スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
知る人ぞ知る、下北沢の老舗中華料理屋『珉亭』に行ってきました!
1964年創業で、まさに下北沢の歴史を語る上では外せない同店。
実はこのお店、まだ有名でない頃、現クロマニヨンズ(ex. ブルーハーツ、ハイロウズ)ボーカル『甲本ヒロト』、俳優『松重豊』がアルバイトしていたことで有名なんです。
80年代は下北沢のカルチャームーブメント全盛であり、音楽・演劇などで成功を夢見る若者が多数いました。
彼らだけでなく、そんな若者たちが働き、語り合う場所が珉亭だったようです。
自分は訪れるのはこれで3度目なんですが、歴史ある空気感に感動してきて、食事に集中できないんですよね(笑)
ということで早速お店の紹介をしていきましょう。
下北沢珉亭とは
場所は下北沢駅から徒歩4分、350mと駅からのアクセス抜群。
お店の外観はこんな感じの、2階建て店舗です。
ちなみに近くに『下北沢ろくでもない夜』というライブハウスがあるのですが、ここはもともと『下北沢屋根裏』というライブハウス。
ブルーハーツもインディーズ時代は頻繁に出ており、ライブ後に来たりしていたのかなという想像ができたり。
キャッチフレーズが『世界で3番目に旨い店』というのもカッコイイのですが、味はめちゃくちゃ美味しいですよ。
店内にはサインがずらりと並ぶ
店舗は1階と2階がありますが、ヒロトのサインが飾られてるのは2階。
知らないと1階に座ってしまいそうですが、「2階でいいですか?」と言ってそそくさ上に上がっちゃいましょう。
下北沢では有名なお店なだけあって、多数の著名人が訪れているようで、ところ狭しとサインが飾られています。
テレビなどメディアでも頻繁に取り上げられますしね。
こちらがヒロトのサイン!
88年1月とあるので、2nd『YOUNG AND PRITTY』を出した後くらいですね。
ライブ後にでも来たのでしょうか?
忌野清志郎のサインも発見。
名だたる人物が訪れているのがよく分かりますね。
なんとヒロトの弟で、俳優の「甲本雅裕」のサインも。
なぜ猫なのか分かりませんが、可愛らしいサインですね。
冒頭に書いた、松重豊のサインも。
「ここから出発しました」という一言が良いですよね。
珉亭のおすすめメニュー
珉亭の看板メニューと言えば、なんと言っても『ラーチャン』。
半ラーメン・半チャーハン&付け合わせキムチといったセットです。
日本唯一とも言える、赤いチャーハンなんですよ。
具材をよく見ると分かるのですが、チャーシューが赤いのがその理由。
方法は分かりませんが、チャーシューを赤いタレか何かで味付けしており、そのためチャーシューが赤くなって、炒めるとチャーハン全体が赤くなるようです。
味はどうなの?って思うかもしれませんが、特に一風変わった味はせず、王道の塩味が効いたチャーハン。
赤いとか関係なく、無茶苦茶旨いチャーハンですよ。
ラーメンはシンプルな細麺の醤油ラーメン。
あっさりしていて、塩味の効いたチャーハンと一緒に食べると、スープ代わりで抜群に合います。
付け合わせのキムチも、いわゆる辛いキムチではなく、甘味がある感じで、辛いのが苦手な人でも普通に食べれますね。
これだけ長い間お店が続いてるのは、確かな味があり、惹きつけられる人が後を絶たないからなんだろうなというのを、強く感じました。
『【甲本ヒロト・松重豊がバイトしていた】下北沢の有名中華料理屋、珉(みん)亭に行ってきた!』まとめ
ちなみに栃木・宇都宮にも同名のお店があり、暖簾分けしたお店だそうです。
過去に栃木のライブに行った際、ヒロトがMCで珉亭の話題を出していたので、ちゃんと覚えてるんだなあと思ったところ。
珉亭はクロマニヨンズファンにとっては、ヒロトゆかりの地としてのイメージが強いですが、純粋に中華料理屋として魅力的なお店。
憧れの人が働いていた場所に行ってみるという理由もありつつ、ぜひ美味しい中華に舌鼓をうってもらいたいですね。
街としても魅力あふれる街なので、下北沢に訪れた際にはふらーっと散策するのも楽しいですよ。
店舗名:江戸っ子ラーメン 珉亭
営業時間:11時30分~23時30分
定休日:月曜日