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甲本ヒロトと忌野清志郎の関係、弔辞の背景に迫る

ヒロトマーシー情報館(@HirotoMasima)です!

 

日本ロック界においての、超重要人物である忌野清志郎。
1970年にRCサクセクションとしてデビューし、紆余曲折あったものの、1980年には『雨上がりの夜空に』の大ヒットで一躍有名に。

 

産み出した楽曲の素晴らしさと、その暖かい人柄で、数多くの人から愛されました。

 

そんな清志郎と甲本ヒロトを結び付けるのは、多くの人は清志郎が亡くなった際の、ヒロトの弔辞ではないのでしょうか?

 

今回は生前のヒロトと清志郎がどんな関係であったかと、弔辞の内容について深掘りしていきたいと思います。

甲本ヒロトと忌野清志郎の関係性

ヒロトと清志郎が実際にいつから交流が生まれ始めたかというのは、定かではありません。
ブルーハーツのデビューが1987年なので、もちろんRCは大先輩。

 

少なくとも、音楽業界に入ってからできた繋がりでしょうから、1987年以降なのは確かです。
RCの所属事務所が「りぼん」、ブルーハーツが「メルダック」なので、事務所も違いますし、最初の接点は今で言うところのロックフェスのようなイベントではないかと推測できます。

 

実際に共演という形で記録が残っているのは、1988年8月14日に日比谷野音で行われた、RCサクセクションのライブ。

 

当時のRCは『COVERS』という、核や原発を歌った社会性の強い曲ばかり収録したアルバムの発売中止騒動を受け、混乱の最中。

 

実はこのライブに、ヒロトとマーシーがゲストとして参加しています。
このライブの模様は、音源&映像化されているものの、ヒロトマーシー部分は収録されておらず、残念ながら確認することはできません。

 

しかしながら、このライブが公式に出た初めての接点であることは間違い無いでしょう。
ちなみに逆にブルーハーツのライブに清志郎が出たというのは、僕の知る限りではありません。

 

その後もプライベートでは接点があったと思いますが、表立って関わるのは、かなり間が空いて2005年。
ソロアルバム『GOD』に収録された、「REMEMBER YOU」という曲に、ヒロトがボーカル&ハーモニカで参加しています。

GOD
created by Rinker
ユニバーサル

同アルバム発売を受けてのライブでもヒロトはゲスト参加しており、『2005★GOD Presents ROMANCE GRAY 35』としてDVD化されています。

あまり数が多くないですが、把握できた範囲では、ヒロトと清志郎の共演はこれらが全部。

 

清志郎が亡くなったのが2009年ですが、2011年5月に清志郎の追悼ライブ『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace』が行われており、クロマニヨンズも出演。
『ROCK ME BABY』『ベイビー!逃げるんだ。』『いい事ばかりはありゃしない』の3曲を披露しています。

参考 清志郎ゆかりのアーティストが武道館でR&Rショー6時間音楽ナタリー

この模様はCSか何かで放映されたようですが、残念ながらDVD化はされておらず。

 

2017年にはアラバキロックフェスという、東北最大級のフェスで、先にも紹介した『COVERS』のトリュビュート企画がメインイベントとして実施。
ヒロトも参加し、同アルバムに収録されている『バラバラ』を熱唱しました。

 

ちなみに僕は生で見たのですが、今まで見たライブで、トップクラスに思い出深いものとなりました。

参考 ARABAKI ROCK FEST.17プロデューサー/菅真良インタビュー Vol.3Rock is

以上がヒロトと清志郎の関係の振り返り。
次は弔辞について掘り下げていきましょう。

甲本ヒロトの忌野清志郎への弔辞

まず先に全文を見てもらいましょう。

 

キヨシロー。えー、清志郎、あなたとの思い出に、ろくなものはございません。突然呼び出して、知らない歌を歌わせたり、なんだか吹きにくいキーのハーモニカを吹かせてみたり。レコーディングの作業中には、トンチンカンなアドバイスばっかり連発するもんで、レコーディングが滞り、そのたびにわれわれは、聞こえないふりをするのが必死でした。

でも、今思えば、ぜんぶ冗談だったんだよな。今日も、「キヨシローどんな格好してた?」って知り合いに聞いたら、「ステージ衣装のままで寝転がってたよ」って言うもんだから、「そうか、じゃあ俺も革ジャン着ていくか」と思って着たら、なんか浮いてるし。清志郎の真似をすれば浮くのは当然で、でもあなたは、ステージの上はすごく似合ってたよ。ステージの上の人だったんだな。

一番最近会ったのは、去年の11月。The Whoの来日公演で、武道館の。そのとき、あなたは客席の人でした。ステージの上の清志郎じゃなくて、客席の人でした。たくさんの人が清志郎に憧れるように、あなたはロックンロールに憧れていました。僕もそうです。

そんな、いち観客どうしの共感を感じ、とても身近に感じた直後、あなたはポケットから何かを出されて。それは、業界のコネをフルに活かした戦利品、とでも言いましょうか、ピート・タウンゼントの使用するギターのピックでした。

ちっともあなたは、観客席のひとりじゃなかった。僕があまりにもうらやましそうにしているので、2枚あった、そのうちのひとつを、僕にくれました。

(ポケットの中を探る)

こっちじゃねえや……これだ。ピート・タウンゼントが使ってたピックです。これはもう返さなくていいね。納めます。ありがとう。

一生忘れないよ。短いかもしれないけど、一生忘れない。ほんで、ありがとうを言いに来たんです。数々の冗談、ありがとう。いまいち笑えなかったけど。はは……。今日もそうだよ、ひどいよ、この冗談は……。

うん。なるべく笑うよ。そんでね、ありがとうを言いに来ました。清志郎、ありがとう。それから後ろ向きになっちゃってるけど、清志郎を支えてくれたスタッフのみなさん、それから家族のみなさん、親族のみなさん、友人のみなさん、最高のロックンロールを支えてくれたみなさん、どうもありがとう。どうもありがとう。

で、あとひとつ残るのは、今日もたくさん外で待っている、あなたのファンです。彼らにありがとうは、僕は言いません。僕もそのひとりだからです。それはあなたが言ってください。どうもありがとう! ありがとう!

 

僕も改めて聴いて思わず泣いてしまいました。
歌詞もそうですが、なぜヒロトの言葉はこんなにも突き刺さるのでしょうか。

 

掘り下げるというのも野暮な事なのですが、音楽的な部分で分かりにくいところもあるので、解説していきましょう。

 

まず冒頭に出てくる、「吹きにくいキーのハーモニカ」についてです。
キーって何?というところがまず疑問だと思うのですが、ざっくり言うと「音の高さ」のこと。

 

ハーモニカは出る音の高さの違いで、様々な種類、つまり色々なキーのハーモニカがあります。
そしてよく使われるキーのハーモニカというものがあり、清志郎は通常は使わないキーのハーモニカをヒロトに使わせたのでしょう。
細かく書くとあまりに長くなるので、やや乱暴な説明になってしまいましたが、ご了承を。

 

もっと詳しく知りたい人は、こちらの記事で解説してますので、参考にしてみてくださいね。

【あのフレーズが吹ける!】甲本ヒロトと同じハーモニカ(ブルースハープ)について!

次はTHE WHO について。
ビートルズ、ローリング・ストーンズと並ぶ、イギリスの3大ロックバンドと評されるバンドです。

 

ロック好きなら憧れない人はいないくらいの、超の付く有名さ。
弔辞の内容にもありましたが、清志郎もヒロトもTHE WHOの大ファン。

 

ヒロトにおいては、ブルーハーツ時代『旅人』でWHOの代表曲『My Generation』をサンプリングしてますし、クロマニヨンズでも『49cc』の歌詞でWHOが登場。
ブルーハーツ以前のバンド「THE COATS」では『My Generation』を頻繁に歌ってましたし、どれだけ好きかよく分かります。



それでもって、「ピート・タウンゼント」とは、THE WHOのギタリスト。
Whoは全員が看板と言えるくらいのスター揃いのバンドで、ピートの人気もすざまじいもの。

 

ヒロトは彼が大好きすぎて、クロマニヨンズに入ってから『ピート』という曲を作っちゃうほどです。

【アルバムレビュー】BIMBOROLL/ザ・クロマニヨンズ

なのでどれだけピックを欲しかったかは、容易に想像できますよね。
しかしながら、その大切なピックを納めるという行動を取ったことは、それだけ清志郎に対する想いが強かったのでしょう。

 

言葉だけでなく、行動からもヒロトが清志郎をどれだけ愛していたか分かりますね。

「甲本ヒロトと忌野清志郎の関係、弔辞の背景に迫る」まとめ

ということで甲本ヒロトと忌野清志郎の関係と、弔辞の内容についてまとめてきました。
表立ってしょっちゅう共演したりはしていませんが、エピソードや行動から、どれだけ親密な仲であったか分かりますね。

 

残念ながら清志郎をライブで見る事は二度と叶いませんが、今もなお、関わりがあった人たちが、ライブを行っています。

 

代表的なところで言うと、RCでギターを弾いていた、CHABOこと仲井戸麗市。
そして元清志郎の付き人で、清志郎の覆面バンド、タイマーズのギターだった三宅伸治など。

 

ぜひライブに足を運び、彼らの中で生き続ける清志郎の魂を感じてみてはいかがでしょうか?
どうも、ヒロトマーシー情報館(@HirotoMasima)でした。

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