スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
ヒロトマーシーが愛して止まないアナログ。
昨今はストリーミング配信が隆盛しており、時代は配信と言わんばかり。
しかしそれと同時にアナログレコードブームも巻き起こっており、世界的に見てもレコードの生産数は増加の一途を辿ります。
ムーブメントが起きる遥か前から、ヒロトマーシーはハイロウズ以降、必ずアナログ盤を発売してきました。
もちろん、クロマニヨンズになった現在でも、ものすごく拘ったアナログ盤を発売しています。
ヒロトマーシーが拘る60年代フリップバックE式と180g重量盤
ヒロトマーシーがそれだけ思いを持っているアナログ盤は、ファンとしてはやはり聴きたくなるのが心情ですよね。
そこで、この記事では初心者にも分かりやすく、レコードについて解説していきたいと思います。
そもそもレコードとは?
若い人だと、見たことが無い人も多いと思うので、まずは上の画像をご覧ください。
このような黒い円盤が、いわゆるレコードです。
レコードの歴史的な話をすると、猛烈に長くなるのでここでは割愛。
興味がある方はwikiを読んでみてくださいね。
端的に言うと、エジソンが発明した、人類で初めての「音を記録して再生できる機器」のことを言います。
それまで人類は音を残す術を持っておらず、まさに革命的な技術でした。
音楽の歴史はレコードと共に始まったと言っても過言ではありません。
マーシーもソロ時代に、「エジソンの発明品が俺にドアを見せてくれる」という一節を残しており、エジソンの偉大さを感じています。
レコードを聴くためには何が必要?
CD・MD・カセットテープなどであれば、「プレーヤーに入れてボタン押すだけでいいよ」と言えるのですが、簡単に説明するのが難しいのがレコード。
ものすごく簡略化して説明すると、以下の4つの機器が必要です。
・レコードプレーヤー
・フォノコライザー
・アンプ
・スピーカー
じゃあこの4つを買えばいいのかと言うと、そうも言えないのがややこしいところ。
僕もそうでしたが、初心者にとってレコードほど、何を買えばいいのか分かりにくい物は、ないんじゃないかと思っています(^_^;)
実はこれらの機器は、上に書いたように別々で売っているものもあれば、「レコードプレーヤー+フォノコライザー」、「アンプ+スピーカー」、はたまた「全てが一体化してるもの」があり、初心者が機器を判別するのは本当に至難の業。
『習うより慣れろ』ということで、実際に使ってみると仕組みが段々分かってくるので、気になる方は、以下の記事を参考にしてみてください。
値段はピンキリですが、一式買い揃えて3万円前後ほどが安い部類。
一生物で、末永く楽しめると考えると、そこまで高くは無いのかなと。
レコード機器についても、もう少し詳しく解説しています。
【初心者向け】レコードの聴き方を分かりやすく解説!手軽にすぐレコードを聴いてみたい人にはセット品がオススメ
『難しいことはいいからまずはレコードを聴いてみたいんだ』という人には、機器が全て一体になっている入門機がオススメ。
本当は音質的にも、別々で揃えるタイプを聴いてもらいたいのですが、聴く前の段階で躓いては元も子も無いので、入口としてセット品は十分にアリでしょう。
ちなみに僕は最初の段階で聞く人もいなく大いに悩み、父が持っていた、古いレコードプレーヤーを修理しようとして余計なお金がかかった挙句、修理にも失敗(TT)
こちらの記事で、買えば即レコードを聴き始められるプレーヤーをまとめたので、参考にしてみてください。
たぶん自分でamazon見ても訳が分からないと思うので、この記事から選ぶのが賢明です(^_^;)
アナログを突き詰めると蓄音機に行き着く
ヒロトが近年豪語してるように、蓄音機で聴ける音はレコードプレーヤーと比べると、圧倒的にリアルな音です。
『エルヴィス・プレスリーがいたスタジオの空気感が、僕の部屋に再現されるんです』とヒロトは語ってますが、実際に蓄音機を聴いた僕は大袈裟ではないと思うところ。
蓄音機の音は、まるで目の前でライブ演奏されてるかのような音がするんですよね。冗談抜きで(笑)
そして『蓄音機とレコードプレーヤーって何が違うの?』っていうのも、誰しも抱く疑問。
分かりやすく図解してみました。
そもそもの前提として、レコード単体では、人間の耳で聴きとれるかどうかの音量しか鳴りません。
それ故に、何かしらの方法で増幅させる必要があります。
まだ電気技術が発達してない時代、どうやって音を増幅するかと考え、産み出されたのが蓄音機なわけです。
画像を見れば分かるように、あの大きなラッパが増幅装置の役割を果たしてるのですね。
対してレコードプレーヤーは、電気技術の賜物。
電気信号で音を増幅させ、音量を大きくしています。
つまり蓄音機の方が、同じレコードを聴く手段であっても、よりアナログということなんですね。
それでもって細かいロジックは僕も理解してませんが、『蓄音機の音は蓄音機でしか出せない』というような、ものすごい熱気ある音が出るんです。
僕も蓄音機はいずれ欲しいと思ってるんですが、ゆうに数十万はくだらない世界(^_^;)
いつになるか分かりませんが、思う存分蓄音機の音を浴びたいですね。
ちなみに実店舗は下記の2店が有名なので、興味があればぜひ足を運んでみてください。
「クロマニヨンズ好きはレコードを聞こう!アナログの魅力と初心者でも簡単な聴き方とは」まとめ
アナログの魅力について、つらつらと書き連ねてきました。
少しレコードについて、興味が沸いて来たのではないでしょうか?
デジタルの世界はボタン一つで聴ける分、聴く側の工夫といっても、できることはほぼ無くて、強いて言えばスピーカーの違いくらい。
しかしアナログの世界は、複数の機器が組み合わさって成り立っており、一つ変えても音の印象が変わる奥深い世界。
それゆえに、初心者はとっつきにくく、分かりにくいというのもあるのですが、とりあえず手軽なレコードプレーヤーを買ってみて、まずはアナログの音というものを楽しんでもらえるといいのではないでしょうか。
ヒロトとマーシーが豪語する素晴らしいアナログの世界に、ぜひ足を踏み入れてみてくださいね。