スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
今日は、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトが使っているハーモニカについて書いていきたいと思います!
ブルーハーツ、ハイロウズとたくさんの楽曲でハーモニカを使っているヒロトですが、
数々の名曲を聞いて、「自分も吹きたい!」となりませんか!?
自分がまさにそうで、今から約4年半前にハーモニカを始めました。
といっても、8か月くらい練習してそこからギターの練習ばかりするようになってので、上達が止まってますが・・・。
音楽経験が全く無く、これから初めてハーモニカを手に取るという人は、何を買えばこの曲を吹けるのだろうかと悩むはずです。
僕もそうでした。
そこで、今回の記事では細かい理論は抜きにして、どのハーモニカでどんな曲を吹けるといった感じで記事を書いていきたいと思います!
スペシャル20 Special-20
ヒロトの使っているハーモニカは、ホーナー(HOHNER)という会社のスペシャル20というハーモニカです。
値段も手ごろで、初めてのハーモニカにもオススメできるものですね。
いわゆる10ホールズハーモニカというもので、その名の通り穴が10つあるハーモニカです。
細かい説明は省きますが、穴を吹いた時と吸ったときで違う音が出るので、20の音が出せると考えてください。
ライブを見に行くと、ヒロトが何種類もハーモニカを用意してますよね。
あれはなぜかというと、ハーモニカは種類によって出る音が違います。
もう少し詳しく言うと、曲のキー(主となっている音、というイメージです。)によって、音の合うハーモニカが違います。
これ以上書くと理論的な話になってしまうので、まずは楽しく吹き始められるように、いろんなキーのスペシャル20を紹介していきます(^^)
キーC
基本中の基本の「C」のハーモニカです。
いわゆるピアノのドレミファソラシドという音が鳴ると思ってください。
はじめに買うハーモニカは、できればこのC調をオススメします。
教本を見て練習するにしても、C調を基本として説明してますので、入門用と考えてもらって結構です。
吹ける曲は、
「TOO MUCH PAIN」
「チェインギャング」
「僕はここに立っているよ」
「年をとろう」
「遠くまで」
「休日」※マーシー曲ですが。
「セッション」※コーツ時代に山本正之さんのアルバムに参加して演奏した曲。
「青春」
「あさくらさんしょ」
などなどです。
おそらくハーモニカをやったら吹きたい曲ナンバーワンであろう「TOO MUCH PAIN」が吹けるのです!ぜひ、最初はC調にしてみてください。
キーD
これもよく使われるキーですね。
吹ける曲は、
「チャンス」
「ラインを越えて」
「平成のブルース」
「緑のハッパ」
「天国生まれ」
「ママミルク」
「バナナボートに銀の月」
「愛はいらない」
「アウトドア派」
「エイトビート」
「底なしブルー」
「49cc」
「ムーンベイビー」
などなど。
キーG
個人的に一番使うキーのハーモニカ。なぜならマーシー曲で良く使うからです(笑)
吹ける曲は、
「ハートブレイカー」
「空席」
「ルーレット」
などなど。
キーF
吹ける曲は、
「ガタガタゴー」
「今何歩」
「ナンバーワン野郎」
「南から来たジョニー」
などなど。
キーA
青空を吹くためによく使います。
キーE
「ブルースをけとばせ」
「ミーのカー」
などなど。
キーB
「ミサイルマン」
まとめ
ということで、ハーモニカの種類ごとにまとめてきました。
とりあえず初めは難しいことを考えずに、キーCをきっかけに吹きたい曲をどんどん練習していけばいいと思います!
上記の曲名リンク先へ行くと、ハーモニカの譜面が見れますので練習の際にはぜひご利用ください。
おすすめの教則本は別記事で紹介してますが、ヒロトが好きなら『これで完璧!ブルース・ハープの基礎』という一冊がオススメ。
ヒロトのインタビューも載っている教本であり、ファンならまさに一石二鳥の一冊ですよ。
既に絶版ですが、中古で手ごろな値段で手に入ります。
また、ギターの弾き語りと合わせてハーモニカを吹きたい人は、「ハーモニカホルダー」が必須。
おすすめのハーモニカホルダーを別記事でまとめてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめのハーモニカホルダーを紹介【弾き語りに最適】