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【DVDレビュー】FLASH BACK vol,1/THE HIGH-LOWS

スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!

 

ハイロウズ初のPV集である、『FLASH BACK vol,1』。

 

とはいえ発売したのが活動休止後というのが、なんとも言えないところで、あくまでマイペースを保つのがヒロトマーシーらしく思えます。

 

肝心の内容ですが、正直ほとんどのPVがライブ映像を切り貼りして作ったものであり、特段ひとつひとつ掘り下げて書くのが難しいところ。

 

しかしそんなことを言っては元も子も無いので、映像を一つずつ掘り下げていきましょう。

 

ハイロウズ結成当初と言えど、ファンは山ほどいるわけですし、映像にいくら力を入れてもあまり関係なく、メンバーが映ってさえいればファンは満足します。

 

それを踏まえた上かどうかは分かりませんが、逆にライブ映像ばかりのDIYな感じが他の売れているバンドとは違う、生々しさを出していると感じますね。

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FLASH BACK vol,1/THE HIGH-LOWS

ザ・ハイロウズ登場!!(95)

デビュー時のプロモーション映像。

 

レコーディング風景もあったりで、なかなか見れない珍しい光景が散見できます。

 

個人的にはマーシーも調さんも座って演奏してたのが印象的。

ミサイルマン(95)

ライブ映像やステージ裏手などの映像を切り貼りした内容。

グッドバイ(95)

同じくライブ映像中心。

 

白黒な感じの雰囲気がカッコ良いです。

スーパーソニックジェットボーイ(95)

同DVDで初めて登場する、PVらしいPV。

 

よくPVで見かけるような撮影スタジオで、セットを組んで撮ったような映像です。

 

ヒロトが妙にローリング・ストーンズのミック・ジャガーを意識している感。

胸がドキドキ(96)

おそらく名探偵コナンのOPで使用された関連で、ハイロウズのPVで唯一アニメ制作されている映像。

 

残念ながら全編では無く、ギターソロが始まったあたりで映像は終了します。

 

おそらくアニメのOPの長さに合わせているのでしょう。

相談天国(96)

やたらと映像演出に凝っている手の込んだPV。

 

炎や稲妻を透かして、妙な異世界感を演出しており、ある意味では一番浮いている映像かもしれません。

 

ノリノリな白井さんが見物です(笑)

ロッキンチェアー(96)

こちらも映像演出に凝った、撮影スタジオで録ったような内容。

Happy Go Lucky(96)

香港の街中をメンバーが散策する映像と、スタジオ演奏を合わせた内容。

 

次に紹介する月光陽光もそうですが、『Tiger Mobile』期のPVは潤沢な予算でも付いてたのかなってくらい、凝った映像が多いです。

月光陽光(96)

3D制作したステージ舞台に、ライブ映像をはめ込んだPV。

 

96年だとさほど3D技術は主流ではないはずですが、PVで使った経緯が気になるところ。

 

曲の内容と雰囲気には合っていない感じがありますが・・・

千年メダル(98)

スタジオ演奏とジャケットのロブスターの可愛いらしいアニメーションを織り交ぜた映像。

 

最後のシーンでどう見てもkkk(アメリカの白人至上主義団体)の恰好をしているのが意味深です。

真夜中レーザーガン(98)

ライブ映像オンリーのPVですが、本編の前にライブ前のリハーサル映像が映っているのが嬉しいところ。

 

今になっては懐かしい、ヒロトがフライングVを持っている姿が見れるのが貴重。

アウトドア派(98)

おそらくツアー中にどこかの浜辺で撮影した映像で作ったPV。

 

楽し気に遊んでいる光景が中心です。

ローリング・ジェット・サンダー(98)

お馴染みライブ映像主体のPV。

罪と罰(99)

ほぼDIYで制作し、ハイロウズ随一の名盤として知られる『バームクーヘン』時なため、PVも手作り感満載。

 

自前のスタジオでカメラを回して撮った映像しか使われていません。

 

途中で登場するヒロト・マーシー・調さんのエルビスごっこは必見(笑)

ハスキー(欲望という名の戦車)(99)

バームクーヘンツアーのライブ映像を切り貼りした内容。

 

この時期のヒロトマーシーのカッコ良さは異常。

「【DVDレビュー】FLASH BACK vol,1/THE HIGH-LOWS」まとめ

 

以上、サクサクとDVDの内容を紹介してきました。

 

ほとんどライブ映像ばかりですし、絶対に見るべき内容と豪語するほどではないにせよ、十分に楽しめるDVDになっているのは確かです。

 

そもそもハイロウズのライブDVDは、イベント系を除くと最初と最後のツアーしか制作・販売されていません。

 

そういった意味ではむしろPVでライブ映像を使ってくれているおかげで、各時期のライブの様子が分かるところなのでありがたいところ。

 

とくに後追いの人にとっては二度とハイロウズをライブで見れることはありませんので、映像で少しでも当時の空気感を体感し楽しめるはず。

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