バンドのボーカリストが、叩いているのをよく見かける楽器がタンバリン。
自分も楽曲の中で叩いてたりするのですが、単純そうに見えて非常に奥が深い楽器です。
しかも一口にタンバリンと言っても、皮付きのものから、皮無しのもの、はたまたそれ以外と様々な種類が存在。
今回は、タンバリンをバンドサウンドにおいて用いる場合を想定して、自分の経験も踏まえながら、おすすめのタンバリンを紹介していきたいと思います。
ぜひお気に入りのタンバリンを見つけていただき、サウンドに華を添えてみてください。
バンドサウンドに使うタンバリンの選び方
細分化すると実に多様な種類がありますが、代表的なところで皮付きと皮無し(モンキータンバリン)の2種類があります。
バンドで使う場合、基本的には皮無しのモンキータンバリンがおすすめです。
というのも皮付きは主にオーケストラや吹奏楽で用いられるタイプであり、大半のポピュラー音楽では皮無しが主となっています。
そして商品にもよりますが、皮無しの方がシンバルの「ジャン」という音が大きく、バンドサウンドの中でも埋もれず前に出て来るのを実感してますね。
自分自身、知識も無く一番最初に買ったのが皮付きの安いタンバリンでしたが、後に皮無しを買って音の違いにびっくりしました。
決して皮無しが悪いというわけではなく、あくまでボーカルがアクセントとして叩くなら皮無しがおすすめということなので、一応その点を押さえていただければ。
では早速おすすめのタンバリンを見て行きましょう。
バンドにおすすめのタンバリン
PEARL ( パール ) / PTM10GH
個人的にイチオシなのはこちらのパールのタンバリン。
自分もメインで使ってますが、流石天下のドラムメーカーPEARLなだけあって、作りがしっかりしており、鳴りも良いです。
しかもホルダーが付属しており、ドラムセットに据え付けると、リンゴスターばりにハイハットをジャラジャラ言わせることもできる優れもの。
ドラムも叩けるボーカリストは稀でしょうが、曲によってはバンドのドラマーに使ってもらうこともできるので、利便性は高いと感じます。
思いっきりミックス済みなので参考になるか分かりませんが、一応このタンバリンを叩いてる曲を貼っておきますね。
LP ( ラテンパーカッション ) / LP174 Black タンバリン
値段が張る分高級感がある煌びやかな音色で、プロ仕様のタンバリンという声もあるほどの商品。
手首への負担を軽減する設計になっているのも、叩きやすさに一役買っています。
正直金額で迷いが出る部分かとは思いますが、破損しない限りは半永久的に使えるのがタンバリンですので、思い切って良いものを買うのも良いのでは。
社名通りドラム・パーカッション専門のメーカーですので、安心感は抜群です。
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / DTF10 Red タンバリン
とにかく安いタンバリンが欲しい場合は、サウンドハウスによる安価メーカーであるPLAYTECH製が選択肢に。
正直実際に叩いたことが無いのでなんとも言えないところですが、値段が値段だけにあまり期待はしない方がいいのかも。
ただ楽器自体の音量が小さかったとしても、ライブならPAでバランスを取って貰ったり、レコーディングならミックスでなんとかすることもできるわけですから、タンバリンの役割は最低限果たせるはず。
「バンドにおすすめのタンバリン」まとめ
ということでバンドサウンドにおすすめのタンバリンを紹介して来ました。
タンバリンといっても商品・種類ごとに音が違いますし、人それぞれ求めている音が違う部分も。
まずは無難なパール・LPなどのタンバリンを使ってみて、どうしてもしっくり来なかったら別のを検討してみるのもいいかもしれません。
自分はパールのタンバリンで現状満足して使えてますので、参考にしてみて貰えると幸いです。