スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
ハイロウズのPV集第二弾である、『FLASH BACK vol,2』。
言うまでも無くvol,1同様に大半がライブ映像の詰め合わせです。
vol,1では活動初期の頃はプロモーションの都合も合ってか、凝った映像も多かったものの、本作では手作り感溢れる映像が大半。
しかしこの素朴で、映像に大して拘らないところがハイロウズらしさを感じる点であり、この方が圧倒的な勢いを感じることができるという、変え難い良さがあると思います。
違う角度で見れると言う点では、ロンドンとニューヨークの映像を用いた『ニューヨーク』『一人で大人一人で子供』のPVがなかなか面白いところ。
そんな感じでざっと紹介をしていきましょう。
FLASH BACK vol,2/THE HIGH-LOWS
モンシロチョウ(99)
定番のライブ映像切り貼りPV。
後半にフェスの裏手での映像からの、フェスのライブ映像になりますね。
パンダのこころ(99)
ライブ映像とツアーの機材車&PAでの休憩映像など。
ライブ楽屋映像も入ってますね。
青春(00)
いつものアトミック・ブギー・スタジオでの映像から、ライブ映像といった内容。
不死身の花(00)
お馴染みライブ映像。
タンポポ hang on version(00)
恒例のライブ映像。
タンポポの映像はむしろPVよりも、『that summer feeling』に入ってるバージョンがカッコイイです。
日曜日よりの使者(SINGLE Version)(96)
こちらもライブ映像。
デトロイト・モーター・ブギ(96)
キッスのオマージュのリフでお馴染みの同曲。
またもライブ映像。
十四才(01)
2001.06.10の京都磔磔でのライブ映像。
ライブハウス後方からホームビデオ?で撮ったようなもので、日付や撮影時間が画面に表示されているという(笑)
メジャーなアーティストで、ホームビデオ的な映像でPVを済ませるのは完全にヒロトマーシーくらいだなと思うところで、周りに迎合しない姿勢が滲み出てますね。
フルコート(01)
同DVDで初めて登場する、PVらしいPV。
チアリーダーを呼んで撮影しており、手の込んだ内容となってます。
同PV以降、いくつかのPVで白井さんいじりが始まり、今回は他のメンバーとは違い、一人だけ黙々と食事する映像が要所に挟みこまれるという謎構成(笑)
最後は「この企画続けよう」という白井さんの一言で終わり、見た感じ高級店で食事しているような様子なので、わざわざPV用に「高級店で食事する白井さんをただ撮影した」と考えると、ふざけ具合が素晴らしいですね。
クロマニヨンズでは真面目な普通のPVばかりなので、ハイロウズのようなふざけたPVが懐かしみ。
ニューヨーク(01)
ビートルズで有名なロンドン・アビーロードスタジオでの様子や、NYの老舗ライブハウスCBGBに出演した際の映像などを織り交ぜたもの。
というのもこの時期のアルバム制作は、ミックスダウンをロンドン、マスタリングをアメリカ・ポートランドで行っていたため、映像素材が豊富にあるのでしょう。
リラックスした何気ない様子が次々と映し出される内容なので、ライブ映像よりも断然楽しめますね。
いかすぜOK(02)
毎度どうものライブ映像。
Too Late To Die(02)
フェスの映像から始まるライブ映像の詰め合わせ。
一人で大人一人で子供(02)
ニューヨーク同様、ロンドンにミックスダウンへいった時の映像が中心。
といっても、『anagel beetle』時なため、時期は違いますが。
謎に白井さんの合成写真が頻出し、気楽に作った映像であることがよく分かります(笑)
夏なんだな(03)
ライブ映像の合間に、いかにも夏らしい映像と、ライブの移動時の映像を織り交ぜたもの。
途中移るアサヒビールにちゃんとモザイクをかけている部分に、細かいところは細かいんだなと感じたところ(笑)
夏なんだな 2003夏 (03)
フェス出演時のライブ演奏かつ、音源自体そのライブのもの。
内部連絡的な張り紙すらも冒頭に映すところが流石。
「【DVDレビュー】FLASH BACK vol,2/THE HIGH-LOWS」まとめ
以上、PV集第二弾『FLASH BACK vol,2』の紹介でした。
Vol,2というタイトルなものの、PV集は2作で終わり。
そもそも活動休止後に発売されているものですからね。
1と2どちらがオススメかと言われると正直なんとも言えないところですが、バラエティに富んでるのは1かなと思うところ。
しかし映像の自由さ、という意味では2に軍配が上がり、とくに白井さんいじりは中々の面白さ(笑)
とりあえずで見ておいて損はない内容なので、ぜひ1と2セットで揃えておきたいですね。