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【アルバムレビュー】ロブスター/THE HIGH-LOWS

ヒロトマーシー情報館(@HirotoMasima)です!

 

シンプルなロックンロールアルバムとして人気の高い3rdアルバム『ロブスター』。
A面を中心に8ビートのナンバーが多く、気分を盛り上げたい時に聞きたいアルバムですね。

 

ただ同アルバムの難点というのが、異様にキンキンした音作り。
ボブ・ラディックというアメリカの有名なエンジニアが同アルバムのマスタリングを手がけており、その人がこんな感じの音合いにした模様。

 

ちなみにボブ・ラディックはマスタリング界ではかなり有名で、「ローリング・ストーンズ」「ブルース・スプリング・スティーン」「エリック・クラプトン」なんかも依頼してるほど。
細かい経緯は分かりませんが、この後もハイロウズは基本的に同氏にマスタリングを依頼しており、「リラクシン」「angel beetle」「マスタング」の3枚は彼によるもの。
「バームクーヘン」は完全自主制作でボブが関係してないのは確実ですが、「チキポト」は確認できませんでした、ごめんさない。

 

同じ人が手がけたにも関わらず、特に「ロブスター」と「マスタング」が、耳が痛くなる音なんですよねえ。
なので繰り返しでは、あまり聞けません(^_^;)
曲の好みとは別のところで聴きにくい要因を作るのは、良くないんじゃないかと思うところです。

 

なんにせよアルバム自体は良いものなので、まずは聴いてもらいたいですね(^^)

ロブスター 楽曲解説

コインランドリー

作詞・作曲/真島昌利

 

パンクロック定番の半音移動のギターが目立つ、2分以下で終わるロックチューン。
ただ歌詞に目を向けてやると、深い言葉を発しているという、よくあるパターンです。

 

雑誌を読んで CDを聴く わかったことが一つだけある バカは不幸が好きなんだ

 

という言葉はまさに、TVや雑誌で取り上げられる芸能人などの離婚・不祥事などで騒いでいる人らを皮肉っており、「バカは不幸が好きなんだ」と言い放つあたり、マーシーの言葉の切れ味がカッコイイですね。

E=MC2

作詞・作曲/真島昌利

 

タイトルにある「E=MC2」とは、「質量とエネルギーの等価性」を現わす数式で、アルベルト・アインシュタインが、特殊相対性理論の帰結として発表したもの。
はい、意味が分かりませんね(笑)

 

細かいことはさておき、とりあえずアインシュタインが導き出したエネルギー関係の数式とだけ覚えておきましょう(^_^;)

 

楽曲内においてやたらと白井さんのキーボードが宇宙っぽい電子音で目立っているのも、曲のテーマが宇宙的要素を含んでいるからですね。
ブルースの定番曲で、マディ・ウォーターズの「フーチー・クーチー・マン」が急に入って来てるのが謎ですが、カッコよければ全て良し。

不死身のエレキマン

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

同アルバムの代表曲の一つで、ファンの人気も高い一曲。
ゴリゴリなロックナンバーでして、「カッコイイ男=エレキマン」として歌われています。

 

ライブではヒロトがフライングVを持って演奏するのか見どころであり、盛り上がる要因でした。

 

自分が自分の世界の主人公になりたかった 子供の頃から憧れてたものに なれなかったんなら 大人のフリすんな 第一希望しか見えないぜ 不死身のエレキマン

 

という一節が素晴らしく、「自分が憧れていたものになってこそ大人だ」というヒロトらしい信念が見えます。

ブカブカブーツ

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

Aメロの一部、およびBメロ全編で白井さんの単独ボーカルという珍しい一曲。
ちなみにwikiの情報に間違いがありまして、Aメロに関しては、「ブカブカブーツ」の部分はヒロトボーカルで、正しくは「でかいブーツを買う」の部分が白井さんボーカルです。

 

全員で歌うと白井さんを騙して、他のボーカルを消すというやり方をしたそうで、ハイロウズらしいわきあいあいさ、が伝わってきて楽しいですね。
曲調としてはミドルテンポなロックナンバーで、「ブカブカブーツ」という語感が良くて作ったのが感じられ、歌詞にさほど意味はありません。

ピストン

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

1st収録の「ビッグ・マシン」以来のヒロト作、下ネタソング。
「ピストン」の方がさらに露骨度が増していますね(^_^;)

 

足りない部分の 穴をうめてやる 欠けてる部分の 穴につっこみたい 暗いところ 火花をちらしてあたためたい

 

この部分なんて、まさにそのまんまですよねえ(笑)
全体を通してバイクの音がフューチャリングされており、そこがカッコよさを助長してますね。

有名

作詞・作曲/真島昌利

 

基本的にマーシー大好きな僕ですが、正直この曲は激しく微妙。
アレンジの感じも気だるく、どうもあまり印象に残りません。

 

才能は多分 夢を見る力

 

という歌詞が唯一、いつもの輝くマーシーを感じられます。
「才能なんてものは無くて、それよりも夢を見る力が大事なんだよ」という珠玉のメッセージが込められていますね。

そうか、そうだ

作詞・作曲/真島昌利

 

有名に引き続き、これまたイマイチな楽曲。

 

とはいえ、

 

活字なんかより 行政なんかより 宝石なんかより 俺の方が正しい

 

という歌詞にあるように、「常に俺が正しいんだ」という、ロックスターらしい信念が見えるところは純粋にカッコいいですね。

風の王

作詞・作曲/真島昌利

 

同アルバムに収録されているマーシー曲では、有無を言わせない一番の名曲。
マーシー御用達の金子飛鳥さんのストリングスアレンジも入っており、キャッチーなメロディと美しい言葉に引き込まれます。

 

意味無し言葉で 一日ヤリクリ

 

という一節がこれぞマーシーといった感じで、「意味の無い言葉で一日を過ごしていく」という表現は、本当にマーシーしか出せないと思うばかり。

 

アルバム未収録トラック集、「frip flop」に同曲のバージョン違いが収録されており、「タンバリン音の削除」、「バッキングギターをエレキからアコギへ変更」など微妙な違いが見られ、こちらのバージョンも良いですよ。

ゲロ

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

少数派かもしれませんが、同アルバムのヒロト曲で一番好きなのが「ゲロ」なんですよね。
歌詞に感動するとかそういうことじゃなくて、聴いてるだけで無性に楽しくなってくるのがポイント。

 

サビのコーラスが、「ゲロゲロ」連呼とかもう最高ですね(笑)

 

まずけりゃ 吐くぜ まずけりゃ 吐くぜ ストレートに ぶちまける

 

という歌詞が痛快で、単に「ゲロ」だけでなく、「言いたいことを吐く」という意味もかけられてるのかなと思ったり。

千年メダル

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

シングルカットもされた、ハイロウズ屈指の人気ラブソング。
もちろん良い曲なのですが、ハイロウズのラブソングだったら、先に紹介したflipflopに収録されている「そばにいるから」の方が断然好きだったりもします。

 

僕が眠るのは 君の夢を見る時 僕が歩くのは 君に会いに行く時

 

という一節が神がかっており、ヒューストンズ時代の『歩く花』並の名フレーズですね。

 

ギターソロでは珍しくスライドギターを使っており、いつもと違った音色が楽しめるのもグッド。
「そばにいるから」もスライドギターが使われた曲で、わりかし近い時期に発表されたことも考慮すると、この頃マーシーはスライドギターにハマってたと思われます。

真夜中レーザーガン

作詞・作曲/真島昌利

 

歌詞の内容を見るに、バイクに乗っている時の痛快さを表現した歌のように思えます。
シングルカットもされており、キャッチーなロックナンバーですね。

 

マーシーらしい深い詩というのはあまり無いですが、バイクを「真夜中レーザーガン」と表現するのは独自性が垣間見えます。
バイク・オートバイをテーマにしたヒロトマーシーの曲は数多くありますが、マーシー作だったら、一番は夏のぬけがら収録の「オートバイ」でしょう。

夏の地図

作詞・作曲/甲本ヒロト

 

アコギ1本弾き語りでも似合いそうな、シンプルな名曲。
綺麗な情景が眼前に浮かんで来るような言葉が紡がれており、ヒロトらしさが感じられます。

 

すべての季節が 過ぎ去っても 僕は夏のまま 宝物の地図 胸のポケットに入ったまま

 

という一節が最高ですね。
「夏」というのは一番楽しく・高揚する季節で、「今がどんな季節であろうと、自分にとって今は夏なんだ」という、常に楽しむという姿勢が感じられます。

「【アルバムレビュー】ロブスター/THE HIGH-LOWS」まとめ

 

以上、3rdアルバム『ロブスター』の紹介でした。
記事を書くにあたり久しぶりに聴きなおしましたが、このアルバムは8-12曲目の流れが至高ですね。

 

A面は圧倒的な勢いがあるので、そこも良いですね。
そのため余計に「有名~そうか」の中だるみ感は否めません。

 

作曲の面で見ると、いわゆる安定的なのはヒロトの方で、マーシーはかなりふり幅が大きいんですよね。
それゆえにマーシーが良い方に触れた時は、常軌を逸する名作を出してくるわけで、そこが天才たる所以。

 

アルバムを通してキャッチーな曲も多く、「千年メダル」「真夜中レーザーガン」など有名どころも入っているので、初心者も楽しめる一枚に仕上がっているとは思います。
気になった方はぜひ聞いてみてくださいね!

 

どうも、ヒロトマーシー情報館(@HirotoMasima)でした。

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