スズキサトシ(@sasa_rhythm)です!
1974年にアメリカ・ニューヨークで産声を上げたラモーンズ。
ロンドンパンクムーブメントの火付け役となった『セックス・ピストルズ』などに大きな影響を与え、「パンク=ラモーンズ」と言っていいほどの存在です。
当サイトのテーマでもあるヒロトマーシーにも絶大な影響を与え、日本のみならず世界中にラモーンズに影響を受けたバンドが山ほど。
3コードにキャッチーなメロディと非常にシンプルで分かりやすいラモーンズですが、その中でも特に、これからラモーンズを聴くという人におすすめしたい曲を紹介していきます。
珠玉の名曲ばかりですので、気に入る曲が見つかること間違いありませんよ!
なお順位は思いっきり主観的なものなので、ご了承ください(^^;)
ラモーンズの名曲ランキング
1位 Blitzkrieg bop
言わずと知れたラモーンズのデビューシングルで、一番知名度の高いであろう曲。
『電撃バップ』という邦題で知られています。
イントロ及びアウトロの掛け声が印象的で、これだけで一気にパンクの世界に持って行かれますね。
4つしかコードが使われておらず、パワーコード一辺倒で引き倒す様は、圧倒的にカッコ良し。
2位 THE KKK TOOK MY BABY AWAY
ボーカルジョーイ作の非常にキャッチーな一曲。
ギターのジョニーにガールフレンドを取られたことをきっかけに作られた曲ですが、経緯はともかく無茶苦茶に良いんですよね。
いつもの8ビート一辺倒のラモーンズ曲からは外れる曲調なのが、バンドとしての幅広さを感じるところ。
3位 DO YOU REMEMBER ROCK ‘N’ ROLL RADIO?
5thアルバム『End of the Century』の冒頭を飾る、ラモーンズの代表曲のひとつ。
一瞬で耳に残るリズムパターンが印象的で、思わず踊り出したくなるような一曲ですね。
ベースラインにロックンロールの定番フレーズが入っており、ルーツを確かに感じることができる名曲です。
4位 Baby I Love You
最初聴くと「本当にラモーンズの曲なの?」と疑いたくなるような、切なくてキャッチーなポップソング。
それもそのはず、同曲のオリジナルは1960年代のガールズグループ『ロネッツ』。
ロネッツのプロデューサーとして有名なのがウォール・オブ・サウンドの生みの親『フィル・スペクター』ですが、ラモーンズの同曲収録のアルバムのプロデューサーも彼なので、合点が行くところ。
ボーカルのジョーイがガールズグループを好んでいたので、そういった経緯もあり、取り上げたのでしょう。
ちなみにカバー曲にも関わらずラモーンズ史上一番売れた曲であり、ちょっと複雑ですよね(^_^;)
5位 Sheena Is A Punk Rocker
3rdアルバム『Rocet to Russia』収録の、同アルバムの代表曲。
いかにもラモーンズといった8ビートのシンプルなロックナンバー。
『シーナはパンクロッカー』という邦題で知られ、日本でも人気の高い曲ですね。
6位 Rockway beach
タイトルはニューヨークに実在するビーチで、同地をテーマにした一曲。
ミュージシャンによくある故郷の光景をテーマにした内容ですね。
シンプルでキャッチーなサビが、すぐに口ずさめます。
7位 Suzy Is a Headbanger
ライブでヘッドバンガーをする女性をテーマにしたような一曲。
パンクでお馴染みの半音移動のパワーコードフレーズが、とにかく気持ち良いです。
実際のライブでそんな女性を見てインスピレーションが沸いたのでしょうか。
8位 Do You Wanna Dance
1958年にボビー・フリードマンが発表した楽曲のカバー。
ラモーンズだけでなく、ジョンレノンやT・レックスなど様々なアーティストにカバーされている人気曲です。
どんな曲をカバーしても誰もが分かるラモーンズサウンドになるのが凄いところで、聴き惚れること間違いありません。
9位 I Wanna Be Your Boyfriend
「あなたのボーイフレンドになりたい」とシンプルに歌う珠玉の名曲。
初代ドラマー『トミー・ラモーン』の作であり、代表曲『Blitzkrieg bop』も共作として関わっており、作曲面においてもバンドに多大な貢献を果たしている人物です。
ラモーンズには珍しいミドルテンポの曲ですが、どんな曲調でもピッタリハマるのがバンドの力。
10位 Let’s Dance
1stアルバム唯一のカバー曲で、オリジナルは『クリス・モンテス』。
これまで紹介して来た中にもカバーがいくつかありますが、選曲といいアレンジのセンスといい秀でたものを感じるところ。
11位 Danny says
名盤と名高い5thアルバム収録のラブソング。
中盤でエレキギターが入ってくる部分の心地よさと言ったら、なんとも表現しがたいものがあります。
『ラモーンズ=早い曲』みたいなイメージが一般化してるので、美しいバラードもあると知ってもらいたく取り上げた次第。
12位 Chinese rock
ジョニー・サンダースバージョンが有名ですが、実はラモーンズも演奏してます。
同曲には面白いエピソードが存在。
ベースのディーディーと元テレビジョンのリチャード・ヘルが共作した曲なのですが、ラモーンズに持って行ったところ「暗い」として却下。
リチャードが在籍していたブレイカーズで演奏されてウケたため、ラモーンズでも取り上げるに至ったという。
13位 Rock & Roll High School
ラモーンズが出演したことでも知られる、同名映画のために作られた一曲。
いかにもラモーンズと言った疾走感のある内容です。
映画自体もコメディ感のあるものですが、ラモーンズ曲も満載で、ぜひ見ておきたい作品ですね。
14位 Pinhead
『GABBA GABBA HEY!』という掛け声が印象的な一曲。
ライブの定番曲の一つで、ボーカルのジョーイがプラカードを持って登場するのがお決まりでした。
パワーコードぶっちぎりのリフが印象的ですね。
15位 Beat on the beat
悪ガキをバットで打ちのめせとひたすら叫ぶ物騒な曲(^_^;)
分かりやすい怒りの感情がこもっており、これぞパンクといった精神を感じます。
小さい頃の思い出が歌詞のアイデアになったそう。
「【パンクの王様】ラモーンズの名曲ランキング15選!」まとめ
以上、ラモーンズの名曲を紹介してきました。
とりあえず一通りの曲を聴いてもらえれば、「ラモーンズってこんな感じなのかな?」というのは掴めるはず。
ぜひ好きな曲を見つけてもらって、そこから徐々に聴き込んでいって貰えると嬉しいですね。
パンクそのものとも言えるバンドですし、パンクロックの入り口としても非常に分かりやすいのでオススメ。
パンクに限らず音楽の世界は奥が深いですが、知れば知るほど面白く、間違いなく人生が面白くなります。
ぜひ人生を豊かにするためにもルーツミュージックを楽しんで欲しいですね。
また配信でも良ければ『amazon music umlimited』で、ラモーンズは全曲聴けます。
無料で試せますので、気になる人は使ってみてくださいね。
詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ。
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