し方をするんですよね。
だからヒロトを知らない人が見ると、変な人に思えてしまうのだと。
イメージが沸かない人は、「クロマニヨンズ Mステ」とかで調べてみてください。
では昔からずっとあの喋り方なのかと言うと、全く違います。
「ブルーハーツ インタビュー」といった感じで、youtubeで調べてもらうと分かるのですが、普通にスラスラ喋ってるんですよ(笑)
つまり今の喋り方は、いわば演技と言いますか、あえてそういった話し方をしているのが分かります。
ではなぜ時間の経過と共にそんな喋り方をするようになったかと言うと、そこは謎。
ヒロトマーシーって何も考えてない風を装いながら、実はすごく考えてるみたいなところがあるので、あの人たちの本当の事ってよく分からないんですよね。
確かに喋り方は、たどたどしいように思えますが、ちゃんと内容を聞くと、きちんと理路整然とした話になってるんですよ。
特にラジオ出演した際の話を聞いてると、趣味の昆虫や相撲についてなど、かみ砕いて説明することがあるのですが、本当に分かりやすい内容。
みなさん喋る機会があると思うので、分かると思うのですが、人に説明するというのは、すごく難しいこと。
ですがヒロトは簡単にやってのけます。
それもそのはず、こちらの記事で書いてますが、ヒロトは岡山一の進学校出身の、いわばエリートなんですよ。
甲本ヒロトを徹底解剖!過去から現在まで全てまとめます「なんでそんなに頭が良いのに、音楽の道に行ったの?」と気になる人は、その辺についても説明してるので、記事を読んでみてくださいね。
話を戻すと、結局地頭が良いんです、ヒロトは。
だからおちゃらけたふざけたキャラを演じても、きちんとした話ができますし、本当はものすごく考えているのだと分かります。
甲本ヒロトは薬物をやってる?
先ほどから否定ばかりしてる気がしますが、もちろんやっていません。
ブルーハーツ時代に『緑のハッパ』というヒロト作の曲が発表されたりしてますが、歌詞的に過激な表現は見受けられないです。
それに、伝説的なロックミュージシャンに薬物は付きものということで、そういったところからインスピレーションを受けたのではないでしょうか。
第一、先ほどの項でも書きましたが、ヒロトの話は本当に理路整然とした話しぶり。
あのような話は、しっかり頭が回っているからこそできるものであり、決して薬物を使用していては無理です。
日本のミュージシャンでも薬物関連で逮捕される人が、ぽつぽつと出てきますが、見た目的にそういったものと無縁そうな人が、逮捕されている印象が。
逆に見た目や、社会的なイメージから真っ先に薬を連想されそうなロックミュージシャンほど、真面目で絶対に手を出さないと思いますね。
「甲本ヒロトは病気ではありません」まとめ
以上、甲本ヒロトが病気ではない理由についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?
得てして有名になった人には、根も葉もない噂がつきまとうもの。
そういった根拠の無い噂話を払拭できたらと思い、細かく解説した次第です。
ブルーハーツとして87年にメジャーデビューしてから30年超。
現在はクロマニヨンズとして活動を続け、今もなおステージの上で圧倒的なパフォーマンスを見せてくれるヒロト。
特に大きな病気も無く、健康そのものですから、今後も元気な姿で一生歌い続けてくれることを願うばかりです。