ギター初心者の頃に練習しすぎてバネ指になった話【腱鞘炎】

スズキサトシ(@sasa_rhythm)です！

「ギター弾きだけど、バネ指が怖い。どうするとバネ指になるの？」
「バネ指はどうやって治療するの？」
「バネ指になってしまった、治るまでの練習方法を知りたい」

そんなお悩みをお持ちではありませんか？

この記事では今から約５年前、僕がギター初心者の頃にバネ指になった話を紹介したいと思います。

発症から快方に向かうまでが詳しく分かりますので、まずはご一読を！

バネ指になった顛末～ギター練習のやりすぎ～

僕は約５年前、アコギからギターを始めました。
当時大学４年生で、単位もほぼ取り終わりとにかく時間が有り余る日々。

練習する時間は十二分にありました。

４月からは社会人になるタイミングなため、それまでにできる限り練習しなければと、１日８時間は必死に練習。

９月末から始め、１日８時間練習が５か月経過した２月末、人差し指に異変が発生。

なんと、人差し指の第２関節が曲がらなくなるという。

バネ指になったことのある人しか分からないと思うのですが、いくら曲げようとしても全く曲がらないのです。

(再現写真：こんな感じで曲がりません)

すぐさま病院へ行きましたが、結果的に１か月間ギターが弾けなくなりました。

僕は身近に教わる人もおらず、ネット上の情報だけで練習するしかありませんでした。

参考にしていたのは、youtubeの初心者向けギター解説で有名な「夏林さん」。ひたすら夏林さんの動画で繰り返し練習していました。

しかしながら、動画だけでは分からない部分もあり、ギターを垂直に足に置き最初の１か月練習したり無理な力が入ったりなど今思うと非常に効率の悪い練習の日々。

夏林さんの教え方は非常に分かりやすかったのですが、なんにせよ僕の物覚えが悪すぎたのです。

そしてアコギなので弦が固く、初心者には力がどうしても入りやすかったというのも。
加えて、Fができなくてひたすら練習していたのが最も大きな要因。

そもそも人間の体の構造上、FとかBの押さえ方なんて無理があるに決まってるんですよね(ーー;)

初心者が半ば力づくで無理な指の形を固い弦で行っていたら、そりゃあ指にも大きな負担になります。

医者には普通にバネ指と診断され、治るまでギターを弾かないことを命じられる。

指が曲がらないほどであったものの、僕の場合はそこまで重症ではなく手術までは至らず。

ステロイド注射と湿布だけで済みました。

１か月間左手を安静すると指も元通りになり、練習時間は１～２時間に抑えたものの練習も再開できるように。

以上が僕がバネ指になってから治るまでの流れでした。

もちろん左手は使えないので、右手だけで練習をしていました。

ひたすら色んなパターンのストロークと指弾きアルペジオの練習を１か月。

飽きないで練習するのが非常に難しかったですね。しかも開放弦ですから、特に綺麗なメロディでもなんでもありません。

この時の１か月でかなり精神を鍛えられた気がします(笑)

あと初心者の頃は左手にばかり意識が行きがちですが、実はレベルが上がるほど右手の方がめちゃくちゃ重要に。

今思うとこの時期に１か月集中して右手の練習をできたのは、不幸中の幸いだったかも。

初心者のうちは早く上手くなろうと必死で練習しがちですが、僕のように度が過ぎると結果的にギターに長期間触れなくなってしまいます。

くれぐれも初心者の方は同じ轍を踏まぬよう、適度に休憩をとりながら、あまり無理に力を入れすぎず練習してください！

バネ指は再発も多いらしいですが、僕は幸い一度も再発していません。

(この通り今は普通に曲がります)

中にはバネ指が慢性疾患になり、生涯まともにギターを弾けなくなる人もいるそうなのでくれぐれも気を付けてください。

皆さんはぜひ健康で楽しいギターライフを送りましょう(^^)

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