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ギター弦が錆びるという悩みと解決策

「弦が錆びるのに困っている」という人は多いように思います。

 

錆びてくるとザラザラした手触りが気になりますし、プレイにも悪影響を及ぼします。

 

そこで今回は、なぜ弦が錆びるのかという点と、弦を錆びたまま放置してはいけない理由を見ていこうかなと。

 

錆びたら新しい弦を張れば即解決はするんですが、長く使えると節約になりますし、防止に越したことはありません。

 

では錆の原因・影響・防止方法を通し、弦を長持ちさせる術を学んで行きましょう。

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弦が錆びる原因

弦が錆びるというと、ギターに張ってある弦についての話ばかりなんですが、経験から申し上げると未開封で長期間保存していた弦も錆びます。

 

そのため大きく分けると

①張ってある弦が錆びる
②保管していた弦が錆びる

の2パターンに分けられるかなと。

 

それぞれのパターンで錆びる主な原因が異なるので、ケース別に見ていきます。

張ってある弦が錆びる

張ってある弦が錆びる大半の原因は、手汗と手の汚れによって引き起こります。

 

特に塩分と油分による影響が強いですね。

 

とは言っても汗を抑えるのは無茶な話なので、後段で方策を考えていきましょう。

保管していた弦が錆びる

保管していた弦が錆びる原因は部屋の湿度ですね。

 

とくに日本は高温多湿の国なので、未使用の弦でも数ヶ月放置してると錆びてきます。

 

自分は過去に大量に買い溜めして、結果ほとんど錆びさせるという大失敗をしているので、くれぐれも気を付けましょう。

錆びずに保管する方法は、別記事で紹介しています。

ギター・ベースの弦保管方法『錆びさせないために』

弦の錆がなぜ悪いのか

張ってある弦が錆びている場合に焦点を当てて、なぜ錆が悪いのか見ていきます。

フレットの摩耗

ご存知のように錆びた弦は手で触ってすぐ分かるくらいザラザラの状態になります。

 

ギターの構造上、押弦した際にフレットに弦が接触しますので、錆びているといわばヤスリでちょっとずつ削るような状態に陥るという。

 

フレットが一定以上擦り減ってしまうと、ビビリ音が発生するなど、ギターの音色が悪くなるのは勿論のこと、チョーキングで音が詰まるなんてことが起きます。

 

いずれにせよフレットは消耗品ですし、長く使えばいずれ打ち直しが必要になるものなのですが、長く使えるように錆びには気をつけたいところ。

オクターブチューニングが狂う

関係の無い話に思えますが、実は弦の錆はオクターブチューニングの狂いに多大な影響を与えます。

 

ギターの音程は、張力と重さのバランスによって決まっていますが、錆が生じると重さが変わります。

 

そのためバランスに乱れが生じ、音程の狂いを招いてしまうことに。

 

よって錆びた弦では、どれだけ正確にチューニングしても、オクターブで狂いが出てくるので、正確性を期すなら錆びには敏感になっておいた方が良いですね。

音量・音質が変化する

簡単に想像が付くように、ザラザラとした錆は音質に悪影響を及ぼします。

 

スライドやチョーキングがやりにくくなるのは勿論のこと、右手にも影響が。

 

錆びた弦からは倍音が削られた痩せた音が出やすい為、ピッキングと音の感覚が正しく取れない原因にもなります。

 

とくに右手の練習を主に行なっている人なら、右手側の弦が錆びたら絶対に放置しない方が良いでしょう。

弦の錆を防ぐ方法

フィンガーイーズでメンテナンス

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一般的な方法は、弾き終わったらフィンガーイーズでちゃんとメンテナンスすることですね。

 

自分もギターを始めたたての頃は欠かさずフィンガーイーズ使ってたんですが、最近は面倒なりこまめな掃除もしなくなっている自分がいるので、改めねばというところです(汗)

 

スプレーしてササっと拭くだけなので、面倒くさがらずやっておくだけで弦が長持ちしますよ。(自分にも言い聞かせる意味で。笑)

ギターを弾く前に手を洗う

風邪の予防策みたいな感じになってますが、実際かなり効果があります。

 

指先には意外と汚れが付いてるものなので、これだけでも絶大な効果があります。

 

まあ、弾く前に一々手を洗うのは中々に面倒なので、個人的には錆びない為にここまでやりたくないですね(笑)

 

自分のように面倒くさい人は、後述の方法をおすすめします。

コーティング弦を使う

コーティング弦とはその名の通りコーティングが施されている弦で、汚れと錆に非常に強い耐性を持っています。

 

それ故に音色に特徴あるので、その点で好みが大きく分かれるところも。

 

コーティング弦ならばエリクサーが定番で評判も良いですし、実際錆びにくいのでオススメです。

 

自分も一時期愛用してました。

「ギター弦が錆びるという悩みと解決策」まとめ

ということでザザッと弦の錆についての話を見てきました。

 

色々と見てきたワケですが、過度に錆を恐れるあまり余計なところに時間を取られるのも何なので、自分はあまり気にしないようにしてます。

 

例えばベース弦ではありますが、かのジェームズ・ジェマーソンは10年以上同じ弦を貼り続けてたって話ですし、常に新しい綺麗な弦の音色が良いというワケではありませんしね。

 

実際のところどうかは分かりませんが、10年も使ってたら多少のサビは生じてたんじゃないかと思いますが・・・。

 

そうゆうことでジャンルや好みによるところもありますし、個人的には管理にこまめに気を使うよりも、練習の部分に集中したいので、多少錆びててもそのまま使ってるんですが(笑)

 

変な終わり方になりましたが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。