個人事業主として何とか生計を立てているスズキサトシです。
税理士の登竜門資格『日商簿記1級』を保有しており、税金にはそこそこ詳しい身の上。
最近引っ越しをしまして、それにあたり税務署への提出書類について調べました。
永久に今の場所に住み続けはしないので、いずれまた引っ越すことを考え、自分の備忘録も兼ねて必要書類についてまとめておきます。
同じように引っ越しをする個人事業主・フリーランスの方の参考になれば幸いです。
個人事業主・フリーランスが引っ越した際に必要な税務署への書類
結論から言いますと、基本的には『所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続』だけでOKです。
ネット上の記事では「改めて『開業届』を出す必要がある」と書いてるものもありましたが、自分が税務署に問い合わせしたところ「開業届は引き継がれるので不要」との事でした。
注意点としては、引っ越しで税務署の管轄が変わる場合には、以前の管轄の税務署に書類を提出すること。
自分もこのあたりが不明確だったので、税務署から直接回答を経て安心しました。
なお、従業員を雇っていて給与を払っている事業所の場合には、「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」の提出が必要なのでご注意を。
最後に自分の記載内容に倣い、『所得税・消費税の納税地の異動に関する届出手続』の記載例を貼っておきます。
赤枠で囲った部分のみ自分は記載しました。
郵送で提出後、税務署から特段の連絡も無いので、内容に問題は無かったようですので。
「個人事業主が引っ越しした際の税務署への届出は?」まとめ
ということで、個人事業主が引っ越した際に必要になる、税務署への提出書類をまとめてきました。
なおこの情報は2021年5月現在の税制に基づいておりますので、今後の法改正如何によっては必要書類が変わることも考えられます。
あくまでも参考ということで、厳密な正誤は最寄りの税務署に問い合わせ頂けますと幸いです。
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