スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
「クロマニヨンズのitunesって無いの?」
「クロマニヨンズの音楽配信を聞きたいけど見当たらない」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
結論を申し上げますと、クロマニヨンズの音楽配信は無いですし、今後も配信されることは絶対にあり得ません。
この記事ではヒロトマーシーファン歴10年以上の僕が、その理由を分かりやすく解説していきます!
3分程度で読めますし、ヒロトマーシーの考えが分かりますのでまずはご一読を。
クロマニヨンズは尋常じゃないほどアナログに拘っている
レコードブーム再来と言われる昨今、大手CDチェーンのHMVがレコード専門店を出店するなど動きが盛んです。
そんなブームとは全く関係なく、ヒロトとマーシーはずっとアナログレコードに拘り続けています。
ブルーハーツでは初期3作のみアナログレコード盤が存在しますが、ハイロウズ以降は毎アルバムごとにアナログ盤を発売してきました。
その理由は純粋に彼らが、レコードが好きだからということに他なりません。
彼らが青春時代、音楽を聴くツールと言えばレコードが主流でした。
そしてレコードを通じて音楽に出会い、衝撃を受け、バンドを始め、日本のロックシーンの伝説となったのです。
レコードが彼らに与えた影響は計り知れません。
それ故に彼らはレコードという物質と、その音に拘っているのです。
どれくらい拘っているのかというと、現在作られているクロマニヨンズのCDは、レコードの音を録音して作られています。
もっと詳しく説明すると、原盤としてレコードを作りその音を再生して録音した音声データがCDになっているのです。
すなわちCDのマスターはレコード。
ここまでレコードに拘っているのは日本では彼らだけではないかと思います。
第一、普通こんなCDの作り方はしませんよね(笑)もはや職人の域です。
そしてレコードの仕様まで並々ならぬ拘り。
60年代のヨーロッパで主流であった『60年代フリップバックE式盤』を可能な限り再現しています。
詳しくはこちらのインタビューで語ってますので、参考にどうぞ。
参考 ヒロト&マーシーのあふれるアナログ愛 あの名曲に隠された誕生秘話withnewsこれらのエピソードで、どれだけヒロトマーシーがアナログを愛しているか、分かってもらえるかと。
ストリーミング配信が好きではない
とあるラジオで、「ボタンを押しただけで数万曲聞けるということに全く面白みを感じない」と、ヒロトは発言しています。
前述したような並々ならぬアナログ愛があるがゆえに、配信を好ましく思ってないんですよね。
マーシーも明言はしていないですが、もちろん同じ考えでしょう。
ヒロトorマーシーどちらの発言だったか定かではないですが、「針を落としてレコードを聴くという行為が好き」とも言っており、普通の人が手間と感じる、その行為自体が好きなのだと。
聴くために必要な動作が、ある種の曲に入り込むためのルーティーンになる部分もあるでしょうし、より集中して曲を聴き込めるでしょう。
また、配信だと自分の所有感が0なんですよね。
人間は好きなものは自分の手元に置いておきたい性質を持ってまして、好きなアーティストなら、なおさら、レコードやCDなどの実態のあるものを持っておきたいところ。
それはヒロトマーシーも同じ。
時代はどんどん移り変わり、今やストリーミングが全盛。
アーティストからすれば、配信をするのは当たり前ですが、頑なに配信しない姿勢がカッコイイですね。
管理人自身も、好きなアーティストの音源は実物が欲しいので、今後もクロマニヨンズの配信はいらないと考えてます。
なぜブルーハーツだけitunes配信があるのか?
現在のヒロトマーシーのバンドはクロマニヨンズですが、過去にはブルーハーツ・ハイロウズと活動してきました。
しかし、唯一ブルーハーツだけ音楽配信が存在するのです。
その理由が権利関係。
詳しくは語られないので不明ですが、ブルーハーツの権利は当時のレコード会社が保有しているようです。
そのため、本人たちの意にそぐわない音楽配信や、はたまたパチンコとのタイアップ、度重なるベスト盤再発、などが自由に行われるそうで。
こういった経緯もあり、ハイロウズからはあくまで権利は自分たちで保有する形を取っています。
そのために設立されたのが、有名なヒロトマーシーの会社『合同会社ハッピーソング』。
故にハイロウズ・クロマニヨンズの配信は一切無いですし、不必要なベスト盤の乱発も無いです。
今後も音楽配信される可能性は、ほぼ0と言っても過言ではありませんね。
「クロマニヨンズのitunes配信がない理由!レコードへの拘りとは」まとめ
以上、クロマニヨンズに音楽配信が無い理由をまとめてきましたが、それは並々ならぬアナログへの愛ゆえ、ということを分かっていただけたかと思います。
僕もレコードを聴くのでよく分かるのですが、「デジタルでは決して得られない原体験」が、アナログの音には詰まっていると感じるんですよね。
レコードよりさらに時代を遡ると、「蓄音機」に辿り着くのですが、これがまた音楽鑑賞の最終境地と言えるほど。
2018年に北海道新冠の『レ・コード館』に行ってきたのですが、そこで聴いた蓄音機の迫力が、今も鮮明に耳に焼き付いてます。
実際に聴くとヒロトマーシーが蓄音機について豪語する理由がよく分かりますよ。
ということで、ヒロトマーシーが尋常ではなほど愛して止まないアナログを、ファンなら実際に聴いて欲しいと思うところ。
ここまで読んでいただけたら、気になっている人も少なからずいるはず(笑)
しかし僕も始めそうだったのですが、何をどう揃えればレコードが聴けるのかって、初心者にとっては、チンプンカンプンなんですよね。
そこで初心者の頃の自分に教えるつもりで、別の記事で分かりやすく解説しました。
難しそうに見えて、案外手軽に始めることができるレコード視聴。
ぜひ参考にして、楽しい音楽ライフを送っていただけると嬉しいです(^^)
追記:クロマニヨンズの配信が開始!
ヒロトマーシーと言えども時代の流れには逆らえなくなってきたようで、最新作のライブアルバムが配信されました。(参考記事)
9月22日までの期間限定となってますので、ぜひ『amazon music umlimited』の無料体験を利用して聴いてみてはどうでしょうか。
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