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【映画界の伝説】マーティン・スコセッシ監督のおすすめ作品

『鬼才』と呼ぶに相応しい映画監督である、マーティン・スコセッシ。

 

「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」など、数々の作品でその才能を世に知らしめて来ました。

 

彼の作品の特徴としては、商業的な映画とは一線を画した視座の深さで、人間の深層的な部分での気づきを与えてくれる事だと、僕自身感じています。

 

その魅力に取り憑かれた人は数多く、現代ではタイトルで映画が見られる事が大半なものの、監督名で見られる稀有な存在と言えるでしょう。

 

長いキャリアの中で作品もかなり膨大な数があり、これから掘っていきたい人にとっては、どれから見るべきか非常に悩ましいところも。

 

そこでこの記事では、大の映画好きの僕が、おすすめのスコセッシ作品を紹介して行きます。

 

ぜひ作品選びの参考にしてみてくださいね。

【記事内に広告を含みます。】

おすすめのマーティン・スコセッシ作品

タクシードライバー

おすすめ度
(5.0)

心が荒んだ男の虚無な日常・焦燥を描いた、ニューシネマの傑作の一つ。

 

映画好きなら誰しも見ているほど支持されている作品であり、得も言えぬ空気感に虜にされてしまうのでしょう。

 

しかし、わりと好き嫌いが分かれる側面もあったりして、強烈な癖や個性が滲み出ている故のもののように感じます。

 

ちなみに僕はドツボにハマりましたね・・・。

 

社会に馴染めないという思いは、大なり小なり多くの人間が感じていたりするものですが、安易な商業主義のハッピーな映画には無い、リアルが感じれるはず。

 

ネタバレになるのではっきりは言いませんが、最後の方を見ていると結局人間は愚かであるということを、改めて思わされますね。

キング・オブ・コメディ


おすすめ度
(5.0)

タクシードライバーですざまじい衝撃を受け、スコセッシの虜になり手に取った作品。

 

全く下調べせず見たので、「タイトルからしてコメディチックなものなのかな?」と思ったりしましたが、良い意味で期待を大いに裏切られました。

 

2020年に入って幾つかの映画を見ましたが、今のところナンバーワンの面白さと断言できる作品です。

 

コメディアンとして夢を追い続けている、34歳・ちょっと頭のネジが外れてるような男が主人公。

 

有名コメディアンと強引にコネを取り付け、そこから物語が進展していくのですが、いやはや息も飲めないくらい、画面に取り憑かれてしまいました。

 

人間誰しも『承認欲求』というものを持っていますが、欲求が奥深すぎることの恐ろしさを、改めて考えさせてくれる内容と感じます。

 

一味二味も違う、スコセッシの視座の深さが現れている作品であり、彼の作品は底無しの深さがあると思うところ。

 

関根勤が「デニーロの最高傑作」と豪語したり、はたまた松田優作が本作を見て「とても勝てない」と落ち込んだほどのデニーロの名演にも注目。

 

スコセッシ作品の入門としても、十分におすすめできるものですね。

サイレンス-沈黙-


おすすめ度
(4.0)

★4

 

遠藤周作の小説『沈黙』を原作とする、江戸時代のキリシタン迫害を描いた、スコセッシが長年温めてきた意欲作。

 

タイトル通り、BGMらしいBGMがほとんど流れないことや、過激な描写も厭わず再現するなど、拘り方が流石彼らしいですね。

 

僕自身特段宗教に興味は無いのですが、「踏み絵」といった史実は歴史の授業で習うので、改めて理解が深まったところはあります。

 

とはいえ、本作のレビューで「キリシタンが一方的に被害者側になっている」旨の指摘を見つけ、気になって調べてたところ、逆にキリシタンの日本における横行もあってビックリ・・・。

 

神社を焼き打つ・日本人を奴隷として売るといった事実があったのは初めて知りました。

 

だからといって、キリシタン全てが悪とは思いませんし、物事の解釈は、どの方面から捉えるかによって異なってくる事を、改めて感じましたね。

 

多様な意味で深みを含んだ、気づきを与えてくれる本物の映画でしょう。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート


おすすめ度
(4.5)

ウォール街の夢と狂気を織り交ぜた、屈指のエンターテイメント映画。

 

「貯金0から年収49億円」のキャッチコピー通り、投資の世界で爆烈に成り上がっていく様を描いた内容であり、嘘のような本当の出来事に驚愕させられます。

 

レオナルド・ディカプリオの高い演技も相まって、映画がより一層高みに達してるのが分かるところ。

 

僕は一時期投資にハマって勉強していた時期があり、その頃に同作を見つけましたが、投資への興味云々を抜きにしても、抜群に面白い映画。

 

広義の意味でお金に興味が無い人はいないでしょうから、ぜひ見ておきたい作品ですね。

マーティン・スコセッシが手掛けた音楽映画

スコセッシ監督は、ロックの最盛期に青春時代を過ごしただけあって、大のロック好き。

 

そのため音楽関係のドキュメンタリー映画も数多く手がけ、有名どころではザ・バンドの『ラストワルツ』、『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』など。

 

とはいえ、映画の性質上、そのアーティストが好きな人じゃないと楽しめないと思うので、おすすめ作品というところとは別項にしておきました。

 

音楽映画はまとめて別記事にしていますので、そちらを参考にどうぞ。

【音楽家が選ぶ】おすすめ音楽映画『ロック好き必見』

「【映画界の伝説】マーティン・スコセッシ監督のおすすめ作品」まとめ

ということで、おすすめのマーティン・スコセッシ作品を紹介してきました。

 

入り口としては『タクシードライバー』を見ておけば間違い無いかなと、個人的には思うので、騙されたと思い、まずは手に取ってみてください。

 

彼の作品の深みに気づけば、底無しの沼にズブズブハマっていくように、虜になっていくはずですよ。

 

伝説と化しているスコセッシ作品の魅力を、少しでも感じてもらえると幸いです。

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