こんにちはスズキサトシです。
昨日に引き続き、ミュージシャン・音楽家のための確定申告について書いていきたいと思います!
今日は確定申告するにあたり事前に出しておくべき書類、『開業届』と『青色申告承認申請書』について書いていきます(^^)
これらの書類は、国税庁HPからダウンロードできますので、
先にダウンロードしてから記事を一緒に見て行った方が分かりやすいと思います。
前回の記事をご覧になってない方は、先に前回の記事をご覧ください。
ミュージシャン・音楽家の開業届・青色申告承認申請書の書き方
『開業届』とは、その名の通りこれから「開業(自分で商売を始める)」しますということを、税務署へ知らせるための書類です。
この書類と合わせて、後述する『青色申告承認申請書』を提出することにより、税金が各段に安くなるのです!
ということで、まずは開業届の書き方について解説していきます。
①提出する税務署名
提出する税務署の名前を記載しましょう。
基本的に提出する税務署は、住所地の所管税務署になるので、
渋谷区在住なら渋谷税務署といった具合になります。
②住所・電話
住所、電話番号を記載します。
③自宅と会社が別といった場合に記載。
例えば、自宅は渋谷にあるけど、経営している事務所は千葉にあるといったように、自宅と会社が別といった場合に記載します。
僕のように自宅しかないという方は記載しなくてOKです。
④名前、⑤生年月日、⑥マイナンバー
そのまま記載しましょう。
⑦職業 (例)音楽家
職業を記載します。バンドマンならば、音楽家と書くのが無難かと思います。
例えば、自分で音楽教室を運営していれば『音楽講師』になりますし、
音楽レーベルを運営していれば『音楽レーベル運営』などになります。
特にこの欄については細かく描く必要も無いので、
バンドをやりながらフリーで音楽講師をやってる場合でも、一括りで音楽家でOKでしょう。
⑧屋号 (例)音楽レーベルなど
屋号とは、単純に会社名だと思ってもらって構いません。
例えば『ABCレーベル』という音楽レーベルをやっていれば、ここにはそう書きます。
バンドやってるだけで特に組織のような形でやっていない場合は、空欄でOK。
⑨、⑩
指定の場所に〇を。
⑪開業日
事業を始めた日です。
昔からやってて初めて書類を出すという方は、提出日にしておくのが無難です。
⑫、⑬
指定の場所に〇を。
⑭事業の概要
バンドならば例示したような内容になるでしょう。
あくまでざっくりとした記載でOKです。
⑮、⑯
人を雇っている場合は人数を記載しますが、大半のバンドは全部自分たちでやるでしょうから0と記載。
⑯も画像個所に〇をしましょう。
青色申告承認申請書の書き方!
次に青色申告承認申請書を解説していきます。
そもそも青色申告って何?という方もいるでしょうが、
ここではとりあえず「税金を安くして申告できるのが青色申告」という程度の認識でOKです。
上部分は開業届と一緒なので説明を省略します。
①提出する年度
H30.08.01に提出するとしたら、H30年分と記載しましょう。
②名称、③住所
開業届の際に説明したようにレーベル運営などの場合はレーベル名を記載しますが、無い場合は空欄、自宅住所のみ記載します。
④、⑤、⑥
画像箇所に〇。
⑦、⑧
画像箇所に〇。
⑧については、使う会計ソフトによって異なる場合もありますが、さしたる違いもないので、
画像箇所に〇をしておきましょう。
「ミュージシャン・音楽家の開業届・青色申告承認申請書の書き方」まとめ
以上が『開業届』、『青色申告承認申請書』の書き方になりました!
繰り返しになりますがこれらの書類は、国税庁HPからダウンロードできますので、
各自ダウンロードの上ご記入ください。
書き方に沿って書類を完成させ、税務署に提出すればまずは第一関門突破です( `ー´)ノ
最後に、提出する前に事前にコピーを取るのを忘れないようにしましょう!
税務署で控えを返してくれることは無いので、提出した証拠と見返す時のため必須です。
次回以降は具体的に申告書類をどうやって作るのか、という胆の部分を解説していきますので、
ご覧いただけると嬉しいです。
また僕は「ココナラ」というサービスで、1000円定額&回数無制限で申告や税金に関する質問を受け付けています。
僕に直接相談したい場合は、「ココナラ」でまずはDM相談していただけると幸いです!
確定申告で悩むミュージシャン必見!
確定申告が大変なミュージシャンの方は会計ソフトを使った方が楽なので、検討してみることをお勧めします。
関連記事 ミュージシャンがFreeeで確定申告をした方が良い理由
ミュージシャンがFreeeで確定申告をした方が良い理由