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レコードを聴く際におすすめのヘッドホンを厳選して紹介

スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!

 

「レコードの温かみのある音質を損なわないヘッドホンが欲しい」
「レコードの音にぴったりハマるヘッドホンを探している」

 

そんなお悩みをお持ちの、レコードを愛して止まない人に向けて、おすすめのヘッドホンを紹介していきます。

 

ヘッドホンを紹介する記事は世の中に五万とありますが、どれもデジタル世代の人に向けたものばかり。

 

それゆえに、今回のアナログで使う前提のおすすめヘッドホンは、非常に参考となるもののはずです。

 

結論から言うと『モニター用ヘッドホン』にすべきなのですが、そもそもモニター用って何ぞや、というところから説明していきますね。

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ヘッドホンは大きく分けて2種類ある

ヘッドホンの種類というと、密閉型や開放型といった形を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ここで言う違いは形ではなく音質の話。

 

どうゆうことかと言うと、量販店などでよく見かけるような安価なヘッドホンは、大半が音質を補正しており、「低音が異様に強調された音」になっています。

 

一般的な音楽を聴く人は、そもそもさほど音に拘らず、『低音が強調=良い音』という風に考えるため、『低音が強調された売れるヘッドホン』が一般的になっている現状です。

 

しかしレコードを聴く人は、アナログの音に魅力を感じ、その音をそのまま楽しみたい人のはず。

 

レコードを低音がブーストされたヘッドホンで聴くのは、どう考えても適切ではありませんよね。

 

そこでオススメしたいのが『モニター用ヘッドホン』です。

 

モニター用ヘッドホンは「細やかな音を、原音通り聴き分ける」必要があるレコーディングで使うのが主な用途であるため、余計な音色加工が一切無いのが特徴。

 

それ故に、レコードを原音通りの音で楽しむには、まさに持ってこいのヘッドホンなワケです。

 

当然その精密さゆえ、多少値段は張りますが、一生使えるヘッドホンとしてならば、価格以上の価値は感じられるはず。

 

モニター用ヘッドホンの重要さが分かったところで、おすすめの商品を紹介していきましょう!

おすすめのモニター用ヘッドホン

SONY/MDR-CD900ST

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ソニー(SONY)
¥11,166 (2024/04/25 20:35:42時点 Amazon調べ-詳細)

タイプ 密閉型
スタイル オーバーイヤー
ドライバー ダイナミック、40mmドーム型
周波数特性 5~30,000Hz
インピーダンス 63Ω
感度 106dB/mW
最大入力 1,000mW
ケーブル長 2.5m
ケーブルタイプ ストレート
プラグ ステレオ標準プラグ
プラグ形状 ストレート
重量 約200g
付属品 なし

モニター用ヘッドホンのド定番。

 

いわゆる名器と言われるヘッドホンで、1989年に発売して以来、常にプロの現場の最前線で使われているほど。

 

ミュージシャンのPVやテレビなどでも見かけることも多く、その使用率の高さが圧倒的な品質の高さを裏付けていると言っても過言ではありません。

 

独自の機能を採用した原音通りのクリアな音質に定評があり、レコード鑑賞においてもその特性は十二分に活かされるでしょう。

 

僕は自身の音楽制作と、レコード鑑賞を兼ねて使っていますが、一石二鳥どころか一石十鳥くらいに役立っていてものすごく満足しています。

MDR-CD900STレビュー【MDR-CD900STレビュー】プロ御用達の定番モニターヘッドホン

AKG/K240MK2

タイプ 密閉型
スタイル オーバーイヤー
ドライバー径 直径30mm
周波数特性 16~28,000Hz
インピーダンス 55Ω
感度 91dB/mW
ケーブル長 3m (ストレート)、5m (カールコード、伸長時)
ケーブルタイプ 片出し、着脱式
プラグ ステレオミニ/ステレオ標準
プラグ形状 ストレート
本体重量 240g
付属品 ステレオ標準変換プラグ、3mストレートケーブル、5mカールコード、ベロア製イヤーパッド

モニター用ヘッドホンのクオリティの高さに定評がある『AKZ』の人気商品。

 

「見通しの良い、くっきりとした原音」が特徴で、俯瞰して音像を聴き分けられると評判です。

 

1万円ちょっとの値段も手ごろなので、はじめてのモニターヘッドホンとしてもオススメしやすいですね。

 

非常にソフトな付け心地も魅力的で、LPを長時間聴いても楽に聴いてられるのが至高。

SONY / MDR-7506

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ソニー(SONY)
¥12,000 (2024/04/25 20:35:44時点 Amazon調べ-詳細)

タイプ 密閉型
スタイル オーバーイヤー
ドライバー ダイナミック、40mmドーム型
周波数特性 10~20,000Hz
インピーダンス 63Ω
感度 106dB/mW
最大入力 1,000mW
ケーブル長 1.2m(最大約3.0m)
ケーブルタイプ カール
プラグ ステレオミニプラグ
プラグ形状 ストレート
重量 230g
付属品 キャリングポーチ、変換アダプター

先の『MDR-CD900ST』と並ぶソニーの人気ヘッドホン。

 

『900ST』と比べると音質の柔らく、高低音がはっきりしているので、好みにもよりますが鑑賞という意味ではこちらの方が向いているかもしれません。

 

折り畳み可能なのが非常に使いやすく、持ち運びの際の利便性が高いのもGOOD。

 

青が基調となったデザインもカッコいいので、オシャレな部屋にも合いそうです。

beyerdynamic/ DT770PRO 80Ω

タイプ 密閉型
スタイル ダイナミック
ドライバー径
周波数特性 5~35,000Hz
インピーダンス 80Ω
感度 96dB
ケーブル長 ストレート、1.6m
ケーブルタイプ
プラグ ステレオミニプラグ
プラグ形状
本体重量 約270g(コード除く)
付属品 キャリングポーチ、ステレオ標準変換アダプター

ドイツの老舗ブランドのヘッドホンで、ヨーロッパではモニター用ヘッドホンの定番品として扱われている一品。

 

日本で言うところの、先に紹介した『SONY/MDR-CD900ST』のような立ち位置と思ってもらうと分かりやすいです。

 

熟練エンジニアが全て手作業で組みたてていることからも、どれだけ拘りを持って作られているかが伝わってきますね。

 

粒立ちがよく情報量が多い音像が魅力的で、アナログの風合いを損なわず、純粋な音を聴かせてくれることは間違いありません。

 

かなりガッチリした作りに見えますが、非常に柔軟性に優れた点も特徴で、長時間のLP鑑賞にも持ってこいです。

SHURE/ SRH440

タイプ 密閉型
スタイル ダイナミック
ドライバー径 直径40mm
周波数特性 10Hz-22kHz
インピーダンス 44Ω
感度 105dB/mW
ケーブル長 3m
ケーブルタイプ カールコード、取り外し可能
プラグ ステレオミニプラグ
プラグ形状
本体重量 200g(ケーブル除く)
付属品 ステレオ標準変換プラグ付属

値段と品質のバランスで考えれば、一番と言っても過言では無い一品。

 

「マイク言えばSHURE」と言われるほど、音響機器に関して膨大なノウハウと確かな技術を持つメーカーなので、信頼性は抜群です。

 

シンプルイズベストと言わんばかりのデザインに、耳をすっぽりと覆う大きめのイヤーパッドが特徴。

 

モニター用らしく、定位感のある原音に沿った音色が特徴で、レコードでも思う存分性能は発揮されますね。

 

これだけの性能で1万円を切るのですから、とりあえずの1台で買っても後悔はしませんよ。

SENNHEISER / HD25

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ゼンハイザー(Sennheiser)
¥18,367 (2024/04/25 20:35:46時点 Amazon調べ-詳細)

タイプ 密閉型
スタイル ダイナミック
ドライバー径
周波数特性 16~22,000Hz
インピーダンス 70Ω
感度 120dB
ケーブル長 約1.5mスチールケーブル
ケーブルタイプ 片だし
プラグ ステレオミニプラグ
プラグ形状 L型
本体重量 約166g(ケーブル、プラグ含む)
付属品 ステレオ標準変換プラグ

個性的なヘッドホンのデザインが圧倒的にカッコいい1台。

 

DJ用として長らく愛されてる商品なため、圧倒的な軽量が特徴です。
それゆえレコード鑑賞で長時間使用しても疲れにくく、機能性と利便性を兼ね備えていると言えるでしょう。

 

引き締まった音色が特徴で、『原音に忠実』というモニターヘッドフォンの本来の役割から離れる部分はありますが、定番品なので紹介した次第です。

JTS / HP-535

タイプ 密閉型
スタイル ダイナミック
ドライバー径 直径40mm
周波数特性 20~20,000Hz
インピーダンス 64Ω
感度 104 dB/mW
ケーブル長 約3m(カールコード)
ケーブルタイプ
プラグ ステレオミニプラグ
プラグ形状
本体重量 385g
付属品 ステレオ標準変換プラグ付属

とにかく安いモニター用ヘッドホンがいいならばこちら。

 

サウンドハウス価格で3000円を切る商品で、逆に大丈夫か不安になって来るほどです(^^;)

 

しかしユーザーの評価は非常に高く、この価格帯では信じられないほどバランスの良い音が魅力的。

 

重量を見ると分かるように、他社製品と比べると重いのですが、その分強固な作りとなっており、多少乱雑に扱っても壊れないですよ。

 

シビアに細かい部分に拘らない人は、選択肢に入れてみて良いでしょう。

「レコードを聴く際におすすめのヘッドホンを厳選して紹介」まとめ

以上、レコード鑑賞におすすめのモニター用ヘッドホンを紹介してきました。

 

モニター用ヘッドホンという存在を今まで知らなかった人にとっては、価格の高さにビックリしている部分もあるかと思いますが、値段以上の価値はあると確実に断言できます。

 

僕も自分で実際に使うようになってから、いかに大半のリスニング用ヘッドホンが、過剰に低音を強調しているかよく分かりました。

 

低音を強調したら、それはそれでビートが強く強調され、心地よい音になるのかもしれませんが、レコードを聴く際に求めているのは絶対にそんな音では無いですよね。

 

原音通りの、演奏者の熱気がこもった音を聴いてこその、レコードの醍醐味だと思うところであるので、ぜひモニター用ヘッドホンを手に入れて、今まで以上に楽しいアナログ生活を送ってもらえると嬉しいです。

 

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