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モータウンサウンド入門の12曲

ポピュラー音楽史の歴史において、切っても切り離せないのがモータウン。

 

その独創的なサウンドは「モータウン・サウンド」と呼ばれ、そのアレンジは今もなお色んな曲に取り入れられるほど、普遍的なものになっています。

 

アフリカ系アメリカ人が所有するインディーズレーベルでありながら、膨大な曲をビルボードチャートトップ10に送る偉業を成し遂げるなど、まさに伝説と化しているレーベル。

 

長い歴史の中で経営難に陥ることなどもありつつも、今もなおレーベルの名前としては存在し続けています。

 

今回はそんなモータウンの全盛期と言える60〜70年代にフォーカスを当てて、入り口に聴いてもらいたい曲を紹介していきたいと思います。

 

ポップな心地良い曲ばかりなので、ぜひ少しでも気に入って貰えたら嬉しい限りです。

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モータウンを代表する音楽

シュープリームス/恋はあせらず


最初は三人組女性コーラスグループのシュープリームス。

 

代表曲のひとつ「恋はあせらず」は、モータウンビートの代名詞とも言える一曲で、踊りたくなるようなジェームズ・ジェマーソンのベースラインが最高です。

 

個人的に一番好きなモータウンのアーティストがシュープリームスだったので、最初に紹介したところ。

 

他にも「愛はどこへ行ったの」「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」など名曲が盛りだくさんですので、ぜひ余裕があればそちらも聴いてみてください。

ジャクソン5/帰ってほしいの


のちにソロで世界的アーティストになったマイケル・ジャクソンが所属していた、実の兄弟による五人組グループ。

 

初めて白人の人気を集めた黒人アイドルとも言われ、モータウンからデビューするや否やヒット曲を連発し、一世を風靡しました。

 

多数の有名曲がありますが、まず最初に聴いて貰いたいのはデビューシングル「帰って欲しいの」。

 

猛烈にポップでキャッチーな曲なので、その楽しさに浸ってみてください。

テンプテーションズ/マイ・ガール


61年にモータウンからデビューしたコーラスグループ「テンプテーションズ」。

 

メンバーチェンジを繰り返しながらも、今もなお活動を続けており、代表曲に『マイ・ガール』があります。

 

印象的なギターのアルペジオでも知られるところ。

 

オーティス・レディングやローリング・ストーンズがカバーしていることでも知られ、多数のミュージャンからリスペクトを受ける名曲でもあります。

スティーヴィー・ワンダー/愛するデューク


世界を代表するシンガーの一人である、スティーヴィー・ワンダー。

 

多数のヒット曲がありますが、最初に聴いてもらいたいのは、印象的なホーンのイントロを一度は聴いたことがあるであろう「愛するデューク」。

 

ちなみにデュークとは、彼が敬愛するジャズミュージシャンであるデューク・エリントンのこと。

 

その他にも圧倒的な歌唱力に裏打ちされた多数の名曲がありますので、ぜひ色々と聴いてみて貰いたいです。

 

因みにボブ・ディランの「風に吹かれて」なんてのもカバーしてますよ。

マーヴィン・ゲイ/ホワッツ・ゴーイン・オン


数多くの名曲を産み出したモータウンを代表する人物の一人である「マーヴィン・ゲイ」。

 

有名な曲の一つに「ホワッツ・ゴーイン・オン」が挙げられ、当時の社会情勢が反映されたメッセージ性の強い内容です。

 

ソウルフルな歌声が力強く、魅力溢れる楽曲の数々にぜひ触れてみてください。

 

あとタミー・テレルとのデュエット曲の「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」も個人的に大好きな曲なので、紹介しておきます。


コモドアーズ/マシン・ガン


のちにソロ活動で世界的な成功を収めた「ライオネル・リッチー」が所属していたファンクバンド「コモドアーズ」。

 

ポップな方向にも行ったりとスタイルは変化して行きましたが、最初におすすめしたいのはファンクなインストナンバー「マシン・ガン」。

 

強烈なグルーブ感溢れるノリの良い一曲です。

スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ/ユーヴ・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー


モータウンの設立にも参加し、副社長も務めたスモーキー・ロビンソンによるバンド「ザ・ミラクルズ」。

 

ヒット曲「”You’ve Really Got A Hold On Me”」はビートルズがカバーしたことでも知られ、圧倒的に美しい3連のバラードです。

 

ちなみに「スモール・フェイセス」「ゾンビーズ」もカバーしていたり。

 

色んなバージョンをぜひどうぞ。

フォー・トップス/アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ


続いて1965年にアイ・キャント・ヘルプ・マイセルフで全米一位のヒットを放ってるコーラスグループ、「フォートップス」。

 

当然にまず聞いてもらいたい曲は「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」。

 

モータウンらしい重厚でポップなナンバーで、自分も大好きな曲の一つ。

アイズレー・ブラザーズ/ツイスト・アンド・シャウト


無名時代のジミヘンがツアーメンバーに参加していたり、「ツイスト・アンド・シャウト」がビートルズにカバーされたりと、ロック史的な面でも外せないのが「アイズレー・ブラザーズ」。

 

最初に聴いて貰いたいのは勿論「ツイスト・アンド・シャウト」ですが、その他にも「Shout」など名曲が満載です。

 

ビートルズバージョンは知ってる人でも、ぜひオリジナルを聴いてみてください。

マーサ&ザ・ヴァンデラス/ヒート・ウェイヴ


95年にはロックの殿堂入りも果たしたマーサ&ザ・ヴァンデラス。

 

最大のヒット曲は「ダンシング・イン・ザ・ストリート」ですが、今回紹介するのは数多くのロックミュージシャンにカバーされている「ヒートウェーブ」。

 

カバーアーティストをざっと挙げても、「ザ・フー」「ザ・ジャム」「ザ・キンクス」などなど名だたる面々。

 

日本ではコレクターズなんかがカバーしています。

 

掛け合いがすごく印象的なキャッチーな曲なので是非に。

マーヴェレッツ/プリーズ・ミスター・ポストマン


最後も女性コーラスグループということで、「マーヴェレッツ」を紹介。

 

ビートルズがカバーした「プリーズ・ミスター・ポストマン」のオリジナルで知られ、モータウンがリリースした楽曲で初の全米1位を取った曲としても知られています。

 

コーラスワークが美しい一曲で、ぜひモータウンらしいキャッチーさに耳を傾けてみてください。

「モータウンサウンド入門の10曲」まとめ

ということでモータウンの名曲を10つに絞って紹介してきました。

 

入門ということで、限られた数ではありましたが、歴史ある偉大なレーベルであり、他にも多数の名曲が存在します。

 

今まで聴いたことが無かった方でも、少しでも気に入った曲があれば、そのアーティストの他の曲を色々と聴いてみてはどうでしょうか。

 

この記事で少しでもモータウンの魅力が伝わったならば幸いです。

モータウンサウンド入門の10曲 『動画版』